2015/3/20

アルペンスキーのワールドカップでリンゼイ・ボンが8勝目 

アルペンスキーのワールドカップ(W杯)はきのう、フランスのメリベルでスーパー大回転最終戦が行われました。女子はヒザの靭帯断裂からおよそ2年ぶりに復帰しているアメリカのリンゼイ・ボンが、1分7秒70で今シーズンの8勝目を挙げました。出場をスーパー大回転にフォーカスし、アルペン女子の通算最多勝利という記録を67に伸ばし、種目別優勝をきっちり果たしました。

リオ五輪のテスト大会の詳細発表 

2016年リオデジャネイロ五輪組織委員会は、今年7月から本格化する予定のテスト大会の詳細を発表。来年5月まで行われる44大会の大半が、国際競技会になり、7800人を超える選手の参加が見込まれています。中でも今年8月のトライアスロンや、来年3月のシンクロナイズドスイミングなどは、五輪予選を兼ねることになります。新設会場での競技も多い中、ゴルフコースは今年11月、テニスセンターは12月にテスト大会を開催。貴重なリハーサルとなりそうです。

東京五輪レスリングは幕張が有力か!?

2020年東京五輪の会場見直しで、大会組織委員会が東京ビッグサイトから、変更を検討しているレスリング会場として、千葉県の幕張メッセが有力候補に挙がっていることが関係者の話で判明しました。幕張以外に都内の施設も、検討対象となっていて、組織委などは今後世界レスリング連合と協議します。正式に決定すると、さいたま市に会場が変わったバスケットボールなどとともに、晴海の選手村から20キロ以上離れるため、選手への負担が懸念されます。

渡辺康幸氏が住友電工陸上部の監督に就任

早稲田大学の駅伝監督を今月末で退任する渡辺康幸氏が、住友電工陸上部の監督に就任することが発表されました。

きのう東京都内で記者会見し「世界選手権や五輪で入賞するマラソン選手を育てたい。最終目標はメダリスト。ゼロからの挑戦」と抱負を述べています。陸上部の練習拠点は兵庫県にありますが、当面は2008年の北京五輪長距離代表で、早稲田大学出身の竹沢健介選手を、東京で指導することになっているとのことです。これについては「昔のスピードを取り戻し、復活させないといけない」とコメントしました。

陸上の実業団では個人の活躍より駅伝チームが評価される場合が多いのですが、マラソン選手の育成に専念できる環境を約束されたことが、渡辺監督が決断する「決め手」になったとのことです。