2007年07月26日
アブラヤシのプランテーション
ブラヤシを栽培し、アブラヤシから出来るパーム油を多く生産しているインドネシア・ボルネオ島。昔から貴重な自然が守られてきたこの土地は1900年代初頭からジャングルが焼き払われ、アブラヤシのプランテーションが盛んになりました。そこはもう空から見たらジャングルと勘違いしてしまうほどの広大なプランテーション。
島一の川、キナバタンガン川沿いからはジャングルが見えます。動物も多く生息します。エコツアーをする人にとっては船から動物が見えていいんですが、そのちょっと奥に入ると森は途切れプランテーションになっているんです。動物が川から見えるということは、逆に動物は森から追い出されています。現在この川沿いには象も顔を出します。しかし10年前までは密林の奥深くに生息し、1年に1度鳴き声が聞こえる程度。この川沿いはジャングルを追われた動物たちの最後の生活地域なのです。
今夜の選曲: BABY ELEPHANT WALK / HENRY MANCINI
staff| 20:50
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