2008年09月30日
EDO時代はECO時代
生駒さん曰く、フランスもいまやエコ先進国でモノを大切にする考えが根付いているそう。まだ使えるものを捨てる日本人を見てショックを受けるフランス人がいたとか。。。marie claireでは「エコリュクス」という言葉を使い、エコな生き方とラグジュアリーを上手にミックスしているパリは、お手本なんですって。 |
生駒さん曰く、フランスもいまやエコ先進国でモノを大切にする考えが根付いているそう。まだ使えるものを捨てる日本人を見てショックを受けるフランス人がいたとか。。。marie claireでは「エコリュクス」という言葉を使い、エコな生き方とラグジュアリーを上手にミックスしているパリは、お手本なんですって。 |
お二人にとっての日本橋のイメージをお伺いしたところ、生駒さんは「日本の中のパリ。日本橋はオペラ座やマドレーヌ寺院など、格の高いエリアに似ている。」とのこと。尾木さんは「小伝馬町に剣道の武道具屋さんがあって、剣道をやる身としては武道具の町のイメージ」なんだそうです。 |
9月15日にCOREDO日本橋ANNEX広場で行われた公開録音、J-WAVE LOHAS MEETING@COREDO日本橋の模様をお送りします。
尾木和晴さん(AERA編集長)、生駒芳子さん(marie claire編集長)、そして中江有里さん(女優・脚本家)、つじあやのさん(アーテイスト)を迎えて、歴史ある日本文化の発信源:日本橋とロハスをテーマにしたLOHAS TALK。お楽しみに!
今回のポッドキャスティングは、9月22日から9月26日放送分、
AERA編集長の尾木和晴(おぎ・かずはる)さんです。
AERA編集長:尾木和晴さんの趣味は、剣道とマルチーズのユキやんとの毎朝の散歩。剣道は週に一回は必ず行っているほどなんだそう!
AERAでは、この夏に洞爺湖サミットの特集を組みました。本格的な環境問題の特集はこれが初めてといっていいほどだったそうで心配はしていたものの評判を呼び、実際販売部数も伸びたそう。AERAのコンテンツにも環境問題は加わっていきそうです。
今夜の選曲: 頼りない天使 / つじあやの
ソトコトのキラーコンテンツ(人気の特集)は「ニュージーランドで移住」。AERAは「皇室/雅子さま」。AERAは一貫して雅子さま寄りのスタンスで報道をしているそうで、読者からすると「働く女性が悩む、最も象徴的な女性」なんだそうです。 |
「AERA」はラテン語で「時代」という意味。そんな「AERA」を象徴するのが、毎週、表紙を飾る写真家:坂田栄一郎撮影によるポートレートです。創刊から世界の各界の人物、あらゆるジャンルの時代を代表する顔ぶれが登場してきました。ゴルバチョフ旧ソ連大統領ら世界の国家元首や、首相在籍中の細川護煕、小泉純一郎両氏のほか、芸術家、音楽家、映画監督、俳優、スポーツ選手、経済人、科学者…多彩な分野で活躍する人々です。 |
AERA創刊20周年を記念して、写真集になりました。『LOVE CALL ―時代の肖像―』(税込価格4500円)。900人以上の肖像写真を年代順に掲載、総ページ数は約1000ページと、写真集史上、類をみないものに!アートであると同時に20年間のドキュメントでもある一冊になっています。 |
今夜の選曲: おいでよ / コトリンゴ
J-WAVEは10月に開局20周年を迎えますが、AERAも創刊20周年。「最新のニュースを映し出す週刊誌」とあるように、日本のNEWS WEEK的存在として生まれ、当初は国際ニュースを念頭に。ライバルは朝日新聞(!)だったそうです。
最初は男性の読者が多かったそうですが、現在は女性:6、男性:4という読者の割合なんですって。時代とともに、読者が変わってきました。
今夜の選曲: CLOSET / コトリンゴ
AERA編集長の尾木和晴(おぎ・かずはる)さんです。
創刊20周年を迎えたAERAの全てを、包み隠さずお話してくださいます!
ソトコト編集長vsアエラ編集長の名物編集長対決! 軍配はいかに!?
■尾木和晴さんプロフィール■
1959年福岡県生まれ。86年に朝日新聞社に入社。週刊朝日とアエラの記者、副編集長(デスク)のほか、アエラロンドン駐在、朝日新聞東京本社生活グループ次長(デスク)などを経験。
昨年6月からは、アエラ編集長として活躍していらっしゃいます。
ローソンでは、エコバッグ、マイ箸、CO2オフセット運動などのエコグッズを販売しています。子育てローソンのエコバッグは、大きくて肩から掛けられてとても便利。しかもイラストは「ミッフィー」で有名な絵本作家のディック・ブルーナさんで可愛いんですよ。実際、とても評判がよく、そういったお客さんの声をどう品物に活用していくか…そこに面白さもあるんだそうです。
ハーバードはとても厳しく、10人に1人は上の学年にあがれず留年ではなく辞めなくてはならないんだそう!皆が優秀でも誰かが落ちなくてはいけないシステムで、教授は辛い思いをしていたとか。これは試練の場で、ビジネスの世界は優秀でも必ず落ちる人がいるからなんだそう。新浪さんもビクビクしていたそうです。 |
マイノリティを受け入れると必ず問題が起きるけど、それを乗り越えるために力が付き、クリエイティビティが生まれるんだそう。ちなみに、ローソンは外国人の方への賃金などの待遇は日本人と一緒。みなさん、お仕事をがんばってしてくれているとのことです。 |
改革の一つ:ナチュラルローソンは、最初2〜3年は大赤字。儲けを考えると普通のローソンに近づいてしまうため、がんばり、今では黒地になったそうです。固定客が着いているとか。 |
株式会社ローソン 代表取締役社長 兼CEOの新浪剛史(にいなみ・たけし)さんです。
ローソン革命の舞台裏、対お客様、コンビニの未来…など、たっぷりお伺いします。
<<新浪剛史さんプロフィール>>
1959年横浜生まれ。1981年慶應義塾大学卒業後、三菱商事へ入社、8年後に社内留学制度を活用してハーバード大学経営大学院へ留学し、MBAを取得。2000年ローソンプロジェクト統括室長 兼、外食事業室長に勤務。2002年ローソン社長に就任。素材にこだわる「おにぎり屋」や店内に郵便ポストを設置するなど、独自の路線を次々と展開されていらっしゃいます。
今回のポッドキャスティングは、9月8日から9月12日放送分、
食環境ジャーナリストの金丸弘美さんです。
食環境ジャーナリストの金丸弘美さんが、スローフード活動を初めて取り組んだのが大分県。県に呼ばれたのが始まりで、2年間でおよそ40のワークショップを行ったそうです。すでに大分はスローフードの考えがしっかりと根付いているとか。 |
金丸さんご家族は2001年から鹿児島県徳之島に移住されていれ、この島の暮らしぶりを書いた本「ゆらしぃ島のスローライフ」も話題になりました。のんびり暮らすために移住したのに、実はスーパーはあるわ、みんな清涼飲料水を飲んでいるわ、都会と変わらなかったそう…。だからこそ、徳島の素敵な部分を書き残しておきたかったのだとか。 |
今夜の選曲: HOUND DOG / ELVIS PRESLEY
金丸弘美さんが今、注目しているのは「農家民宿」。
長野県飯田市では450軒の農家が提携を組んでいて、修学旅行先として大人気になっています。農家では農家作業体験はもちろん、乳搾りや農家の方との食事や語らい…学生はとても感動して帰っていくとか。あくまでも一般農家なので、一家庭に泊まるのは4人くらい。まるで本当の家族のようになってしまうのでしょうか。
現在、163のメニューがあって、去年は116校/2万2千泊/経済効果はなんと8億円だったそうです。
今夜の選曲: DON'T BE CRUEL / ELVIS PRESLEY
5月に木楽舎から「給食で育つ賢い子ども」を発売した金丸弘美さん。 この本には全国の、給食にこだわりを持つ学校が38例紹介されています。 放送の中でご紹介したのは… ・三重県まごの店→高校生が作るレストラン ・千葉県行徳小学校→自分で海苔を作って海苔巻き給食! ・東京北区柳田小学校→ランチルームが6つ! |
金丸さん曰く「普通のレストランで食べるよりも、美味しいし栄養バランスも取れている」そう。 学校給食は仕入れからメニュー作成まで、現場の栄養士さんが仕切っているそうで、この栄養士さんが意欲的な学校ほど給食が活性化しているんですって。 |
今夜の選曲: ALL SHOOK UP
金丸弘美さんは、食に関する本を、共作・プロデュースを含めると80冊以上出されています。5月には木楽舎から「給食で育つ賢い子ども」を発売。これは全国のおいしい学校給食マップになっています。
この学校給食の取材は2002年からスタート。そのきっかけは沖縄だったそう。
あるとき、沖縄の長寿食を取材に。でも長寿に関する本はたくさん出ている…そこでじゃぁ子供たちは何を食べているのかが気になり、学校の栄養士さんに取材。そうしたら、今の子供はファーストフードは当たり前、長寿ではなくなっているそうです。だからこそ、伝統食をどう伝えるか…沖縄版の学校給食作りに励んでいるんだそうです。 |
今夜の選曲: THAT'S ALL RIGHT / ELVIS PRESLEY
食環境ジャーナリストの金丸弘美さんです。こだわりの学校給食、人気の農家民宿、そして、スローフード活動…おいしいお話し大盛りです、お楽しみに。
<<金丸弘美さんプロフィール>>
1952年、佐賀県唐津市生まれ。大東文化大学 日本文学部卒業後、新美容出版に入社。1987年、JR東日本「トランヴェール」創刊、企画・編集を担当。1992年フリーランスとなりライターズ・ネットワーク創立。2001年には「ニッポン東京スローフード協会」の設立に参加。現在、食環境ジャーナリスト/食総合プロデューサーとして執筆活動のほか、ワークショップのプランニングから幼稚園から大学まで各学校での食の講師など幅広く活躍していらっしゃいます。
今回のポッドキャスティングは、9月1日から9月5日放送分、
NPO法人GAIA INITIATIVE代表の野中ともよさんです。
『革新なきところに伝統なし』
NPO法人GAIA INITIATIVE代表の野中ともよさんの座右の銘。お父様から譲り受けた言葉なんだそうです。「人間1回しか死ねないならば、この世でそれぞれミッションがあるはず。でも、だいたいの人間は守りに入る。自分がリスクをとりたくない、自己安心、安全の巣に戻りたい。でも、そういう人の上には未来は無い。どうせ死ぬんだからチャレンジをしようよ!」
NPO法人GAIA INITIATIVE代表の野中ともよさんのネットワークの一つにクリントン財団があります。名前の通り、クリントン前大統領が作った財団で、そのミッションは合衆国での人民の能力の強化と、世界中へグローバルな依存関係(強化)に挑戦すること。ま、ようは「地球にいいことしよう!」です。クリントン財団は1年に1回、世界中の1000人近くにインビテーションを出し集まってもらい、何か宣言をしてもらっているそうで野中さんも招待されたとか。
去年はアンジェリーナ・ジョリー&ブラッド・ピッド夫婦が招待されて、アンジーは「大統領やホワイトハウスクラスに言いたい。イラク戦争を8分止めたら、それだけでイラクの子供達が全員学校に通えるようになります。私は、貧しい子供達に学校を作ります。」ということを宣言。一方、ブラピは「ニューオリンズのハリケーンで家を無くした人に、家の寄付をしていくという基盤をたてます。」だったそうです。 |
今夜の選曲:DO IT AGAIN / BEACH BOYS
野中ともよさんが代表を務めるNPO法人GAIA INITIATIVEには<ソーラーランタンプロジェクト>があります。
インドの人口の半分は無電化村。究極のサスティナビリティな生活を送っている彼等には学ぶことが沢山あります。そこでお互い交流しましょう、さすティナぶるな太陽発電のランタン(ソーラーランタン)をお届けしましょう…というプロジェクトです。夜が暗いインド、夜、ちょっとトイレに外に出た時にトラに食べられたりしまうこともあるそう。そこで、ランタン!また、夜に子供たちが文字を勉強出来るようにランタン!ランタン、しかもソーラーランタンがあるだけで、夜を安全に有効に過ごすことが出来るんです。
今夜の選曲: MAKE THE WORLD / BEACH BOYS
NPO法人GAIA INITIATIVE代表の野中ともよさん。GAIA INITIATIVEのビジョンが「+1(プラスワン)」。我慢大会で続かないエコではなく、環境/地球にいいことを一つしましょうヨ…という考えです。逆に言うと、一つだけでも出来ればいいじゃないということ。無理するエコよりも、楽しいエコです。
+1といえば、GAIA INITIATIVEでは<+1の森>という森林の保護と植樹のプログラムがあります。酸素を作っているのは葉っぱ。日本の70%は森林で、この森林が空気を作ってくれるわけです。また、二酸化炭素を吸ってくれているのも葉っぱたち。私たちの命を守ってくれている葉っぱたちに思いを馳せる…感謝の証をプログラムにしたのだそう。 |
今夜の選曲:LITTLE DEUCE COUPE / BEACH BOYS
野中ともよさんは、昨年、NPO法人GAIA INITIATIVEを立ち上げ、地球環境問題解決のために個人のみならず企業や政府へいろいろな働きかけをしていらっしゃいます。 |
2005年から2007年までは三洋電機の会長を務めていらっしゃった野中さん。地球人が欲しいという商品を作ろう、そうすれば新しい成長フェーズに入る、元気な地球人としてご飯を食べていこう!と、ガイアが喜ぶ商品を作る会社にしようと思ったそうです。(=THINK GAIAという考え) |
今夜の選曲: DANCE,DANCE,DANCE / BEACH BOYS