2006年06月13日
【第23回】「築地の朝めし」 小田保(おだやす)
必要なのは“カツ”らしい
今朝、J-WAVEを聞いていたら、クリス智子さんの声が枯れていた。FMのJ-WAVEも昨晩の日本代表戦を放送していたらしい。昨日の結果を受けて、シンミリと。というわけにもいかないようで、悔しさを見せないように、ある意味で淡々と番組を進めているように聞こえた。さすがプロ。
番組の中で、試合当日、つまり12日の月曜日。昼めし時にトンカツ屋が繁盛したというエピソードを紹介していた。よく、試合前にはトンカツやら、ビフテキを食べることでゲンを担ぐという話しは良く聞く。プレイヤーにとっては、消化に悪い脂っこいものは必ずしもおススメできるものではないらしい。まあ、数十年前は栄養状態も今ほどよくなかったから、試合前くらい豪華なものを食べさせたいという思いから生まれたのかもネ。
50代の私は、揚げ物は苦手、というより体が受け付けない。でも、シュンとしている皆さんの気持ちを盛り上げるために、ディープサウスでトンカツ屋に挑戦する!
第23回 スポーツ選手になじみ深い? 「小田保」
ディープサウスを歩くが、どうも気乗りがしない。カツを朝めしに食べることに、体が拒否反応を示している。思い切って、「とんかつ」とかかれた暖簾をくぐり、「小田保」に入店する。
店内には、揚げ物の匂いが充満している。ただでさえジメジメしている上に、むせ返るような油の匂い。トンカツは無理だ、それなりに勇気を振り絞ってアジフライを注文。
アジフライの定食。950円
店内では、やっぱり「ジーコは何考えているんだ?」、「クロアチアがブラジルに負けて、日本が今度は勝ったら。。。」などとサッカーの話しで盛り上がっている。アジフライの感想は、勘弁して欲しい。このブログを読み返すと、アジの登場回数が割りと多い。河岸で魚を食べていると、自然とその季節のおいしいものが食べられる。年中食べられるけれど、初夏のアジはおいしいよ。
向かいの席に座った人が食べていたトンカツはボリュームありそうだった。日曜日の試合に向けて、ゲンを担ぎたい人は、朝から「小田保」でトンカツを食べなさい! 日曜は市場やっていないが、土曜の朝ならやっている。店内に飾ってある、ヤンキース松井のサインも一緒に拝みなさい。でも、松井はケガしちゃったんだよネ。
小田保
住所:中央区築地5-2-1 6号館
電話:03-3541-9819
営業時間:4:00〜13:00
定休日:休市日(日曜祭日、第2・4水曜日など)