2009年01月02日
人間が買い物をする理由
ある学者が、物々交換をする時代がもう一度来ないと、人間が買い物をするという行為は直らないんじゃないかと言っていました。これに対し福岡伸一さんは生物学者として「人間は700万年というときの中で、99.999%の間、常に不安だった。食べ物は無くならないか、寒い時代がくるのではないか…。そういった不安(不足、欠乏)からモノを集めたくなる。常にモノをあつめたり貯めようとする本能。でも過剰に対してはリミッターは無い。」と。物欲があるのは人間の本質的要素からきているようですね。
今夜の選曲: BO DIDDLEY / BO DIDDLEY
最後に、2009年の福岡さんの目標を伺いました。 「例えばフェルメール。まだ見つかっていないものもあるので、そういった古くて新しいものを探したい」。 |
staff| 20:48
| トラックバック(0)
| カテゴリー:ゲストトーク