2007年10月09日
自然と社会の関わりをデザイン
これまでに多摩田園都市、全日空万座ビーチホテル、ハウステンボス、東急宮古島リゾートなど、数多くのランドスケープ計画やデザインを手がけてきた涌井先生。国により土地の価値観は違い、ドイツは自然が貧しいため、その土地の資源性を一番に考えます。土地の広さを重視する国もありますが、日本は「心に感じる土地」、見る景色ではなく観る景色を大切にしています。
自然と社会の関わりをデザインするのが造園家の仕事。日本の建築は周りの景観と建物がどう融合されていくかによってデザインが決まってきます。都市の中にどう緑を増やすか、地方の田園風景の中に建っていてもおかしくない建物のデザイン、防災や地震への対策、そういった仕掛けと仕組み、そして結果としての空間表現が造園家の仕事とおっしゃっていました。
今夜の選曲: ALTOGETHER ALONE / HIRTH MARTINEZ
staff| 20:50
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