2010年03月30日
バブルを経験して分かった、本当にやりたい仕事
現在、アートディレクターとして活躍される水谷孝次さん。
大学卒業後、日本デザインセンターに入り、水谷さんが最初に認められて手応えがあった仕事は、ワコールのカレンダーとポスター。女性が下着の広告を見ても、知性と品格や爽やかさがあってイイと思われる作品に仕上がったのだとか。 |
その後、数多くの広告デザインを手掛けた水谷さん。広告の世界を辞めたいと思ったキッカケは…バブルの頃、毎日のように海外に行っていた時期。LAでフランク・シナトラの広告撮影がありました。45分間に数億円かけた撮影。シナトラが写っていればいいような広告の撮影に対し「男の仕事として、いかがなものか?」と思ったんだそう。これをキッカケに、辞めて独立。さっぱりとしたイイ風が吹いていて、また原点から始められました。お金じゃなくて小さなことから心を込めてやろうと思い、それがあれば、もうあとは何もいらないと思ったんですって。
今夜の選曲: PLEDGING MY TIME / BOB DYLAN
staff| 20:48
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