2006年11月30日
大学時代は探検部
世界を舞台にロハスビジネスを実践する石川信雄さん。大学時代は探検部に所属し、動物の中でも「テングザル」を追いかけていたそうです。
学術調査としてボルネオのジャングルにも行き(ちなみにマラリアに3回もなったとか!)、テングザルの生態調査をしていたそうです。大学の卒論ももちろん「テングザル」。
今夜の選曲: COCAINE / J.J.CALE
世界を舞台にロハスビジネスを実践する石川信雄さん。大学時代は探検部に所属し、動物の中でも「テングザル」を追いかけていたそうです。
学術調査としてボルネオのジャングルにも行き(ちなみにマラリアに3回もなったとか!)、テングザルの生態調査をしていたそうです。大学の卒論ももちろん「テングザル」。
今夜の選曲: COCAINE / J.J.CALE
ニュージーランドで、牧場経営とオーガニック農産物の販売をなさっている石川信雄さん。
現在、日本でニュージーランド・レストランを開くために、いろいろ動いているとか。そんな石川さんがお勧めする、ニュージーランドの海産物。アワビ(昆布の味がするとか)、ロブスター、ムール貝(生で食べられるんだそう)。
ん〜、ぜひ実現して欲しいですね!
石川信雄さんは、ニュージーランドで1991年から牧場を経営なさり、日本への輸出もなさっています。
その牧場では、鹿と羊を飼っているそう。鹿の肉はジビエとして、主にヨーロッパへ。また、高タンパク・低カロリー・低コレステロールということで、健康食として日本にも輸出しているそうですが、日本は奈良の鹿のイメージがあるのか、カワイイ鹿なのに…と、悪戦苦闘なんだそうです。
さらに鹿は年に1回を切る必要があり、その切った角は漢方として香港・韓国・日本に輸出しているそうです。
今夜の選曲: SPOONFUL / HOWLIN' WOLF
最近『ソトコト』の意味を聞かれることが少なくなった。創刊当時はソココトとか、コトソトってなんですかとか、ひどいもんだった。たまに今でもいるけどね、「いつも読んでいますソノコト」とか言ってくるヤツ。ソトコトの意味はご存知のとおり、アフリカのバンツー族の言葉で『木の下』。木の下には叡智が宿るっていう意味を込めて誌名としたんだよネ。
先日ブータンの音楽家かなんかを取材した編集部のヤツから、ブータンでソトコトが知られているという報告を受けた。「ソトコトという雑誌からきました」とインタビューを始めようとすると、「なんでそんな雑誌を作るのか?」といきなり言われたそうだ。失礼なやつだよな。そいつが、なんで『ソトコト』を知っているのかと聞くと、ブータンの人はみんな知っているといったらしんだよ。ブータンで知られているはずがないと思い、どういう意味なんだとさらに聞くと、「ソトコトはブータン語でラフ(おおざっぱな)という意味だ」という答えが返って来たそうだ。“おおざっぱ”なんて笑っちゃうよな、まさに俺にぴったりな言葉だネ。アフリカとアジアで同じ言葉があるなんて、言葉は本当に面白いよな。世界は狭い。
【第69回】 「築地の朝めし」 築地インフォメーションカフェ&ワイン
ツナサンドとコーヒー
半年くらい前にできたお店。そんなにインフォーメーションはないけど、河岸のカレンダーなどが手に入る。
世界を舞台にロハスビジネスを実践する石川信雄さん。
石川さんは1950年生まれ、東京農業大学農学部畜産学科卒業。現在、ニュージーランドで牧場経営とオーガニック農産物の販売、そしてシドニーと香港でレストラン事業を展開しつつ、世界中を飛び回っています。
そんな石川さんが最初に牧場を作ったのは、北海道。牛と豚を育っていたそうです。そして1991年にニュージーランドに牧場を作る前に、1987年からシドニーでレストラン経営をはじめました。海外に農業で移住するのはビザの問題などでなかなか受け入れられないということで、まずは日本食レストランを開き、それから農業に移行していったんだそうです。
今回のポッドキャスティングは11月20日から11月24日オンエア、
キリン・ウェルフーズ株式会社マーケティング部の决得麻佐子(けっとく・まさこ)さんです。
キリン・ウェルフーズ株式会社マーケティング部の决得麻佐子(けっとく・まさこ)さんをお迎えしての最終日は、小黒編集長の質問「サプリメントについて」。
たくさんの種類のサプリメントを一緒に飲む人も多いようですが、サプリメントに飲み合わせはあるの?…ある成分がある成分を吸収してしまうというのがあるそうですが、薬ではないので大丈夫だそうですよ!
サプリメントは長く継続していく中で、体の変化を実感していくもの。結果をすぐに求めずに!!
今夜の選曲: BROWN EYES GIRL / VAN MORRISON
キリン・ウェルフーズ株式会社マーケティング部の决得麻佐子(けっとく・まさこ)さんは、仕事柄、女性の意見をたくさん聞いていらっしゃいます。
たとえば、、、仕事をしている女性は四季の変化(節目)に気付きにくい生活をしている方が多いようで、決得さん御自身もそう。でも本当は、季節に敏感になりたがっているですって。季節の節目は自覚するいいタイミングにもなっているからです。
今夜の選曲: AUBREY / BREAD
出張から戻って来ると、編集部に真鍮ホルンや鉄瓶が置いてあった。何かと思ってスタッフに聞いてみると、風水の先生からご指導のあったレメディ(治療法)だそうだ。編集部を見て頂いた際の、最終的な診断書がメールで送られて来ていた。驚くべきことに、詳細に診断結果が書いてある。曖昧な言葉で濁すのではなく、具体的にどこそこに座っている人で太ももが痛い人がいないかとか、この辺りの席の人は頭痛がしないか、この席はお金が出て行く、ここはお金が入るなど、それぞれの場所の説明がされている。正直本当かなと思ったけれど、スタッフに聞いてみると、実際に太ももが痛いと言っているヤツ、偏頭痛がするヤツがちゃんといた。すごいネ、先生。という訳で、先生に言われたとおりに、きちんとレメディが置いてある。何がどう変わるかは今後のお楽しみだな。
【第68回】 「築地の朝めし」 紫水
紫水 築地御膳 1500円
ここは本願寺の中にある食堂。
キリン・ウェルフーズ株式会社マーケティング部の决得麻佐子(けっとく・まさこ)さんは、キリンビールに入社後、研究員として微生物の研究をなさっていました。微生物のプロフェッショナル!
そこで今夜は微生物(菌)についてのお話でした。腸の中にいる菌だけで、数百種類・100兆個もの菌がいるそう!そして善玉菌、悪玉菌というのがいますが、どちらが悪いというものでもなく、数のバランスを保つことが大事なんですって。
小黒編集長曰く「微生物が主で、人間は入れ物?」。
今夜の選曲: LOVE YEARS COMING / STRAWBERRY CHILDREN
キリン・ウェルフーズ株式会社マーケティング部の决得麻佐子(けっとく・まさこ)さんをお迎えして2日目。
ビール酵母のキリンビールと乳酸菌・ビフィズス菌のヤクルトという異色企業のコラボレーション。その第一弾の商品が「BBcube」。ビール酵母から生まれた新しい食物繊維とビフィズス菌を配合した商品。
パッケージも、なかなかオシャレです。
今夜の選曲: FIRST OF MAY / BEE GEES
决得麻佐子(けっとく・まさこ)さんがいらっしゃる、キリン・ウェルフーズ株式会社とは、キリンビールの中でも健康食品を扱っている会社。先日「BBcube」という製品を発売しました。このBBcubeについては、明日くわしく説明してくださいます。
キリンビールとヤクルトが得意分野を活かし、製品開発をする…最近、いろいろな分野で異色企業でのコラボレーションが注目されていますが、食品というのは、とても珍しいですね。
今夜の選曲: BROWN EYED GIRL / VAN MORRISON
キリン・ウェルフーズ株式会社マーケティング部の决得麻佐子(けっとく・まさこ)さんです。
美容と健康の商品開発、マーケティングの専門家である決得さんに、女性の美と健康、微生物の役割など、たっぷりと伺います。
作家・吉田修一さんは、一年半前くらいに四谷近辺に引っ越してきたそう。
韓国料理が好きで、四谷の「妻家房」はお気に入りなんですって。お酒も好きで、よく飲むほうのようです。作家同士で飲むこともちらほら。
今夜の選曲: SUNSHINE OF YOUR LOVE / ELLA FITZGERALD
作家・吉田修一さんに好きな作家をお伺いしたところ「三島由紀夫 と川端康成だったら川端康成。」とのお答え。
他には、ポルトガルのフェルナンド・ペソア。「不穏の書」は、本の装丁がきれいで、ジャケ買いをしたそう。
今夜の選曲: SOME VELVET MORNING / NANCY SINATRA
作家・吉田修一さんは、女性をより魅力的に描いています。女性の内面や日常をどうやって知り得るのか…。実は聞き上手で、長電話やお酒の席での長話に付き合うのも苦ではないんだそうです。
吉田さんの本のファンは、圧倒的に女性が多い?と思いきや、東京でサイン会をやると、男性のほうが多いんですって!
今夜の選曲: BLACK COFFEE / ANN RICHARDS
作家・吉田修一さん著「7月24日通り」が映画化された「7月24日通りのクリスマス」が公開になりました。吉田さん作品、初の映画化。
自分の作品が映画化…というと、その製作途中や仕上がりが気になるのでは…とおもいますが、吉田さんの場合は気になり始めたらきりがないので、すべてお任せしているんだそうです。
今夜の選曲: ファースト・クリスマス / K
作家・吉田修一さんの生まれ育った地は長崎。小黒編集長曰く「でも書く本は、九州男児っぽくないよね。東京の人っぽい。」とのこと。これに対し吉田さんは「地方から出てくる人は、東京をよく見ようとするから。」。
作家デビューは、1997年「最後の息子」。これがいきなり文学界新人賞を受賞。29歳のときでした。
もともと中学生のときから小説が書いてみたかったと思っていた吉田さん。大人になり、何度も書き直しながらやっと書き上げた作品だったそうです。
今夜の選曲: LA MER / CHARLES TRENET
作家・吉田修一さんです。
11月4日に東京デザイナーズウィーク会場内<LOHAS CONTAINER VILAAGE>にて行われた公開録音の模様をお送りします。
1968年長崎市生まれ。1997年「最後の息子」が文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年に発表した「パレード」にて、山本周五郎賞受賞。同年発表の「パーク・ライフ」にて芥川賞を受賞。他の著書に「熱帯魚」「日曜日たち」「東京湾景」「7月24日通り」などがあります。
今回のポッドキャスティングは11月6日から11月10日オンエア、
自然写真家・フォトジャーナリストの藤原幸一さんです。
自然写真家・フォトジャーナリストの藤原幸一さんは、東京とオーストラリアに住居を構える二重生活をおくっていらっしゃいます。そこで感じることは、環境問題について、日本はあまりにも遅れているということなんだそうです。たとえばオーストラリアでは飛行機を降りる前に、スプレーを振りまかれます。蚊を一匹たりとも、オーストラリア大陸に入れさせないためです。それだけオーストラリアの固有種を守りたいという意識が強い証。
日本には環境問題について優れた人がたくさんいるけど、行政が伴っていないというのが実情!非常に悲しいことと、藤原さんはおっしゃっています。
今夜の選曲: JAH IS MIGHTY / BOB MARLEY AND THE WAILERS
何度か紹介したと思うけど、アフリカ・ケニアにうちが経営するムパタっていうホテルがある。そこに、これから出張にいって来る。これの原稿がアップされている頃にはもうケニアだと思うけどネ。また、帰って来たらラジオでも報告すると思うから、お楽しみに。
【第67回】 「築地の朝めし」 トラットリア スッタ ターボラ築地
日替わりパスタ 1000円。野菜もオーガニックを使っている。ここに来たらエスプレッソを飲んだ方が良い。
自然写真家・フォトジャーナリストの藤原幸一さんが、いま、テーマにしているのは花。3つの別の大陸の砂漠に、毎年同じ季節に咲く花。
何もなかった広大な荒野に、一気に咲く四千種類の花・花・花…一週間だけのお花畑です。
今夜の選曲: CRAVO E CANELA / MILTON NASCIMENTO
自然写真家・フォトジャーナリストの藤原幸一さんをお迎えして3日目。7月に発売された藤原さんの最新刊「南極がこわれる」では、鉄くずの山の中を歩くペンギンなど、南極のイメージとは程遠い写真がたくさん紹介されています。
南極では、ゴミを持ち帰るのにコストがかかります。かつては大きい穴を掘って捨てていて、そこに氷がはってゴミが見えなくなっていましたが、地球温暖化で氷が溶けてゴミが見えるように。人間のエゴ=ゴミが50年間も堆積したものが地表に現れているんです。
(ちなみに人間一人が1年間南極で生活するには1トンのものを持ち込まないと住めないそう。もちろんその分ゴミも出ます。)
年間1万5千人以上の観光客が訪れる南極。1996年頃からは、ゴミを持ち帰ることが規則になっています。
今夜の選曲: LORSQUE J'ETAIS PHOQUE / PIERRE BAROUH
ソトコト最新号「ロハス・スタイルブック2007」が発売になった。今回の特集は、いつもうちでファッションページを担当してくれている、祐真朋樹さんの責任編集。彼が京都で撮影をしたいって言うから、ロハス・スタイルブックを作ってくれって頼んだんだよネ。彼は、自分はロハスではないと思っているみたいだけど、彼みたいなバランス感覚の持ち主が、本当はロハスなヒトなんだよな。創刊からエコとファッションは同じだって言い続けているけど、これを見てもらえればわかると思うヨ。
【第66回】 「築地の朝めし」 喰(くらう)
大間本鮪丼 1200円 解凍が不十分だったのが残念。河岸が休みの水曜日も営業している。
自然写真家・フォトジャーナリストの藤原幸一さんをお迎えして2日目。
ペンギンはどこでペンギンに??藤原さんが考えるに、ニュージーランドでペンギンになったのが有力なんだそう。キウイや絶滅したモアなど飛ばない鳥は、ニュージーランドに生息、その理由は肉食獣が存在しない=敵がいない=鳥たちは飛ぶ必要がなくなった…。中でもペンギンは海に食料を求めたため、反映したようです。実際、ペンギンの分布図を見ると、18種類の中でもニュージーランド周辺に生息する種類がもっとも多いんですって。
ニュージーランドのペンギンは森に生きるペンギンで、すぐ目の前に原生林があるのに、卵を産むときは山の頂上までヨチヨチ上っていくんだそう。もちろん外敵から身を守るために。原生林には何百年も続くペンギン道もあるんですって。
今夜の選曲: CLEAR DAYS / YES
自然写真家・フォトジャーナリストの藤原幸一さんがおっしゃるには、日本はペンギン・ファンが多い国なんだそう。日本国内で100ヶ所以上で飼われていて、水族館や動物園はもちろん、個人で飼っている人もいるんですって!
ちなみに全世界で生息するペンギンの種類は18種類。そのうち飼いやすいのはフンボルトペンギン、マゼランペンギン、アフリカンペンギンなんだそう。そして南極に生息するペンギンはわずか4種類。ペンギンというと氷の世界をイメージしますが、実際は森に生息するペンギンのほうが多いんですね。
今夜の選曲: TELEPHONE AND RUBBER BAND / PENGUIN CAFE ORCHESTRA
ソトコト最新号「ロハス・スタイルブック2007」が発売になった。今回の特集は、いつもうちでファッションページを担当してくれている、祐真朋樹さんの責任編集。彼が京都で撮影をしたいって言うから、ロハス・スタイルブックを作ってくれって頼んだんだよネ。彼は、自分はロハスではないと思っているみたいだけど、彼みたいなバランス感覚の持ち主が、本当はロハスなヒトなんだよな。創刊からエコとファッションは同じだって言い続けているけど、これを見てもらえればわかると思うヨ。
【第66回】 「築地の朝めし」 魚四季
刺身定食1575円 前に紹介したけど、ここのトイレは
自然写真家・フォトジャーナリストの藤原幸一さんです。南極、ペンギンの生態のお話…お楽しみに!
藤原さんは、日本とオーストラリアの大学で生物学を専攻。
その後、グレート・バリアーリーフにあるリザード・アイランド海洋研究所で研究生活を送り、現在は、地球環境に視点をおいた写真家として、南極やアフリカ、南米、北極圏など、精力的に取材を続けていらっしゃいます。
また、日本テレビの金曜の夜の番組「動物惑星」にも出演しています。
今回のポッドキャスティングは10月30日から11月3日オンエア、
SPA!グループ総括編集長の秋尾弘史さんです。
SPA!グループ総括編集長の秋尾弘史さんをお迎えして最終日。
今後のSPA!についてお話してくださいました。
『今まで通り、入り口は下流的なものをきちんと取り上げる。で、入ったら幅を広げる。下流を象徴する足場は変えずに持つ。不偏不党を貫かざるを経ない…それが出来るのが雑誌なんです。』
今夜の選曲: WILD AND FREE / CURTIS MAYFIELD
SPA!グループ総括編集長の秋尾弘史さんは、体のためにマラソンをなさっているそう。ご自宅の近くの公園にトラックがあり、帰宅して夜中に走っているのだとか。
ちなみに、走って汗をかくと(ビールではなく)水が一番美味しいんだそうです。一時、太った時期があって走り始めたマラソン。脂肪がたまっていたときは、食べ物も脂肪分がおいしく感じたそう。水と油とはよくいったもので、走り始めると水が美味しく感じるんですって。
今夜の選曲: HARVEST FOR THE WORLD /ISLEY BROTHERS
SPA!グループ総括編集長の秋尾弘史さんをお迎えしている今週。
SPA!の読者の夢の傾向は「プロセスを経ないで、結果、お金持ちになること!」。間のプロセスが面倒くさいよう(短絡的?)…。突然、議員になってお金持ちになった杉村太蔵議員のようなカンジ??
今夜の選曲: MIGHTY MIGHTY / EARTH WIND AND FIRE