2011.02.20

おーい、ばあさん、わしのグラミー賞、まだかな?
アメリカ最大の音楽賞、第53回グラミー賞が先週開催されました。今回もいろいろな角度から注目
を浴びていたグラミーですが、過去11年で最高の視聴者数を獲得したとのこと。いったいだれが数字
を持っていたんでしょうか?

アメリカの場合はパーセントではなく、『何人が見た』という言い方をするのですが、今回は過去11年間
で最高の2666万人。昨年2587万人ということで100万人以上が多く見たということ。

レディー・ガガ、ケイティ・ペリー、ジャスティン・ビーバー、などのパフォーマンスも話題に。
ミック・ジャガー、ボブ・ディラン、バーブラ・ストライサンドも登場。

注目のレディー・ガガは「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」など3冠、最多10部門にノミネート
されたエミネムも2冠を獲得、最高賞と言われる「年間最優秀アルバム」はカナダ・モントリオール出身
バンド、アーケイド・ファイアのアルバム『The Suburbs』(!?)、カントリーの3人組、レディー・アンテベラム
は「年間最優秀レコード」「最優秀楽曲」を含む、最多5冠。

ガガ、エミネムとも主要賞を取れず、という結果に。
カントリー系が最優秀賞を取るというのは、やはりアメリカの音楽祭といったところでしょうか?

おーい、ばあさん、わし、ガガさんにメール送ったかの〜?
レディガガさまのNEWシングル「Born This Way」の「ついつい似ちゃってる」疑惑について、
ガガ様自ら「マドンナからメールをもらっているから大丈夫」と弁明していたら、マドンナの広報担当
マネージャーから意外なコメントが…「まあ、どんなコメントだったんでしょうか?」

この“ついつい似ちゃった疑惑”の話題もあって大ヒット。22カ国でNo.1を獲得し、バカ売れ状態!

グラミー翌日のテレビのトーク番組で、“ついつい似ちゃった疑惑”に触れられたところ、
ガガは、
「私ほどマドンナを崇拝し、愛しているファンはいない。マドンナからメールをもらったの。
この曲を支持してくれたわ。クイーンがいいと言ったのだから、それで良いのよ!」

しかし! マドンナ・サイドから意外な反応が…。
2日後、マドンナの広報担当曰く、
「マドンナが送ったというメールに、私は気付きませんでした…」

広報担当なので、マドンナが送るメールはその人がすべてチェックしている…という前提での微妙な言い方。
暗にマドンナが、ガガにメールを送ったことを否定しているのか?
もしくは送ったけれど、あまり公にしたくないのか?
それとも送ったことに、本当に気付いていないのか?

きょうちゅくでちゅ、きょうちゅくでちゅ、いまのおきゅもちをひとこと!
第53回グラミー賞で、やや残念な結果に終わったラッパー、エミネムさんですが、学校の新聞を作る
14歳の女の子が単独取材を申し込んだところ、意外にもOK。10分間の電話取材が実現しました。
ちょっと、「いい話」です。

エミネムの地元デトロイトの新聞によると、デトロイトのイーストヒルズ中学校に通う8年生
(日本の中学2年生)の女の子、アニー・リードさんが学校の新聞を作ることになり、大ファンだという
エミネムに取材を申し込んだそうです。

取材なんてそうそう受けるわけではないエミネム。学校の課題の新聞の取材なんて、当然NGと思いきや、
「ガッツのある女の子がいあるぞ」とスタッフの目に留まり、OKに。10分間の電話インタビューが実現。
子供の頃に影響を受けたアーティストや、薬物中毒の問題について話をしたそうです。

そのインタビュー内容は、取材にこぎつけるまでの裏話とともに、学校新聞に2ページに渡って掲載された
そうなのですが、課題の新聞なので発行部数は500部程度にもかかわらず、マスコミが大注目。
女の子の成績も、エミネムの株も上がったとか…。