2008年05月01日
木を植えてお金に!森の再生フェアトレード
有限責任中間法人more treesの水谷伸吉さんは、植林団体でインドネシア・ボルネオ島の熱帯雨林再生プロジェクトにも参加されています。
ラワン材という高さ70メートルにもなる木の王様がありますが、この木は使いやすく伐採されてしまいがち。そこでこのラワン材を増やそうというプロジェクト。このラワン材は毎年種を付けるわけではないので、プロジェクトでは種を拾って苗を育てたり挿し木をしたりしているそうです。
苗は最終的に森に植えるんですが…実はそのあとの整備が大変!手入れをしないと正しい森には育ちませんからね。では整備はどうしているかというと、現地の人にお願いをしているんだそう。地元の人に仕事(賃金)を与えることによって生活も安定、しかも木も育つ!現地の人は生きていくだけで精一杯な毎日、生活が豊かになれば無駄な伐採はなくなります。木を切ってお金にするのではなく、植えてお金にする。。。これも一種のフェアトレードでしょうか。
今夜の選曲: UNDERCOOLED / 坂本龍一
staff| 20:45
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