2009年01月09日
しかしまあ空前の陋巷路地横丁ブームですな
なんだかそのテの本がいっぱい出ております。
ワタシも夏休みにじいさん&ばあさんのいた盛岡に行っては、盛岡じゃじゃ麺発祥の地[白龍]のあるあたりの飲み屋街を駆け抜けていただけに、子供の頃からの路地好き、横丁好き。なので他人のことは言えません。まあ、グルメ/高級店志向の雑誌などに嫌気がさしたムキもあり、ついでに不況も手伝って、露地と地下街(ニュー新橋ビル!)が大流行り。いい時代です。ある意味で。
そんな街歩きのセンパイ2名。まずはなぎら健壱さんの『絶滅食堂で逢いましょう』。足と胃袋と、そしてなぎら目線で捉えた東京の食堂&居酒屋マップ。写真もいいし、なにしろ取材先でのやりとりがいい。さすがですセンパイ。
『絶滅食堂で逢いましょう』
なぎら健壱
[徳間書店/1,575円]
もう一冊は、ひたすら居酒屋、大衆酒場の煮込みを追った、坂崎重盛さんの『東京煮込み横丁評判記』。こちらはいわゆる単行本で文章がメインです。全部行けない身には染みる煮込み話。
『東京煮込み横丁評判記』
坂崎重盛
[光文社/1,260円]
冬ですなあ。
TASK WATANABE| 06:40
| カテゴリー:FOOD/DRINK