04 Limited Sazabys GEN
第6回目・・・
【ゲストアーティスト アフロ(MOROHA)】
今回は、
MOROHAのアフロさんにお越しいただきました。
(GEN君とも仲の良いバンドマンの一人!)
アフロ:この前ばったり会ったぶりだね?
GEN:そうなんですよ、この間ばったり会った時
面白かったですね。
アフロ:そんなに長い時間じゃないけどさ、
空白を埋めるがごとく、めちゃくちゃ喋ったね。
GEN:密度濃かったですね。
アフロ:でもここじゃあ一個もその話できないよね
GEN:もう本当に使える話じゃまったくありません(笑)
GEN:まさかMOROHAのアフロさんが、
あんなお洒落カフェで、
お洒落ニット帽かぶって、
お洒落なレザーのジャケット着て、
コーヒー飲みながら、リリック書いてましたよね!
アフロ:いやいやいや、もう存分にいじるじゃない!!
GEN:(笑)
アフロ:でも実際どう?仕事とかってどこでしてるの?
GEN:強制的に書かせる場、ファミレスとか行ってますね。
アフロ:やっぱ隣の人の話とか聞いちゃわない?
GEN:聞いちゃいます。
アフロ:やっぱああいうお洒落カフェって、
田舎者がいってるから、
香ばしい会話が聞こえてくんのよ。
GEN:そういうのがリリックになるんですか?
アフロ:めちゃくちゃなるね。
でも自分が通って来た道でもあるから、
胸がぎゅーってなるんだよね。
GEN:MOROHAのお二人はいつ上京されたんですか?
アフロ:俺ら、18の高校の卒業のタイミングで
GEN:じゃあすぐ捨て身な状態で来たんですね。
アフロ:いやいや全然捨て身じゃないよ。
UKは普通に大学進学だし、
俺は専門学校行くって言って。
GEN:え?なんの専門学校ですか?板前とかですか?
アフロ:おいおい今日存分にいじるじゃん。
GEN:(笑)
アフロ:凄いの行くよ、鋭利なの打つよ?
GEN:なんですか?
アフロ:美容師
GEN:う〜〜わ〜〜〜!
アフロ:(笑)
そして話題はコロナ禍の昨年の活動に
GEN:どうですか?去年とかはLIVEできなかったですが、
何してました?
アフロ:いやもう、ネトフリ観てたね。
GEN:やっぱりそうなりますよね。
僕と一緒じゃないですか。
アフロ:何観てた?
GEN:the boys。あそれ、ネトフリじゃないか。
アフロ:いや、マジヤバいよね!
GEN:あれめっちゃ面白いよね!
アフロ:あれ観た?梨泰院クラスは観た?
GEN:観ました観ました!
2021年も2か月が経った今、
梨泰院クラスの話で盛り上がる二人。
GEN:音楽に関しては、どうですか?
アフロ:でもずっと好きだから作ってたよ。
なんか遊んでても、こうやって喋ってても、
心の中では、ちゃんとペンは持って過ごしておこうって
思ってたかな。
そして、コロナ禍にアフロさんが感じたことは。
アフロ:自分たちが追っかけていたものが
脆くも崩れさっていったのが、衝撃的だった。
本当に俺が欲しい物ってなんだったかなって
考えてし、
知り合いの農家さんから、野菜が届いて、
そういう関係性が音楽で築けたこと。
そういうのが財産だった思ったんだけど、
ピュアかよ!って。
そういう風に思ったら、
逆側から見てみたかったりするよね。
GEN:逆側からと言いますと?
アフロ:そういうこと言ってる場合かと
もっと言えば、
音楽シーンの弱肉強食感は強くなっていくわけじゃない。
だから、もっともっと鋭く。
とにかく自分が生き残るためにがむしゃらに。
追っかけなきゃ、登って行かなきゃいけねーんじゃねーの?
って思ったり。
GEN:でも噛みつく相手が間違いなく同業者じゃなくはなりましたよね?
アフロ:とか思いつつさ
でも今あいつら弱ってるから首元かっ切ってやろうとかさ
そんな自分を観たかったリね。
なんだかんだやってるやつはやってるじゃない。
結局今LIVEしたって儲かんないわけじゃん。
でもやんなきゃしょうがねぇってやつは、やってるの見るとさ、
だから、喉元かっ切ってやるって気持ちがねえと勝てねぇなって
改めて思ったりするし。
GEN:それこそ、音響さんだったり、楽器のテックさんだったり、
現場に特化したプロフェッショナルの人たちが、
仕事なくなったり、もう実際辞めちゃうって人たちも出てきてるんですよ。
それ辞められちゃうのが一番困るなって。
アフロ:残るところは残るし、、
どうしようもないところは、どうしようもないと思うよ。
だって、普通にコロナ禍になる前からさ、
こんな感じじゃ、こんな箱駄目だろうなって、俺あったから、
だから一概にLIVE HOUSEを守ろうとかっていうのに関しては、
大きく括るとあんまりピンときてなくて。
GENちゃんの言う通り、
大事な人たちは、絶対守りたいっていうのと、
大事でも、そのモチベーションじゃ、残れねーよっていう
厳しい視点もあるし。
厳しい現実と向き合っているアフロさんだからこそ出た
愛のある厳しい言葉でした。
最後にアフロさんにとってLIVEとは
アフロ:自分がいる理由、自分が何者なのか突き止める場所。
稼ぐ場所。
今稼げないけど、先々稼ぐためにたくましくやっている。
今は無料で見せたりしても、ゆくゆくはきっちり回収する
そりゃプロだから思っている。
そんな気持ちを強くもって、
仕事として一生懸命やっていきたいと思っています。
強く愛のある言葉、
アフロさん、有難うございました!