2015/3/20

国連防災世界会議

おとといまで仙台市で開催されていた国連防災世界会議。各国の閣僚による会議では、それぞれの国が責任を持って地球温暖化対策に取り組むべきだという意見が相次ぎました。特に、南太平洋クック諸島の代表は、バヌアツが強力なサイクロンの直撃を受け大きな被害が出てしまったことを受け、「気候変動のために、サイクロンの回数も増えている。毎年、サイクロンの季節が心配だ」とコメントしました。ちょうど会期中にバヌアツを強いサイクロンが襲い、この会議に来日していたバヌアツのロンズデール代表は急遽帰国されました。

さまざまな団体が緊急募金を募っていますが、Yahoo基金もバヌアツへの支援を受け付けていて、みなさんから寄せられた寄付と同じ額をYahoo JAPANからも寄付。つまり寄付金額が2倍になるマッチング募金を募っています。【寄付が2倍】バヌアツサイクロン被害緊急支援募金

梅の種からブックカバー

大阪府にある紙のメーカー「三陽製紙」は、和歌山県で梅を加工製品にしたあと、その種の多くが捨てられてしまうことに着目。梅の種から作った炭を使った再生紙を開発。ブックカバーとして商品化しました。

日食と太陽光発電

ヨーロッパでは、今日3月20日、部分日食が起こります。ドイツでは、現地時間午前9時半から正午にかけて部分日食が起きて、最大で太陽の80％が欠けるということで、太陽光発電の発電量が急激に変化して、電力供給が不安定になるのでは？という心配の声があがっていました。

しかし、これに対して、ドイツ商工会議所は「備えが充分で何ら問題はない」というレポートを発表しています。

ちなみに、1999年にドイツで部分日食が起きたときは、多くの人が観測のため外に出たことで消費電力量は下がったそうです。

今年も、4月18日19日に、代々木公園を中心に、アースデイ東京が開催されます。
現在、そのボランティアスタッフを受け付け中です。
興味をお持ちになった方、アースデイ東京のウェブサイトをチェックしてください。アースデイ東京