2011年02月15日

散歩のとき揚げ物が食べたくなって/二度揚げ

 はい、やってまいりました、「胸焼けの腰つき」、こちら揚げ物部です。

 渋谷にあるトンカツ屋さん。基本的にカウンターでさくっと食べる、男のひとりメシ用。もろにガツン系。普通のご飯ですら盛りが多いところに「大盛り無料」。追加でそのご飯にカレーもかけてくれる。まったくもってTOO MUCH。

 でもね、たまにアジフライとか食べたくなるじゃないですか。

 ajifry.jpg

 ガツーン。アジフライも3枚付けときたもんだ。これで定食700円。

 そこまではよろしい。この店の特徴はそこじゃないんだ。ここは、とにかく「おやじさんの機嫌が悪い店」なのである。

 よく夫婦で経営していて、ダンナ(または奥さん)が相手に向かって常に腹を立てているというお店があります。ありますね。アナタの街の商店街にも必ず一軒はあることでしょう。

 でも、ここは違います。ひとりで機嫌が悪いのであります。若いお客さんが「キャベツ(追加)いいすか?」なんて言ったりすると、すかさず「キャベツください、だろう」って怒ったりするんですよ。

 こないだなんか、一人のお客さんが入ろうとしたら満席に近くて、カウンターにひとり分ギリギリ席があったんで、その不機嫌おやじが「どうぞ」って促したら、そのお客さんがその狭いところに座るのはちょっと……という感じで出て行っちゃったのね。おやじ、当然怒ります。不機嫌だから。

 その男性客が出て行ったドアに向かって「なんだよ、情けない男だなあ!」って言ってました(笑)。

 ま、どう考えても客商売に向いていません。だいたいの場合、こっちも不機嫌になります。つまり、行きたくない気分満々です。でもね、行くんです、ワタシのような陋巷に生きる身は。

 わかんないよね、お嬢さん方には。ま、いいや。

 あ、それからご飯にカレーはあんまりオススメしません。まずいっていうか、なんていうか、80年代に早稲田の文学部の一階にあった学食のカレー(当時120円)の味がする(笑)。

  ごちそうさまどえーす。「どえーすじゃないだろっ!」

TASK WATANABE| 01:20 | カテゴリー:FOOD/DRINK


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