2013年01月20日の放送にいらしたゲストの方々です。

Guest : 秦 基博


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火曜ラジペディアのナビゲーターにも就任、ダブルタイトルシングルをリリースする秦基博の登場!

クリス:2010年10月以来、2年3ヶ月ぶりのご出演ですね。今年はウィークデー深夜24時からの火曜ラジペディアを担当されているということですが、今回初のラジオレギュラーなんでしょ?やってみてどうですか?
秦:楽しいです。あまり時間を気にせずに喋ってるんですけど、最後の締めの時「何秒までに締めろ」って言われるとあわあわしちゃいます。良い事言おうとするんですけど、上の空になっちゃって。
クリス:そういう時どうなっちゃう?
秦:全然言われた時間に終われないっていう(笑)早めに終わってしまうっていうのがよくありますね。
クリス:エンドコメントは決めておくんですよ。後は適当にふにゃふにゃ言っててさ。それで「残り30秒です」って言われた時に決め台詞を言えばいいんだよ。
秦:勉強になります。ふにゃふにゃ言ってていいんですね(笑)
クリス:全然大丈夫ですよ!深夜ラジオで原稿ガチガチに読んでてもつまんないじゃん!秦基博のふにゃふにゃをファンは聞きたいんですよ。
秦:分かりました、ふにゃふにゃ言っていきたいと思います(笑)
クリス:ポーターさんは誰なんですか?
秦:先週初めて女性の作家さんだったんですけど、一番話が弾みました。
クリス:もちろん弾みますよね。
秦:その前の2週が変わり者の2人だったんですよ。曲の間とか一言も喋ってくれないし、目も合わせてくれなくて。
クリス:そりゃだめだな!曲間の会話が大事なのに!
秦:長渕剛の会話だけ食い付いてくれました(笑)

クリス:この間のラジペディアは大雪の翌日だったでしょ?
秦:そうなんですよ、3時くらいに終わって帰ろうと思ったんですけど、タクシーが全然いなかったんです。六本木界隈をみんなで手分けしてタクシー捕まり次第連絡するという人海戦術を取って、30分くらい徘徊してました。
クリス:寒くなかった?
秦:寒かったです(笑)
クリス:想像すると面白いね。秦基博が一人で息白くさせてさ、「いねえよなあ〜」ってやってるの。

クリス:1月16日ダブルタイトルシングルをリリースしました。タイトルを教えてください。
秦:「初恋/グッバイ・アイザック」です。
クリス:「初恋」は非常に切ない曲ですね。ちなみに秦くんの初恋はいつだったんですか?
秦:小学校4年生でした。
クリス:どんな子だったんですか?
秦:運動神経がいい子でした。僕、中学校2年生くらいまで片想いでずっと好きだったんですよ。中2の夏に転校してしまいまして、恋は終わってしまいました。
クリス:何て名前ですか?
秦:いやいや、それはまずいです(笑)
クリス:大丈夫ですよ、昔のことですから。下の名前は?
秦:下の名前もやめてください!これだけは本当にだめです・・・。
クリス:そんなに想ってたんだ。言わないってことはネタになんかも出来ないくらい大切な思い出だと。
秦:何年間も想ってたので。

クリス:前作「Dear Mr.Tomorrow」は秦くんがアレンジから作詞・作曲まで全部やったんですよね?
秦:楽器もセルフプロデュースでやりました。
クリス:今回のプロデュースはなぜ亀田さんに頼んだんですか?
秦:「初恋」が結構マイナー調な曲で美しい世界観になっていたので、アレンジでロックな男らしさが入るといいかなと思って、亀田さんにお願いしました。
クリス:亀田さんと仕事してどうでした?
秦:曲の特徴をはっきりブラッシュアップしてくれるんです。マイナーなテイストを膨らますという意味で、チェンバロ的な音を入れたりしてます。これを聞いたらこの曲を思い出すっていうイメージ付けをして下さったのがさすがでした。
クリス:より個性を際立たせるということですね。

クリス:ダブルタイトルシングル「グッバイ・アイザック」のタイトルはどこから付いたの?
秦:アイザックは万有引力を発見したニュートンのことです。自分の殻とか常識的なことを越えて新しい自分になりたいという意味を込めて、引力にさよならを告げるというタイトル付けました。
クリス:この曲は、鼻歌で作ったんでしょ?
秦:そうなんです。僕、ギター弾きながらじゃないと作れないんですけど、これだけ車を運転中に鼻歌で作りました。鼻歌で作っても後からコードのせた時に、最初のイメージと違うことが多くてボツになることが多いんですけど、これはすっと作れました。
クリス:この曲はアニメ「宇宙兄弟」のエンディングテーマのために書き下ろしたんですよね?
秦:実は試曲は元々あって、その中から選んでもらいました。引力とかジャイアントステップとか宇宙にまつわる言葉が入ってるんですけど、たまたまなんです。
クリス:そうなんだ、運命めいたものがありますね。

クリス:1月30日に通算4枚目のオリジナルアルバムを発売するということですが、タイトルを教えてください。
秦:『Signed POP』と言います。
クリス:その由来は?
秦:今回、秦基博流のポップを追求して作ったアルバムだったので、自分のサインを入れたポップっていう意味で付けました。
クリス:収録曲はどんな風に仕上がりましたか?
秦:ソウルもあればファンクもあるし色んなジャンルが詰まってます。
クリス:このアルバムを引っ提げたツアーも始まるけど、どんな感じにする予定?
秦:バンドを引き連れたツアーなんですけど、弾き語りとか、アコースティックのセッションも含めて、色々組み込んでいけたらいいなと思ってます。
クリス:ツアー出る前体力作りとかする?
秦:詞を書いてると、体を動かすどころじゃないんですけど、しなきゃなと思ってます。

クリス:最後に今年の目標を教えて下さい。
秦:それこそ、体を鍛えようかなと思ってます。打ち上げが続いて、夜の時間にお酒を飲むことが多くなるので、ツアーが終わるとだいたい太ってるんですよ。なので今回のツアーファイナルは痩せてようかなと思います。
クリス:ハードロックな曲入れればいいじゃん。ともかく消耗する(笑)
秦:ライブで痩せるっていう(笑)考えときます。

番組恒例★ピンポンボックス

◎ 今一番欲しいものは?
秦:ルンバです。ほこりが溜まるんで(笑)
クリス:最近喋るルンバもあるんだよね?
秦:そうなんですか!?
クリス:そうそう、だから寂しくないみたいな。
秦:僕は喋んないやつがいいです。
クリス:家の掃除とかはマメに出来ない方ですか?
秦:マメにやろうと思うんですけど、フローリングにはよく溜まってしまうんで。

◎ 他人には理解してもらえなさそうな些細な悩みは?
秦:右に流したいのに、右の前髪の端が左側にカールしてくることです。
クリス:癖なの?
秦:癖が強いですね。パーマかけてないのにパーマみたいな髪の毛してるんですよ。毎朝のことなんですけど、ストレス感じてます。

◎ 家の中で一番落ち着くところは?
秦:テレビの前あたりだけホットカーペット敷いてるんですけど、そこに一直線になって天井見つめながら寝るのが落ち着きます。
クリス:テレビ見ないで?
秦:左の顔半分くらいは気にしてるんですけど、基本ぼーっとするのが最高です。
クリス:枕なしで?
秦:なしです。仰向けになったりうつ伏せになったりコロコロするのがいいですね。
クリス:熊ですね、冬眠中の熊が寝返ってるみたいな(笑)

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Guest : 吉井和哉


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ソロデビュー10周年のベストアルバムをリリース!
吉井和哉さんの登場!

クリス:昨年9月以来のご出演ですけど、10kg痩せられたということで凄いストイックですね。
吉井:年齢も年齢なんで、今落としとかないと50代が危険だと思いまして。トレーニングと食べ物で10kg落としました。
クリス:9月に来た時も肥えてた感じはしなかったですけど。
吉井:そうですか?タバコ止めたんで凄い落ちました。
クリス:やっぱりタバコ止めると落ちるんだ。結構ストイックですね。
吉井:「スタイルもギャラの内」っていうミック・ジャガーの教えを。
クリス:ロッカーは太っちゃいけませんもんね。特に再結成で20代の時はモデルバリバリじゃんって人が30年ぶりに見るとおおおお!!ってぶったまげる時ありますもんね。
吉井:ギターの幅よりも、体の幅が大きくなっちゃだめ!っていうのはあります。
クリス:後、ギターとかベースをお腹に載せちゃだめ。それスチールギターだろ!っていう。普通なら垂直なのに、水平にして弾いてる人もいますからね。

クリス:2013年はソロデビュー10周年ということで、おめでとうございます。
吉井:ありがとうございます。
クリス:10年前と言いますと、この六本木ヒルズがオープンした年でした。
吉井:僕もさっき調べたら、2003年10月1日の僕のソロデビューした日が新幹線の品川駅が開業した日らしいんですよ。僕よく使うんで嬉しいんですよ。
クリス:素晴らしいですね。他にもiTunesストアがアメリカでスタートしたり、「なんでだろ〜」が流行ったり「毒まんじゅう」が流行語大賞だったり。

クリス:1月23日にソロ10年の集大成となるベスト盤をリリースされるわけですが、タイトルを教えて下さい。
吉井:『18(エイティーン)』と言います。
クリス:これは、“カズヤ”ですか?
吉井:はい、それと“18番”が満載という意味と、1月8日がイエローモンキーが解散ライブやった日だったり、僕が会社を独立したのも1月8日で、自分の心機一転の日だったりするので。
クリス:あと、デヴィット・ボウイの誕生日ですね!
吉井:そうなんですよ!復活してくれて嬉しい限りなんですけど。
クリス:余談ですが、うちのカミさんの誕生日でもあるんですよ。
吉井:あ、おめでとうございます(笑)
クリス:これ、収録曲の曲順は吉井さんが決めたということですが、どういうプロセスで決めたんですか?
吉井:シングルが全部入っているような、グレイテスト・ヒッツではなくて、新曲を5〜6曲入れた新しいベストの形を取りました。
クリス:自分の過去の曲はあまり聞かないと思いますけど、こういう企画を通して改めて聞き直すとどうでした?
吉井:僕がデビューした時、ニューヨークでマスタリングさせてもらって、自由の女神が遠くに見える凄い良い景色の中で制作していたんです。今回も去年の秋にニューヨークに行って同じ景色を見ながら制作していたんですけど、やっぱり精神状態が出るもんだなと思いましたね。声や楽曲のトーンなんかも、曲を聞くと当時の自分が蘇って来ます。

クリス:「血潮」なんですが、フラメンコギターが入っているといつもの吉井さんとは違う気がしますね。
吉井:沖仁くんが弾いてくれたんですけど、僕結構スパニッシュ系の曲が好きでイエローモンキー時代も作ったりはしてたんです。今回はソロなんで、ゲストミュージシャンに入ってもらって作りました。
クリス:吉井さんの楽曲には「血」という言葉がやたら多いですよね。血が好きなんですか?
吉井:ボキャブラリーがないですよね(笑)血イコール、魂や業のイメージで血を選んでるのかもしれないです。
クリス:切っても切れないという感じでしょうかね。でも本当多いですよ。
吉井:もう次の10年は血を封印します(笑)使ったら罰金!
クリス:そんなこと言わない方がいいんじゃないんですか(笑)

クリス:今度リリースされるアルバム『18』の初回盤にはファン垂涎のライブ音源の入ったCDや、ドキュメンタリー映像を収めたDVDも入っているということなんですが、どんなDVDなんですか?
吉井:ロードショー公開された「YOSHII CINEMAS」とかも入ってますし、僕訳詞のオアシスのカヴァーも入ってます。
クリス:ベスト盤を引っ提げたツアーも始まります。タイトルを教えてください。
吉井:「GOOD BY YOSHII KAZUYA」です。いいものをあなたにという意味と、今までの吉井和哉に一回さよならして、また新しい吉井和哉になります!という意味合いも含んでます。
クリス:ツアーファイナルは、5月18日(土)福島のあづま総合体育館であるんですが、福島をラストにしたのはどうしてですか?
吉井:震災の後は、ミュージシャンが結構仙台でライブをやったり被災地に行ったりとかしてたんですけ、何年か経っても行くべきだと思って行くべきだと思いました。それ以前にも、今回は大都市以外の町に行くというのもテーマにしているので、何かあったかいものを届けれたらいいなと思ってます。
クリス:吉井さん、震災以降メッセージの出方も変わりましたもんね。
吉井:そうですね。今までは人に迷惑ばっかりかけてたんで、この辺で世の中に恩返ししないとと思いました。フリーマーケットもそのライブの当日にやりまして、衣装とかレアな楽器も放出しようかと!
クリス:本当!?楽器はどんなものを出すんですか?
吉井:シンセとか打楽器、ギターもベースも出そうと思ってます。
クリス:これファンは嬉しいね。

番組恒例★ピンポンボックス
◎ 宇宙旅行に行けるとしたらどこに行きたい?
吉井:とりあえず月には行ってみたいですね。本当に僕らのイメージする状況なのかなと。
クリス:米国の旗が立ってないんじゃないかとか。
吉井:ネオン街があって、宇宙人のスナックとかもあるんじゃないかと(笑)

◎ 一番始めに見に行ったライブは?
吉井:チープ・トリックでした。
クリス:武道館ですか?
吉井:いや静岡のホールで見ました。
クリス:どうでした?
吉井:黄色い歓声が凄かったですね。
クリス:その時はもうギターとか弾いてたんですか?
吉井:うっすらやっていました。最初にコピーしたのがチープ・トリックだったんですよ。
クリス:何の曲をコピーしてたんですか?
吉井:「クロック・ストライクス・テン」という曲です。
クリス:あこがれのバンドが最初のコンサートということですか。
吉井:興奮しました!その後、名古屋にアイアン・メイデンというヘビメタバンドのライブ見に行ったんですけど、ずっとヘッドバンキングしてました。
クリス:初めて見たコンサートって焼き付いてますよね。
吉井:あそこから人生間違えた気がしますね(笑)
クリス:じゃあチープ・トリックが居なければ、今の自分はいないと!
吉井:僕は教師とかやってるでしょうね!(笑)

◎ 好きな同性は?
吉井:田中邦衛さんですね。この間の大雪の時に、事務所の前の雪かきしたんですよ。その時、今俺すげえ田中邦衛さんだなと思って。
クリス:あ〜北の国からね。
吉井:あと、ヨシイ・ロビンソンの時は、山梨に住んでたんですけど、大雪が降った時は田中邦衛さん状態でした。坊主だったし(笑)
クリス:俺も13か14歳の時に渋谷で田中邦衛さんを見ました。3〜4人でストーキングみたいになってて、ちょっと怪しまれた思い出があります。

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