2006年11月08日
南極がこわれる
自然写真家・フォトジャーナリストの藤原幸一さんをお迎えして3日目。7月に発売された藤原さんの最新刊「南極がこわれる」では、鉄くずの山の中を歩くペンギンなど、南極のイメージとは程遠い写真がたくさん紹介されています。
南極では、ゴミを持ち帰るのにコストがかかります。かつては大きい穴を掘って捨てていて、そこに氷がはってゴミが見えなくなっていましたが、地球温暖化で氷が溶けてゴミが見えるように。人間のエゴ=ゴミが50年間も堆積したものが地表に現れているんです。
(ちなみに人間一人が1年間南極で生活するには1トンのものを持ち込まないと住めないそう。もちろんその分ゴミも出ます。)
年間1万5千人以上の観光客が訪れる南極。1996年頃からは、ゴミを持ち帰ることが規則になっています。
今夜の選曲: LORSQUE J'ETAIS PHOQUE / PIERRE BAROUH
staff| 20:50
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