2007年09月11日

3人のオランダ人

この夏、小黒編集長福岡伸一さんはオランダを訪れました。
オランダというとカステラ、てんぷら、、、日本とは昔から親交の深い国です。江戸時代、日本は鎖国をしていましたが、当時唯一交易していたのもオランダで、様々な文化が入ってきました。

1632年、この年に生まれた三人のオランダ人、、、今回の旅に深く関わってくる三人です。
1人は画家・フェルメール。現存する作品は30数点しかなく、世界各地の美術館などに飾られ、全てのフェルメール作品を観ようと、フェルメール巡礼の旅をする人達も多くいます。
そして、レーウェンフック。フェルメールと同じ、デルフトという小さな町に生まれ、歴史上初めて顕微鏡を使って生物を見た人物です。
最後は、哲学者で神学者のスピノザ。ユダヤ人で家族とともにスペインを追われオランダに流れ着いてきました。当時のオランダは思想、信条に非常に開かれていたそうです。

歴史上の証拠としてはこの3人に接点があるとは言われていませんが、何らかの接点があったのではないかと福岡さんは仮説をたて、今回の旅に出たそうです。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」日本初公開!
http://www.milkmaid.jp/

今夜の選曲: EKOT / SKETCH SHOW

staff| 20:50 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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