真言宗豊山派仏教青年会は、真言宗豊山派の若いお坊さんが、社会貢献等の活動を通じて、仏教の良さを伝え、親しみを持ってもらうことを目的としています。
昭和32年に発足して以来、北海道から沖縄にいたるまで、全国に約3,000もの寺院があり、そのネットワークを活かし社会や地域のニーズに即した活動をしています。
地域の子どもたちにお寺でプチ修行体験をしてもらう研修会や、定期的に写経・写仏講座も催し、仏教の素晴らしさ、楽しさを広めています。また、僧侶が研鑽を図るため研修会や、戦争や震災で亡くなられた方への鎮魂の法要なども精力的に行っています。
近年では東日本大震災復興に関する事業に力を入れています。仏教の精神をもとに「僧侶だからこそできる支援」「地元にネットワークがあるからこそできる活動」を続けています。
復興に関わる過去の活動としては、宮城・福島に軽消防車を寄贈した他、被災地の小学校へランドセルを送り、義援金を直接渡しました。また現在でも、毎月21日に足立区西新井大師で太鼓のチャリティー演奏をし、毎年お盆には相馬市、南相馬市での激励コンサートもしています。
3月11日の「東日本大震災復興への祈り 復幸 〜お大師さまとともに〜」では、若手僧侶が東京国際フォーラムにて法要とコンサートを行います。また、サックスプレイヤーの渡辺貞夫さんや太鼓奏者の林英哲さんと共演し、お経・サックス・太鼓のコラボレーションを舞台で披露します。また、チケット代の一部を義援金として福島・宮城・岩手の被災三県にお渡しします。
震災から4年が経過した現在、あの時の記憶を風化させないことが大切です。
被災地のだれもが、また幸せを感じられるように。共に祈りましょう。
真言宗豊山派仏教青年会
東日本大震災復興への祈り 復幸 〜お大師さまとともに〜
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