2025年04月17日

「泰然とする山のように力強く美しいもの作りを」

今週のゲストは、株式会社TAIZAN 代表取締役の戸谷太一さんです。

IMG_4458.JPG

株式会社TAIZANの社名には深い意味が込められています。

「日本語にすると泰然とする山っていうところから来ていて、
山って、雨に打たれたり風に吹かれても、その場にどっしり佇んでいるじゃないですか。
長い年月をかけて、自然現象とともに経年変化していくっていうのが、山の美しさだと僕は思っていて。
そんな山のように力強く美しいもの作りをしたいっていうのが根底にあります。」

image10.jpeg

TAIZANの中で、最も人気があるのが「KABUTO」というシリーズ。
収録にもお持ちいただいたものは、リュック兼トートバッグで、戸谷さん曰く『これから価値を上げていきたいシリーズ』とのこと。
商品は「日本橋の高島屋」か「移動式ギャラリー」で見ることができます。

最後に戸谷さんに、今後挑戦したいことを伺ったところ
「TAIZANという会社の中で、日本の美学とか技術伝統っていうものをしっかり次世代に承継して残していきたい」と語ります。

現在展開している、抹茶ブランド「JŌAN」や再生盆栽ブランド「WITHERS」
WABI-SABIブランド「TAIZAN」などをさらに展開していき、最後には世界を代表する会社にしていきたいと仰っていました。

staff| 21:00 | カテゴリー:

2025年04月16日

泥臭く築き上げた職人ネットワーク

今週のゲストは、株式会社TAIZAN 代表取締役の戸谷太一さんです。

S__142385172_0.jpg

戸谷さんはさまざまな事業を展開されており、日本全国の職人たちとネットワークを構築していますが、これは全て自分自身で作っていったということ。

「もう1人1人、泥臭く会いに行って本当に五感を通じて目で見て触って...。
自分でブランドをやるなら、世界でトップレベルにしたい。がベースにあったので、
一流の職人さんにアプローチさせていただいて。本当に北海道から沖縄まで飛び回りましたね。」

戸谷さんに『若い世代に伝統文化や工芸に興味を持ってもらうためには?』という質問を投げかけてみたところ、、、
「昔ながらの技術をそのまま残すだけじゃなく、漆によるスマホケースや、『メタバース×デジタル工芸』など現代のライフスタイルや、ニーズに合う形にアップデートして進化させることが重要ではないか」と仰っていました。

「伝統を守るだけじゃなくて、進化させて繋ぐっていうことが重要になってくると思います」

image2.jpeg

さらに戸谷さんは京都の宇治のも農家さんと共に「JŌAN」という抹茶ブランドも手掛けていらっしゃいます。
展開自体は、これから活発に行っていくそうですが、サウジアラビアなどで既に試飲会を開催。「もっと海外で展開していきたい」とおっしゃっていました。

staff| 21:00 | カテゴリー:

2025年04月15日

「枯れた美しさを封じ込める」再生盆栽ブランド

今週のゲストは、株式会社TAIZAN 代表取締役の戸谷太一さんです。

IMG_4461.JPG

戸谷さんは、革製品以外の事業も展開されており、一つが『再生盆栽ブランド WITHERS』
ブランド名の「WITHERS」には、枯れてしまった盆栽を再生させる、枯れたものの美しさを封じ込めるという意味が込められているとのこと。
このブランドでは「盆栽園などで枯れてしまって廃棄される盆栽」を購入し、盆栽アートとして、新たな命を吹き込む取り組みを行っています。

製作過程では、自然に出来上がった盆栽の幹の部分は残したうえで、葉の部分を洗浄して取り払い、
プリザーブド処理された葉をピンセットでつけてくという方法。職人が一つひとつ手作業で制作しているということ!

image9.jpeg

レザー茶碗、盆栽などの事業からわかるように、戸谷さんは日本的な価値観を大切に
されています。これは幼少期のドイツでの生活がきっかけとなっているそう。
自身のアイデンティティを意識するようになったのも、この時期だと語っていました。

staff| 21:00 | カテゴリー:

2025年04月14日

革製品から生まれた究極のサステナビリティ「TAIZAN SENKA」

今週のゲストは、株式会社TAIZAN 代表取締役の戸谷太一さんです。

image1.jpeg

戸谷さんは、1993年南アフリカ共和国生まれ。幼少期をドイツなどで過ごし、
2016年に慶應義塾大学法学部卒業。サラリーマン時代を経て独立。2024年に株式会社TAIZANを創業。
革製品をはじめ、再生盆栽ブランドや抹茶ブランドなど、
日本の伝統技術と美学を世界に発信する事業を展開しています。

まずは、TAIZANの新たなプロダクト「TAIZAN SENKA」について伺いました。
これは革製品を製作する過程で通常廃棄される「床革」と呼ばれる素材をアップサイクルして作られた茶碗で、戸谷さん曰く「サステナブルを究極まで突き詰めた茶碗です」。

image8.jpeg

見た目も『自然の美』を意識しているということで、通常の茶碗と同様に使用できる製品に仕上げています。

コチラの商品は、
日本橋高島屋 S.C.、また戸谷さんが運営している移動式ギャラリーCAVIENT(錆庵)で販売しています。
移動式ギャラリー詳しくはコチラ:https://www.ca-va-cavient.com/

image4.jpegimage7.jpeg

戸谷さん『これも一つの伝統工芸のような形にしていきたい』とお話していました。

staff| 21:00 | カテゴリー:

2025年04月10日

戦禍のワイン

今週のゲストは、株式会社オッジフルッタ取締役の古堅裕子さんです。

IMG_4433.JPG

『PEACE WINE PROJECT』ではサンマリノワインだけでなく、現在も戦火の中にあるシリアレバノンのワインもラインナップされています。

古堅さんがレバノンワインを知ったきっかけは、PEACE DAYの仲間から。
「ワインを通してレバノンを知ろう」ということで、販売をしています。

「サンマリノワインはもちろん戦禍にない平和のDNAを持ったブドウだと私は信じているのですが、いろんな事情で戦禍にまみれてしまった土地もあります。」

古堅さん、まだワイナリーにも話していないそうですが「いつかレバノンのブドウとサンマリノのブドウを一つにして、何か平和のワインを作りたい」とお話していました。

また『PEACE WINE』としては、この活動を続けながら、本当に貢献できることをもっと増やしていきたいということ。

「ビジネス to ソーシャルっていう、、まずは私達が確認をしながら、これは社会にとって良いビジネスなのかを常に考えながら、ソーシャルビジネスの一つとして、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。」

staff| 21:00 | カテゴリー:

2025年04月09日

『PEACE WINE PROJECT』とは

今週のゲストは、株式会社オッジフルッタ取締役の古堅裕子さんです。

IMG_4435.JPG

株式会社オッジフルッタの古堅さんは、2020年には『PEACE WINE PROJECT』のプロデューサーになりました。
PEACE WINE PROJECTは売上の一部で一般財団法人 PEACE DAY、国連NGO般社団法人 国連平和の鐘を守る会、ラベルを制作するアーティストの活動を支援しています。

またこのプロジェクト自体は、NPO法人PEACE DAYと協力して進められています。

またワインのラベルデザインは世界中のアートとコラボレーション。
2020年の立ち上げ時には、ヨーロッパやアメリカで活躍する画家、ロッサーノ・フェラーリの作品を使用。日本の若手アーティストからも作品を募集し、「あなたにとっての平和とは」という質問への回答とともに作品を選定しているそうです。
さらに、THE ALFEEの高見沢俊彦さんとのコラボレーションシリーズも展開中。
高見沢さんがサンマリノ共和国から騎士の勲章を授与されたことを記念したワインを含め、
『CAVALIERE ROSSO 紅騎士』『CAVALIERE BIANCO 白騎士』などの商品があります。
詳しくは、コチラから!

staff| 21:00 | カテゴリー:

2025年04月08日

アジアで最大のコンペティション『SAKURA AWARDS 2025』

今週のゲストは、株式会社オッジフルッタ取締役の古堅裕子さんです。

IMG_4439.JPG

サンマリノ共和国のワイン産業に関して、国営ワイナリーの重要性が紹介されました。
古堅さんによると、サンマリノでは2000年ぐらい前、国ができる前から、ブドウを作って、家庭でワインを作ってたっていうような文化が過去にあったとのこと。

約46年前に国営化された理由として「小さい作付面積しかないとそのワインのビジネス事業で成功させていくにはどうしよう」という課題に対して、国営化して、土着のブドウを守り育てていくしかないのではないかと結論が付いたそう。
土着のブドウなどについては、新しい品種が出ても、10年間は外に出さないということ。
「10年間、国で研究・調査をしながら10年かけてこれは民間に出してもいいね」と判断するそう。

古堅さんの会社「オッジフルッタ」は、サンマリノワインの日本での輸入販売を行っており、通販などでも購入することができます。

また最近ではアジアで最大、最も価値あるワインコンペティションと言われている
『SAKURA AWARDS 2025』で、
『MOSCATO SPUMANTE』がダブルゴールドメダル、
『CAVALIERE SPUMANTE Tre Extra Dry』がシルバーメダルを受賞されました!

S__142336116_0.jpg

staff| 21:00 | カテゴリー:

2025年04月07日

桜の時期にぴったり,『ロゼ・スプマンテ』

今週のゲストは、株式会社オッジフルッタ取締役の古堅裕子さんです。

IMG_4442.JPG

古堅さんは、1961年、沖縄県生まれ。カリフォルニア州立パロマカレッジを卒業後、
通訳や翻訳、ライセンス事業に関するお仕事を経て、2010年、株式会社オッジフルッタを設立し、サンマリノワインの輸入・販売をスタート。2020年からは『PEACE WINE PROJECT』のプロデューサーも務めていらっしゃいます。

古堅さんが2010年に設立した株式会社オッジフルッタは、サンマリノ共和国のワインの輸入販売を行っています。
会社設立のきっかけについて古堅さんがそれまでに勤めていたライセンスに関するお仕事が関連しており、1990年代から2000年初頭にかけて、大手ファッションブランドがワイン業界に参入していく流れがあり、古堅さんがお話を貰ったのがきっかけだったそう。

「特にワインが好きとかそういうことではなかったんですがちょっと興味があるし、やってみようかなということで」
有名なワインよりも「何か面白いのはないかな」と探していたところ、サンマリノのワインと出会ったということ。

サンマリノ共和国についても教えていただきました。

サンマリノ共和国はイタリア半島の北部エミリア・ロマーニャ州内にある世田谷区ぐらいのサイズの小国で、人口は約3万2000人ほどです。
オッジフルッタはサンマリノの商品を「サンマリネーゼ」と名付けて販売しており、
この時おすすめ商品は、桜の時期にぴったりな『ロゼ・スプマンテ』
価格は1本5000円ほどになります。

staff| 21:00 | カテゴリー:

2025年04月03日

柔道マガジン「JUDO」

今週のゲストは、株式会社ジャパンスポーツコミッション 代表取締役、
一般社団法人 スポーツひのまるキッズ協会 代表理事の永瀬義規さんです。

S__142172186_0.jpg

2023年にはスポーツひのまるキッズから、柔道マガジン「JUDO」を発刊しました。
この雑誌は現在日本で唯一の柔道専門誌です。

雑誌発刊の経緯は、永瀬さんが23歳の時に始めた「近代柔道杯」という全国大会の存続問題から始まりました。もともとはベースボールマガジン社が主催をしていましたが、雑誌『近代柔道』の休刊に伴い、永瀬さんが考えていた『柔道マガジン』を使用した、『柔道マガジン杯』として新たに開始。
柔道マガジン「JUDO」は、まさに大会から始まった雑誌だそう。

表紙デザインはファッション誌のようなスタイリッシュなもの。
「阿部一二三」「阿部詩」の兄妹が表紙を務めた際には、フランスのファッション誌から「提携しないか?」と連絡が来るほど、評価されています。

現在、「スポーツひのまるキッズ」大会日程は、HPで公開されています。
直近では、6月に青森で開催。
是非、ご覧になってみてください。
https://hinomaru-kids.jp/judo/2025/

staff| 21:00 | カテゴリー:

2025年04月02日

スポーツひのまるキッズの大会

今週のゲストは、株式会社ジャパンスポーツコミッション 代表取締役、
一般社団法人 スポーツひのまるキッズ協会 代表理事の永瀬義規さんです。

S__142172181_0.jpg

「スポーツひのまるキッズ」では柔道だけでなく、バスケットボールや、テニスなどの種目でも、活動を拡大しています。

たとえば、バスケットボールの大会は、日本文化出版より発行されている『月刊バスケットボール』と組んで、月バスカップを開始。
現在は休憩中ということですが、トータルで6回ほど開催されています!

他にも、親子で協力するソフトテニスや、自転車、バレーボールなどの大会も開催!
是非、HPをご覧になってみてください。
https://www.hinomaru-kids.jp/

staff| 21:00 | カテゴリー:


バックナンバー

カテゴリー