04 Limited Sazabys GEN
第12回目・・・
【ゲストアーティスト 谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)】
今回は、
東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦さんにお越しいただきました。
(バンド界一のセクシー!)
谷中さん:東京スカパラダイスオーケストラの谷中でーす。
GEN:谷中さーん!よろしくお願いしまーす。
谷中さん:はーい、よろしくねー
GEN:今、zoom越しでお会いしてますけど、
画面越しでもフェロモンがだだ漏れでございます(笑)
谷中さん:(笑)
話題はライブについてへ
GEN:それでは、コロナ禍になってからのスカパラの活動について
お伺いしていきたいんですけど、
谷中さん:はいはい。
GEN:去年1年とかライブができない状況が続いたと思うんですけど、
谷中さん的に改めて感じたライブへの思いとかってありましたか?
谷中さん:やっぱね、ほんとに今まで幸せな状態の中で
ライブを繰り広げてきたんだなーってことを
痛感せざるを得ないよね。
俺なんかライブ中にお客さんに
「全員両手を上げろ、そのまま手を左右に下ろして全員で肩を組め!」
とかって言っちゃって、みんなで肩を組んでるのを
見るのが好きだったんだよね。
あんなこと今絶対できないじゃん。
GEN:確かに。
谷中さん:だから、そういう意味では、あのハッピーが、あのハピネスが、
今は全くないってこと考えると、
俺ら幸せだったなーっていう。
GEN:本当ですね。
谷中さん:完全に元には戻らないとは思うけど世の中、
でもやっぱりこう、同じような幸せをね、
もう一度取り戻したいねっていう、
ミュージシャン一同で、心に誓いたい所。
GEN: やっぱこう、ライブって音楽を聴いてるだけじゃないじゃないですか。
物理的な接触を含めてライブだなって思ってたので、
谷中さん:そうだよね。
GEN: それこそ谷中さんが「肩組め!」ってやるやつとか
僕大好きですし、僕らのフェスでもやってたじゃないですか。
谷中さん:みんな肩組んでくれたね。
GEN:あの時とか、まさにNo Borderというか、完全に世代とかジャンルとかを
飛び越えて1つの空間ができてたので、
「あれ?これスカパラのフェスなのかな」って思いましたもん(笑)
谷中さん:(笑)
海外でも人気なスカパラ。
谷中さんが海外のファンのライブの様子を教えてくれました。
GEN:スカパラは南米でも人気だったりするじゃないですか。
そういう所とかのお客さんのノリ方ってどんなテンションなんですか?
谷中さん:もう無茶苦茶だよね。
GEN:無茶苦茶ですか(笑)
谷中さん:メキシコの方々とか、アルゼンチンの方々もすごいけどね。
もう歌うし、踊るし。
メキシコの方々は日本的な感じで、チームプレーできる人たちなので、
一緒になって盛り上がるとか、周りの空気を読むってことが
すごいできるみたいで。メキシコの方々って実は。
GEN:意外ですね、みんなテキーラ飲んで好き勝手やってるかと思った(笑)
谷中さん:でも雰囲気察して静かになるところは静かになったりとか、
ちゃんとしてくれるんで、
そういうとこすごい心が通じ合う感じがしてね。
GEN:いいオーディエンスですね。
最後に、今後のライブシーンについて聞きました。
GEN:今のこの状況に対して、こうなってほしいなとか、
こうしたら面白くなるんじゃないかとか、
谷中さん的に何かアイデアとかってあったりしますか?
谷中さん:俺ね、最近よく言ってるのが、
夜中がこうなっちゃって、人類が同じ状態にあるわけじゃん。
GEN:はい。
谷中さん:コロナが訪れる前の状態には、
完全に元には戻らないって俺は思ってるんだけど、
世界中のみんながそうやって感じているとすると、
世の中必ず変わるんだなっていうことは
全人類同じ認識でいる可能性があるわけじゃん。
GEN:そうですね。
谷中さん:ってことは、新しくなれるチャンスではあるよね。
GEN:間違い無いですね。
谷中さん:だから、新しい、いいアイデアが出れば
みんなそれに飛びついてくれると思うし、
変わって行こうぜってタイミングで、
「あ、じゃあ俺も変わろう」って
いい方向に変わろうとしてくれる人もいるのかな、と。
そういうふうに思っていきたいね。
明るく、楽しく、時に真剣に。
前向きでいることを語ってくれました。
谷中さん、ありがとうございました!