2015/3/13 バヒド・ハリルホジッチの言葉

今朝ピックアップするのは、バヒド・ハリルホジッチ!
日本代表 Samurai Blue 新監督!

いったいどんな方なのか?

去年のワールドカップ、ベスト16で対戦したドイツを最後まで苦しめた、アルジェリアを率いた監督です!0−0のまま延長に突入、ドイツはその延長戦で2点を入れますが延長後半の終了間際、アルジェリアは1点を返しました。結果は、1−2で敗れましたが、ギリギリまで王者ドイツを追いつめました。

そんなハリルホジッチさん、1952年10月15日生まれ、旧ユーゴスラビア現ボスニア・ヘルツェゴビナのご出身。現在、62歳です。選手時代は、フォワードでした。当時ユーゴスラビアの トゥルビナ・ヤブラニツァ、ヴェレジュ・モスタル、さらに、フランスのナント、パリ・サンジェルマンでプレーしました。

ユーゴスラビア代表にも選ばれ、通算8ゴールをマーク。
1982年、ワールドカップ スペイン大会にも出場しました。

監督としてのキャリアは、自身もかつて所属した地元のヴェレジュ・モスタルでスタート。その後、アフリカへ渡ります。モロッコのラジャ・カサブランカというクラブで、アフリカ王者になりました。続いて、フランスのリールを指揮。当時2部にいたリールを昇格させ、さらに、昇格1年目でリーグアンの優勝争い。結果、3位に食い込んで、年間最優秀監督に選ばれました。

指導者としての評価はどんどん上昇し、名門パリ・サンジェルマンの監督に就任。 フランスカップで優勝するなど結果を残しますが、彼の経歴を追った記事によると、フランスの新聞レキップの記者を練習から締め出したことをきっかけに、フランスの全メディアを敵に回してしまい失脚。

フランスを去ったあと、いくつかのクラブを経て、2008年、コートジボワールの代表監督に就任。2010年のワールドカップ 南アフリカ大会出場を決め、23戦無敗、という ものすごい記録をほこりましたが、アフリカネーションズカップでアルジェリアに負けた試合が 政治的に利用されることになり、ワールドカップを前に監督の座を追われました。

選手からも慕われているようで、去年のワールドカップで率いたアルジェリア代表のマジド・ブゲラ選手は

バヒドには本当にお礼を言いたい。
どん底だったチームをここまで引っ張り上げてくれたことに感謝している。

延長の末、ドイツに負けた後、泣いてましたからねー。

ハリルホジッチさん、こんなことを語っています。

プレッシャーは大好きだ。
プレッシャーこそが、モチベーションの源だ。

どんなチームを作るのか、楽しみです!