2007年10月31日

初めての国際支援活動

井本直歩子さんの初めての国際支援活動となったのは、2003年の国際協力機構(JICA)のインターンとして向かったガーナ共和国。ガーナの首都は開発が進みビルも沢山建っています。井本さんが向かったのはそこから車で北へ12時間、ボルガタンガという日本人の全くいない土地。首都から12時間も離れていると支援は全く行き届かず、物資も届かず、本当に何も無い貧困の地だったそうです。

今夜の選曲: HITONDRAY TSIKITSIKY / VONINAVOKO

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2007年10月30日

ボランティアへの目覚め、、、

井本直歩子さんは、中学2年生から水泳の国際大会に出場し、ボランティア活動に興味を持ち出したのもちょうどその頃だったそうです。同じ大会に出場している他の国の選手の中には、経済的に貧しい国から出場している選手もいて、水着に穴が開いている人もいたそうです。日本人選手の場合は栄養バランスを考え、特に大会前の食事にはかなりの気を使っています。しかし、貧しい国の選手は選手村で自分たちの国では高価で食べれないお菓子やアイスなどをお腹いっぱい食べていたそうです。「大会では同じスタートラインに立っているけど、本当のスタートラインは違うんです。」と井本さんはおっしゃっていました。

今夜の選曲: AFRITUDE / RAY LEMA

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2007年10月29日

五輪代表からユニセフへ、、、

今週のゲストは、元競泳オリンピック代表選手で、現在はユニセフ職員・井本直歩子さんです。自由形競泳選手として、1996年のアトランタ・オリンピック800mリレーで4位、元日本記録保持者でもあり、数々の大会に出場し記録を残しています。引退後に慶応義塾大学を卒業し、参院参議員秘書などを経て、マンチェスター大大学院にて紛争復興支援の修士号を取得、2003年に国際協力機構(JICA)のインターンとしてガーナ共和国へ派遣され、以降、アジア、アフリカ諸国の復興支援に従事しています。

今夜の選曲: HELLO MY BABY / LADYSMITH BLACK MAMBAZO

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2007年10月26日

10月29日から11月2日のゲストは、、、

元競泳オリンピック代表選手で、
現在はアフリカ、アジアの復興支援に従事している
ユニセフ職員・井本直歩子さんです。
ガーナでの国際支援活動、ルワンダ復興支援、
ワールド・スイム・フォー・マラリアなど、、、たっぷりと伺います。
お楽しみに。

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2007年10月26日

【Podcasting 第82回】 井上敬さん

今回のポッドキャスティングは10月22日から10月26日オンエア、
ゲストは、生命哲学研究所・社長の井上敬さんです。

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2007年10月26日

医師・安藤昌益

200年前〜300年前程、江戸時代に秋田県で開業していた医師・安藤昌益。医者は上中下で表され、下医は病気を治し、中医は人間を治し、そして上医は国までをも治す事が出来るそうです。そこまで「医師」という仕事を極めた人は中々いません。この安藤昌益は少なくともその完璧な医師を目指した数少ない一人です。

- A FEATURE ON XTC -
今夜の選曲: WONDERLAND / XTC

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2007年10月25日

命とは欲望する流体

生命にアプローチする方法は3つあり、化学的にアプローチする方法と、哲学的にアプローチする方法、そして宗教的にアプローチする方法があります。生命の本質は欲望、生産への意思であり、何か産みたいという希望であると井上先生はおっしゃっていました。

心は頭と体の中間にあり、脳、体をつなぐ自律神経や内分泌系が「人の心」とおっしゃっていました。

- A FEATURE ON XTC -
今夜の選曲: I’D LIKE THAT / XTC

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2007年10月24日

休食、求食、球食

健康方程式の三要素、「酸素」、「究食」、「感謝」。2つ目の究食は、朝は食べない「休食」、昼は求める食の「求食」、夜は地球の球の「球食」。休食は分かりますが、求食はエネルギーとなる炭水化物をを中心に取り、夜は、世界中の食材の中で一番健康に良い食材「大豆」を主食に頂きます。

夕食の炭水化物は肥満の原因になりやすいそうです。

- A FEATURE ON XTC-
今夜の選曲: THE DISAPPOINTED / XTC

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2007年10月23日

酸素の正しい取り入れ方

健康に一番大切なものは「酸素」、そして「究食」、「感謝」と井上先生はおっしゃっていました。人の知識で一番大切な知識は「酸素の吸い方」。人間にとって一番大切な酸素ですが、学校で酸素の吸い方をきっちり習った人は少ないと思います。腹式呼吸はよく聞きますが、呼吸は腹筋だけ使ってするのもではないそうです。腹筋は息を吐く時に使うもので、吸う時には胸を使うのが一番正しい呼吸の仕方だそうです。胸で吸って腹で吐く、、、。そして一番大切なのは横隔膜を使うこと。横隔膜は呼吸をするためだけにある呼吸専門の筋肉なんだそうです。私たちは呼吸に一番必要な筋肉を使わずに日々生活しているのです。

- A FEATURE ON XTC -
今夜の選曲: THE MAYOR OF SIMPLETON / XTC

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2007年10月22日

健康方程式365

今週のゲストは、医師、生命哲学研究所・社長の井上敬さんです。井上先生は京都大学医学部を卒業後、大阪赤十字病院救急部で救急医として勤務。現在は、予防医学の普及教育、講演、健康指導を行っていらっしゃいます。医学知識と救急医としての診療経験を元に「健康方程式」という理論を発表し、木楽舎から「健康方程式365」を出版。

これまでに延べ1万人の救急患者を診察してきた井上先生。現在の救急病院は安易に使われがちで、実際救急ではない人も利用し、タクシー代わりに救急車を使う人も、、、。救急医は本当に救急の人を見極めることも重要な仕事とおっしゃっていました。

今夜の選曲: BALL AND CHAIN / XTC

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2007年10月19日

10月22日から10月26日のゲストは、、、

生命哲学研究所・社長の井上敬さんです。
哲学で考える健康、、、健康方程式の3要素など、たっぷりと伺います。
お楽しみに。

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2007年10月19日

【Podcasting 第81回】 田中康夫さん

今回のポッドキャスティングは10月15日から10月19日オンエア、
ゲストは、新党日本代表の田中康夫さんです。

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2007年10月19日

環境問題

今、世界の大統領や国の代表者には環境大臣上がりの人が多くいます。日本でも環境省はこれまでは予算が少なく、存在感もなく、、、しかし今は環境が一番の問題になって、ことは環境省の問題だけでは済まなくなっています。ビジネスにはならない事業かもしれませんが、人のためにこの地球のためにどうしても取り組まなければならないことと田中さんはおっしゃっていました。地域の土木建設業者にきちんと環境の研修をしてもらい仕事をしていくことが山が荒れないだけではなく過疎化を止める事にも繋がり、それはまさに築地などで取り扱っている魚のための良いプランクトンの川を生んでいくことになる。国会議事堂の前の中央分離帯に水を巻く機械を付けることが今取り組むべき環境問題ではないのでは?とおっしゃっていました。

-ROLLING STONES SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: PALY WITH FIRE / ROLLING STONES

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2007年10月18日

築地市場移転問題

築地の市場は東京都の所有になっています。そして築地市場の土地を売って再開発すると2兆円にもなるといわれていて、来るかどうかも分からないオリンピックのためにも築地市場を移転しようと都は取り組んでいます。しかし、その移転先は元々ガス工場があった場所で、環境的に売却をしたガス会社もあまりお勧めしていない地区、、、。「TUKIJI」は今や世界用語であり、築地で取り扱っている魚は高級店にだけ流れるものではなく、家庭の食卓に並ぶ多くの魚も築地の市場を経由してスーパーに並んでいます。田中康夫さんはたった2兆円のために移転するのはどうかとおっしゃっていました。

-ROLLING STONES SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: PAINT IT, BLACK / ROLLING STONES

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2007年10月17日

政治はサービス

政治は総合愛情サービス産業と田中康夫さんはおっしゃっていました。人が喜んでくれてなんぼの仕事で、教育、福祉、環境問題など、採算が取れなくてもやらなければいけない事業も時にはあるそうです。

-ROLLING STONES SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: JUMPIN' JACK FLASH / ROLLING STONES

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2007年10月16日

被災地を走るミニバイク

阪神淡路大震災の時、もしも自分が医者なら怪我をした人を助けられる、もしクレーン車の免許を持っていたら瓦礫の撤去作業が出来る、でも今の僕は何も出来ない、田中康夫さんは被災地の教会に電話をし、何か手伝えることは無いか相談したそうです。「車が渋滞のため救援物資が届かない。」、そして田中さんは50ccのミニバイクで救援物資を運ぶボランティアをスタートしました。

-ROLLING STONES SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: (I CAN'T GET NO) SATISFACTION / ROLLING STONES

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2007年10月15日

作家・田中康夫

今週のゲストは、新党日本代表・参議院議員の田中康夫さんです。
1980年、大学4年生の時に発表した処女作「なんとなく、クリスタル」で第17回文藝賞を受賞。「なんクリ」と略され社会現象まで巻き起こした田中さんの大ベストセラーです。

1980年に作家デビュー、85年には朝日ジャーナルで「ファディッシュ考現学」の連載がスタート、90年に湾岸戦争が起こり日本加担に反対する声明に参加し、95年の阪神淡路大震災では50ccのミニバイクの乗ってボランティアに参加、2000年に長野県知事に就任と、田中さんの人生の転機は何故か5年周期でやってくるそうです。

-ROLLING STONES SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: STREET FIGHTING MAN / ROLLING STONES

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2007年10月12日

10月15日から10月19日のゲストは、、、

新党日本代表の田中康夫さんです。
目指す政治、築地移転問題など、、、たっぷりと伺います。
お楽しみに。

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2007年10月12日

【Podcasting 第80回】 涌井史郎さん

今回のポッドキャスティングは10月8日から10月12日オンエア、
ゲストは、桐蔭横浜大学教授で、造園家の涌井史郎さんです。

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2007年10月12日

全国の庭園

涌井先生お勧めの全国の庭園をいくつか紹介してくれました。まずは、福井県の一乗谷朝倉氏遺跡。最後まで人に裏切られて滅びていった朝倉一族の残した谷、その谷全てが庭になっているそうです。そして岐阜県美濃市も素晴らしい、狭隘で誰も行かないような所に、活気があり大きな街が出来ているというのは凄い、風景と風土が対話してきた街とおっしゃっていました。最後に涌井先生が紹介してくれたのは滋賀県。滋賀県は日本の縮図、琵琶湖があり、池の周りを巡る庭園、池泉回遊式庭園が広がっています。大津や彦根、それぞれに美しい棚田があったり、お寺があったり、滋賀県は県そのものが庭園とおっしゃっていました。

今夜の選曲: NEVER ENDING SONG OF LOVE / DELANEY & BONNIE

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2007年10月11日

景観、風景、風土

涌井先生の講演内容や研究サイトを見ると、「景観10年、風景100年、風土1000年」とあります。景観は目に見えるもの、心に響くものであるだけではなく、その土地に培われてきた人と自然の関わりの遺伝子のようなもの。そして自然の中で暮らして行くうちに、その地に合う形、デザインが出来上がってきます、これが風景。そして風土は目には見えないけど、人間の体の中に浸透している自然観とおっしゃっていました。景観を大切にしていかないと、その地域の風景や風土は崩れていってしまいます。この文脈を意識した空間のデザインをいつも一番に心がけているそうです。

今夜の選曲: YOU MAKE LOVING FUN / FLEETWOOD MAC

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2007年10月10日

西洋の庭、日本の庭

西洋の庭園は上から下を見下ろすように造られています。王様の庭だからだそうです。そしてその王様が自分を神様に置き換えて造らせた庭で、あくまでも神の目線から観る庭なんだとか、、、。日本の庭は見上げるように造られ、一番遠くに山々などの借景の対象があり、それを中心に庭は形成されているんだそうです。

西洋の庭は王様のお部屋から撮影し一枚の写真に納まります。しかし、日本の庭は絶対に一枚の写真に収めることは出来ないそうです。串団子のように見せ場がいくつもあり、庭を歩くことで様々な景観が広がります。

今夜の選曲: BEAUTY / EARTH WIND AND FIRE

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2007年10月09日

【第92回】 「築地の朝めし」 カフェ・ド・シンラン

 sinran1.tif

 すっかりご無沙汰してしまったが、築地本願寺にカフェ・ド・シンランがオープンしたということで、また築地で朝メシを食べることにしたからよろしくネ。
 よく聞かれるから、改めてカフェ・ド・シンランのオープンの経緯を説明すると、日本人が環境問題を考えることは、仏教の教えを学ぶことに似ていると思ったから。あとは築地という日本の食の台所で、ウマいモノを食べたかったからだネ。メニューは今後も紹介して行くけど、ぜひ味わってほしいのは、国内産16種雑穀米を使用したイタリア風の創作料理。チーフシェフもイタリアレストランで修行を積んでいるから味は抜群にウマいよ。築地に来たらぜひ立ち寄って欲しいネ。


【第92回】 「築地の朝めし」 カフェ・ド・シンラン

sinran.jpg
これがお昼の定番! 16穀国産雑穀を使用したブリックカレー。この他に日替わりカレーもある。

2007年10月09日

自然と社会の関わりをデザイン

これまでに多摩田園都市、全日空万座ビーチホテル、ハウステンボス、東急宮古島リゾートなど、数多くのランドスケープ計画やデザインを手がけてきた涌井先生。国により土地の価値観は違い、ドイツは自然が貧しいため、その土地の資源性を一番に考えます。土地の広さを重視する国もありますが、日本は「心に感じる土地」、見る景色ではなく観る景色を大切にしています。

自然と社会の関わりをデザインするのが造園家の仕事。日本の建築は周りの景観と建物がどう融合されていくかによってデザインが決まってきます。都市の中にどう緑を増やすか、地方の田園風景の中に建っていてもおかしくない建物のデザイン、防災や地震への対策、そういった仕掛けと仕組み、そして結果としての空間表現が造園家の仕事とおっしゃっていました。

今夜の選曲: ALTOGETHER ALONE / HIRTH MARTINEZ

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2007年10月08日

応募殺到ケニア野生教室

今週のゲストは、桐蔭横浜大学教授で、造園家の涌井史郎さんです。涌井先生は、造園家として数々の省庁、自治体のランドスケープ計画やデザインを手がけ、2005年の愛・地球博では会場演出総合プロデューサーを担当。また、テレビのコメンテーターとしても活躍していらっしゃいます。

毎年ケニアのマサイラマで、桐蔭学園の生徒と野生教室を開催している涌井先生ですが、小さい頃から一生懸命勉強をしてきたんだけど、実感や体感のない子供達が増えているんだとか、、、。その子供達がアフリカに行って、今まで出会ったことのない自然に出会うと、これまでの自分とはぜんぜん違うものに目覚めて、新しい自分を発見しているそうです。実際アフリカでの野生教室後に進学、就職の進路を変える生徒さんが多いんだそうです。

今夜の選曲: VENTURA HIGHWAY / AMERICA

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2007年10月05日

10月8日から10月12日のゲストは、、、

桐蔭横浜大学教授で、造園家の涌井史郎さんです。
造園家とは?日本の庭と西洋の庭、お勧めの庭、、、、たっぷりと伺います。
お楽しみに。

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2007年10月05日

【Podcasting 第79回】 黒川光博さん

今回のポッドキャスティングは10月1日から10月5日オンエア、
ゲストは、和菓子の老舗 虎屋17代当主 黒川光博さんです。

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2007年10月05日

何もしない贅沢

アフリカ・ケニアを4度訪れている黒川社長。初めて訪れた時の方がやはり動物を見た時の感動は大きかったそうです。でも、自然の中に身を置くことの大切さ、風を肌で感じ、深呼吸すれば大地の香り、何もせずにただただ時間が過ぎていくことが最上級の贅沢とおっしゃっていました。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: WITHOUT YOU / NILSSON

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2007年10月04日

お客様へのサービス

これまでの日本人の商売人の考え方は、商品は出来るだけ丁寧に包むのがお客様への心遣いであり、余計な包装紙や袋まで付けるのがサービスとされてきましたが、今はもう、お客さんで「そのままください。」という方がいたら、そのままお渡しするのも一つのサービスと黒川社長はおっしゃっていました。

風呂敷を広める為に昨年はパリで風呂敷展を開催し、実際に包んでもらったり、講義をしたり、海外でも本当に多くの方たちが風呂敷に興味をもち、多くの方が風呂敷の展覧会には訪れたそうです。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: SHE'S LEAVING HOME / NILSSON

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2007年10月03日

和菓子は五感の芸術

和菓子は、目で見て美しく、そして香りも大切です。まんじゅうを割った時の手の感触、ようかんに楊枝を挿した時の感覚などの触覚も楽しんで、そして和菓子の名前も見て頂きたいそうです。名前の響きから四季を感じて、その土地の風土を感じて、、、。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: MAYBE / NILSSON

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2007年10月02日

お得意様は水戸黄門

虎屋では、菓子の絵図帳や古文書、古器物などの保存、整理を行う「虎屋文庫」があり、年に2回一般公開し展示しています。次回の開催は11月1日から赤坂・虎屋ビル2階のギャラリーで「歴史上の人物と和菓子」展が開催されます。あの水戸黄門様も虎屋のお得意さんだったそうですよ。

どの業界もそうですが、古いものを守っていくだけでは衰退してしまう。虎屋でも日々新たな和菓子の形態を模索しています。商品開発の中で黒川社長が思ったのは、昔ながらの和菓子は絶対に無くならない。もし和菓子が流行らない時代が来たとしてもそれは企業のプレゼンテーションが良くないか、商品開発が上手くいっていないだけとおっしゃっていました。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: ONE / NILSSON

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2007年10月01日

創業、室町時代

今週のゲストは、和菓子の老舗、虎屋17代当主、黒川光博さんです。創業は室町時代の京都、5世紀わたり和菓子作りを続けていらっしゃいます。今でこそ、ようかんやまんじゅうなどの和菓子は一般の人が買って食べていますが、昔は砂糖がかなりの高級材料で、砂糖を多く使う和菓子も高級品だったそうです。

昔からある和菓子ではなく、全く新しい和菓子を考案しようと考えてはみるものの、何百年も前から食されて来たようかんやまんじゅうと肩を並べれる新商品は中々見つからないそうです。

-NILSSON'S SPECIAL WEEK-
今夜の選曲: THE MOONBEAM SONG / NILSSON

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