2008年11月17日
見晴らしのいい図書室でなければ…
吉田修一さんの文学への入り口は高校生時代。高校が高台にあり、図書室からの見晴らしが素晴らしかったそう。よく友達との待ち合わせを図書室にしていて、適当に本を取って立ち読みしていたのがきっかけなんだとか。もし、図書室からの眺めが違っていたら、今の吉田さんは違う道に進んでいらっしゃったのかもしれませんね。
今夜の選曲:SATAN'S JEWEL CROWN / EMMYLOU HARRIS
昨年「悪人」で大佛次郎賞と毎日出版文化賞受賞をダブル受賞。この「悪人」というタイトル、吉田さんご自身が付けられたんだそうです。朝日新聞での連載ということで、新聞の記事に負けないよう(新聞は悪人ばかりがノンフィクションで載っているので)そんなタイトルにしたんだそう。この作品で、吉田さんのソフトなイメージがガラッと変わったと言われています。 |
staff| 20:45
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