04 Limited Sazabys GEN
第7回目・・・
【ゲスト H.I.P. 井出慎吾】
今回は、
LIVEを手掛けるイベンターさんの井出さんをお呼びしました!
-まずは、具体的にイベンターのお仕事とは?-
井出:基本的には、各アーティストの意向を聞いて、
俺の場合は制作もやってるから、全国ツアーを組むこともあるし、
東京のイベントの場合は、ライブハウスを当たって、スケジュール調整して、
チケットを販売したり、プロモーションしたり、
当日安全にコンサートが行われるように、運営すること。
GEN:イベンターの会社って色々ありますけど、それぞれ特色ありますよね?
H.I.P.の特色は?
井出:オールジャンルかな。
GEN:僕の中だと、Hi-STANDARDのイメージが
井出:ああ、そうかもね。近いところで言うと、coldrain、Crossfaithとか。
GEN:そもそも僕と井出さんの出逢いっていつでしたっけ?
井出:これ考えると・・・最初のツアーじゃない?
か、LIVE HOLICじゃない?
でも最初新潟で会って、で打ち上げ行って話すようになって、
で、その次のハイスタのツアーも一緒になって
GEN:すぐ砕けましたね。井出さんは。
井出:すぐ砕けたね〜。
GEN:以外にこの人偉い人なんだと思ったけど、スタンス変わらなかったですね(笑)
GEN:この状況になってどうですか?
井出:一年も経っちゃったけど・・・
やるのも正解だと思うし、やらないのも正解だと思う中で、
僕らに出来ることっていうのは、なるべく出来る状態を常に作っておく。
やりたいって方に対して、やれる状態を常に準備。
GEN:Creepy Nutstとか、去年やってるイメージ。
井出:今年も1月からあったり、coldrainもまさに今週から。
やっていただけるのは僕らとしても有難い。
お客さんも規制があるけど、声出せない中でも見ていると、待っていた!感が伝わってくる
それを見ると、やってよかったのかなと思う。
-井出さんの今のお仕事までの経緯は?-
井出:昔、SHIBUYA-AX-っていうLIVE HOUSEがあって、
GEN:伝説じゃないですか、僕やりたかったですよ。
井出:あ、フォーリミはやってないのか!
GEN:憧れでした。SHIBUYA-AX-かっけー、恵比寿MILKかっけー とか
井出:(笑)
そのAXで働いていて、H.I.P.から誘われたってのもあったんだけど、
まあLIVE HOUSEも、ものすごく楽しかったんだけど、
自分でもう少し発信したかったっていうのもあって、
それでH.I.P.にいれてもらったというか。
-井出さんがLIVEにはまったきっかけは?-
井出:俺この感じでスケボーとかサーフィンやるんだよね。
GEN:意外ですね!
井出:高校生の頃とか
GEN:高校生の井出さん想像できないですね。髪は生えてました?
井出:バリバリ生えてたし(笑)痩せてたし。
それでスケボーの練習でビデオとか見ると、だいたい流れているのが、
GREEN DAYだったり、そっから、なにこれ!と思って、
パンクロック、メロコアなのかな?それをみんなで聞き出して、LIVEに行きだして
最初NOFXとか、Pennywiseとか。
まだリキッドルームが新宿にあった時とか、
ON AIR EASTとか、OA AIR WESTとかによく見に行ったね。
GREEN DAY見に行った時に、たまたま前座がHi-STANDARDで、
GEN:ハイスタが前座!?
井出:ハイスタを知らない状態で見に行って、
聴いてみたら、めちゃくちゃカッコいいぞと。
日本のバンドめちゃくちゃカッコいいぞと思って、
そこから日本のパンクも聞き出した。
GEN:そこからハイスタと仕事もされましたしね。
井出:そうそうそう、まさか一緒に仕事するとは思ってもなかった。
-井出さんが考えるこの状況を打破するアイディアは?-
井出:飲酒検査の、はぁ〜ってやるやつあるじゃん。
あれのPCR検査できないのかな?
GEN:ああいう風になってほしいですね。
井出:あれやったら、極端な話さ、入場前に一人ずつやって、
もうスタンディングでいいんじゃないかって思っちゃう。
GEN:OKな人たちでやれたら、いつも通りやりたいってありますよね。
-改めて、生のLIVEの良さとは-
井出:やっぱり生で大きい音で聴くことが、
すごく発散されるし、必要なことだと思う。
音楽が好きな人がたくさんいる中で、
LIVEはないとだめだと思う。
だからこそ、ちゃんと対策して、
お客さんの安心して来れるような環境を作ることが
僕らとしてはすごく大事なことだし、
アーティストはより気にするから、そのへんを頑張って、
LIVEをなくしちゃいけないと思う。
会話からも人の好さ、
そしてなによりこの人に任せればというような、
安心感が伝わってきました。
井出さん、有難うございました!