Guest : ナオト・インティライミ
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新曲リリースに、主演ドキュメンタリー映画も公開! ノリに乗るおまっとぅり男、ナオト・インティライミが登場!
ナオト:“インティ”が太陽、“ライミ”が祭り!日出づる国のおまっとぅり男、ナオト・インティライミです!よろしくお願いします。 クリス:1年8ヶ月ぶりのご登場です。紅白にも出たりと、順調に音楽の道を突き進んでいらっしゃいますが、今度は銀幕デビュー!ということで、昨日から初の主演ドキュメンタリー映画『ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー』が全国公開されています。ロードムービーなんですよね? ナオト:そうです。ナオトの旅を映画にしたいと言って下さる方がいて、「お前の好きな国に行って、したいように旅している所をたまたまカメラが撮ってるから」と言われて、段取りや仕込みは一切なしのドキュメンタリーになっています。 クリス:何人ぐらいで行ったの? ナオト:カメラマン、監督、アシスタントの方、僕の4人です。アフリカ・エチオピアに2週間、コロンビアに2週間、カリブ海のドミニカ共和国とトリニダード・トバゴに2週間行きました。 クリス:楽しかったですか? ナオト:8年半前の28カ国巡った世界一周の一人旅以来のバックパックの旅だったので、心の革命が起きるほどの刺激がありました。旅に出なきゃ分かんねえなぁって思う事をたくさん感じました。 クリス:一つ思いつく新しい発見何か教えて頂けますか? ナオト:この瞬間を逃すな!という“Catch the Moment”というキーワードが自分の中に浮かびました。エチオピアのハマル族という裸の少数民族が居るんですけど、その民族の方々と一緒に僕もほぼ真っ裸で生活させてもらったんです。彼らって、ずっとぼーっとしているですよね。それで一緒にぼーっとしていたら最初は落ち着かなかったんですけど、だんだん気持ちよくなってきたんです。それで、何で最近ぼーっとしてないんだと思ったら、僕たちは携帯に忙しいんだと気付きました。現代人は電車待ちの数分間や信号待ちの20秒ですら待てないんですよ。無意識にポケットから携帯を出して、下を向いてる。でもその瞬間に、この世界では素敵なことがたくさん起きているんじゃないかと思うんですね。流れ星が流れたり、UFOが通った!とか筋雲や桜がキレイだとか、そういった事を見逃してしまっているのはもったいないという思いを抱いて“Catch the Moment”という言葉が自分の中に浮かびました。大人になるとなかなか心の革命って起きないと思うんですけど、旅に出てドーン!とくらいましたね。 クリス:旅に出ると携帯とは無縁になりますね。 ナオト:ハマルだったら電波も電気も火も何もないので、3〜4万年前からずっと同じ生活しているんですよ。 クリス:このドキュメンタリー映画には喜怒哀楽全てのインティライミが入っているということなのですが、怒哀の度合いはどれくらいですか? ナオト:かなりブチ切れてるナオト・インティライミも入ってますよ。39℃の熱が出て相当参っている映像もあったり、生々しいものになってたりするので、ナオト・インティライミの音楽に興味がないという人にも1人の男の記録として見て欲しいです。
クリス:4月17日にニューシングルをリリースされます。タイトルを教えてください。 ナオト:「恋する季節」です。 クリス:「恋する季節」!西城秀樹! ナオト:そうなんですよね(笑)。 クリス:聞いた事あるな〜と思って調べたら、西城秀樹さんのデビュー曲なんだよね。 ナオト:この間、さだまさしさんに「恋する季節」という新しい曲を出しますと話たら、「お前それ、40年前のタイトルだぞ」って言われました。 クリス:どういう思いを曲にしたんですか? ナオト:CMソングで始めお話を頂いて、春を自分なりに考えたところ、春って街中が何か起こりそうな予感に包まれているような季節だと思ったんです。けど、そういう時期って実は一番自分と向き合う期間でもあるのかなとも思いました。日本の場合、4月から学校や会社が始まりますし、「俺の夢って何だっけ、戦えてるのかな」とか考えて自分と向き合うタイミングも出てくると思うんです。そう考えた時に「こっからやろう!」という衝動が生まれてきたり、恋愛だと始めは好きかどうか分からなかったけど、徐々に高まって「やっぱ好きだー」ていうポップコーンのように弾ける感情や行動が生まれたり。そういう心の動きをパックした曲になってます。 クリス:ナオト節全開の、元気ソングですよね。この曲は旅の合間に作ったんですか? ナオト:そうですね。昔からなんとなくメロディのアイディアはあった曲をグッと落とし込んで作りました。歌詞は、旅から帰ってきてから出来たので、その影響もあります。例えば、「1秒後奇跡が始まるから」という歌詞がサビの最後にあるんですけど、旅に行くと1秒1秒で景色が変わったり、人との距離が変わったりするんです。外国人が目で挨拶する1秒にHello/Nice to meet you/Good-byeのような出会いと分かれが凝縮されてたりする感覚あるじゃないですか。そういった意味で、1秒後に世界は変わるんだと考えるようになったのは、旅の中で研ぎすまされた感覚です。5月にアルバムも出すんですけど、旅の最中に歌詞を書いたり歌入れしたりしていたので、その瞬間の感覚的なことが作品になってます。
クリス:来月からの全国ツアーはどんなツアーになりそうですか? ナオト:踊るナオト・インティライミがみられたり、色んな僕を見せていこうと思います。僕のライブは“移動式パワースポット”と呼んでいるので、今色々悩みを抱えている人も、ここに来たらしがらみを解放して夢中になれるそんな時間を作りたいと思います。
クリス:これからの野望は何かありますか? ナオト:西アフリカに行きたいです。そうやって旅を続けながら、自分のショーをいつか世界中でやってみたいというのが一番の夢です。
番組恒例★ピンポンボックス
◎もしもミュージシャンじゃなかったら? ナオト:役者に興味があるんです。去年、初めてドラマで役者に挑戦させていただいて、今年も色々やってみたいなとも思ってます。 クリス:どんな役をやりたいですか?明るいイメージですが、暗いやばそうな役もやってみたいですか? ナオト:もちろん、幅広く表現したいと思いますね。
◎些細な悩みを教えて! ナオト:飛行機が嫌い・・・。 クリス:じゃあ、旅、出来ないじゃない! ナオト:そうなんですよ。よくお前旅してんなって言われるくらいなんです。毎回、こんな鉄の塊が飛びっこ無いよなって思って、飛んでる時は凄いなあって思って、着陸する時は前のシートに掴まって大丈夫か!?って心配して、着陸した時には、機長ナイスフライト!と拍手したい気持ちになるんです。 クリス:飛んでる間はどうやって気を紛らわすの? ナオト:諦めて、寝たり本読んだりしてます。でも、離着陸の時にいつも手に汗握ってます(笑)。
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