今回はライブハウスの声をお届け!
お話を伺ったのはSHE’Sがお世話になったライブハウスから
大阪・茨木にあるライブハウス、ジャックライオンの眞柴祥一さん。
現在でも服部さんが使用しているギターアンプは
実はライブハウスと併設されているびっくりギターズで
SHE’S結成直後に購入したもの。
そしてSHE’S初となるデモ音源「The World Lost You」は
眞柴さんに録っていただいたり、
ジャックライオン、そして眞柴さんは
SHE’S結成当初から(むしろ結成前から)
メンバーがそれぞれお世話になっている大切な存在。
そんな眞柴さんにコロナ禍のライブハウスについてお話を伺いました。
昨年2月くらいから、コロナウイルスにより
ライブの開催が難しくなりましたが、
そのころはちょうど学生たちが卒業ライブを行う時期。
それが軒並み中止となりました。
眞柴さん『もちろん店も大変なんだけど、
その時しかできない学生さんたちのショックが
一番気になったかな。大ショックだったと思うよ。』
井上『ジャックライオンといえば、
高校生だけじゃなくて、大学生もよくやっていましたよね。』
眞柴さん『ここは楽器を初めて買って、
練習して初めてライブするような場所だから、
みんなそういう想いが詰まっている中での卒業ライブが
できないというのは・・・正直大変でした。』
コロナ禍で厳しい中、ライブハウス同士で連携して
「God save us ライブハウス」と題して
チャリティーグッズの販売を行いました。
今は少しづつですが減りつつあるコロナ感染者数。
ライブハウスでも徐々にライブができるようになってきていますが
学校で禁止されたりなど、
まだまだ学生がライブができる環境ではない、と話す眞柴さん。
眞柴さん『学生さんって今しかない。来年じゃダメで。
先輩の演奏を見て「俺たちもやるぞ」ってなったり、
今が一番大事なんですよ。
SHE’Sもそうだと思うけど、高校の時に受けた衝動とかで
今も音楽が続いているんだと思うんですよ。
それが丸々なくなっていってしまっている状態なので、
それをなんとかしたくて今ウズウズしている状態です。』
そんな学生さん達に勇気を届けてほしいと
SHE’Sにお話ししていただきました。
最後に眞柴さんが思うライブハウスの魅力とは・・・
『ライブを見ているお客さんの立場からして、
自分の横に同じように感じている人がいるわけじゃないですか。
みんなで楽しんでその空間を共有して
そこで生まれるパワーみたいなのがステージに返っていって、
またそこで相乗効果が生まれるっていうのがライブなので、
いちばんの魅力はそこじゃないでしょうか。』
ジャックライオンウェブサイト