2010年04月30日
5月3日から5月7日のゲストは
NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長の中島早苗さんです。
■■中島早苗さん■■
1972年生まれ横浜市出身 関東学院短期大学卒業後、アパレル会社に勤務。退社後の97年にアメリカの環境NGOでインターンを経験し99年フリー・ザ・チルドレン日本支部を設立。子どもたちが主体となって行う国際協力活動のサポートをしていらっしゃいます
NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン事務局長の中島早苗さんです。
■■中島早苗さん■■
1972年生まれ横浜市出身 関東学院短期大学卒業後、アパレル会社に勤務。退社後の97年にアメリカの環境NGOでインターンを経験し99年フリー・ザ・チルドレン日本支部を設立。子どもたちが主体となって行う国際協力活動のサポートをしていらっしゃいます
今回のポッドキャスティングは、4月26日から4月30日放送分、
職人社・秀平組代表、左官技能士の挾土秀平さんです。
職人社・秀平組代表、左官技能士の挾土秀平さんは、仕事だけではなく土の魅力や土壁の良さを知ってもらうために、イベントや講習も積極的にされています。
近いところでは渋谷の東急Bunkamura。6月3日から13日まで展示会が行われます。また、土を減量にした化粧品でのアートメイクも。土壁は100年の耐久性があり、モノが残るだけに苦しかったり反省ばかりすることも多いそう。でもメイクは一晩で流します。この究極がいいんですって、ギャップが大事!
今夜の選曲: AIN'T NO GRAVE / JOHNNY CASH
職人社・秀平組代表、左官技能士の挾土秀平さんは、いつもストーリーを作って、土やデザインを決めているんですって。たとえば、沖縄をイメージするマンションだったら、沖縄の砂を使う…。
挾土さんの壁は、宇宙を感じると言います。土に水を混ぜて壁を塗って、光が当たったら蒸発する。花も木も同じ、最近は自然はぜんぶ左官だなって思っているそう。
高山の里山、1700坪の中に20坪だけの究極のゲストハウスを作っているんですって。ダイヤモンドのような…とのこと。建てはじめて9年、あと1年半くらいで出来るそう。人生最大の夢なんですって! |
今夜の選曲: SATISFIED MIND / JOHNNY CASH
左官技能士の挾土秀平さんは、2001年、39歳のときに14年いらしたお父様の会社「挟土組」をやめて「職人社・秀平組」を設立。修平組は東京の特別な壁の仕事が多いそうで、例えばペニンシュラ東京のフロントの壁や、レストランやBarの壁など、洋風の壁が多いんですって。人からは和でも洋でもないモダンな感じと言われるそうです。
土壁は優しく感じます。挾土さんの持論は「クロスや石、ガラスは見た瞬間にパンとぶつかってパチっと跳ね返るから痛いと感じる。でも、土壁だと目線が土にいったんめり込んで、クッションになって戻ってくるから優しいと感じる。」
今夜の選曲: NOTHING BUT THE WHOLE WIDE WORLD / JAKOB DYLAN
「左官屋は、絶滅危惧種!」とおっしゃる、職人社・秀平組代表、左官技能士の挾土秀平さん。自然の風景を見ているといろいろな種類の色の土があります。だから、土壁を<土+色>と捉えて塗っているそうです。
一人前になるまで早くても10年はかかるという左官屋修行。料理と一緒で<わら・土・水>の割合は加減、数字じゃないところ、勘が必要!季節、天気、どんな土なのか…見極めていかないといけないので、経験が必要なんだそうです。水を使う仕事は加減が大切なんですね。
今夜の選曲: NOTHING BUT THE WHOLE WIDE WORLD / JAKOB DYLAN
挾土さんのお父様も左官職人で「挾土組」を経営。地元、高山でビルのお仕事が多かったそうです。ちなみに挾土とは本名。”土”という漢字が付くなんて、何か縁があるのでしょうか。 |
職人社・秀平組代表、左官技能士の挾土秀平さんです。
左官とは?静かで柔らかい土壁の魅力…など、たっぷりと伺います。
■■挾土秀平(はさど・しゅうへい)さん■■
1962年、岐阜県高山市生まれ。2001年「職人社 秀平組」を設立。土にこだわる壁作りを目指し、日本全国はもとより、海外でも活躍の場を広げ、また、左官業だけに止まらず、土や木、藁など自然に帰るものだけを使った作品や、土を原料にした化粧品でのアートメイクなどの作品も発表されていらっしゃいます。
今回のポッドキャスティングは、4月19日から4月23日放送分、
杉本彩さんです。
今は、3匹の猫と暮らしている杉本彩さん。旅に出る時は、猫の生活環境を変えないために(猫に負担を与えないために)、ペットシッターを頼んでいるそうです。
京都市出身の杉本さん。さまざまなイメージがありますが「日本人の男性が好き。ラテンなスピリットを持って、常識に縛られていない日本人男性がタイプ!」なんですって。そして、やっぱりエロスが大切とも…。
今週は動物愛護からエロスまで、杉本彩さんのさまざまな顔を見せていただきました。
今夜の選曲: WHAT'S NEW PUSSYCAT / TOM JONES
動物愛護の取り組みに対しても積極的に活動されている、杉本彩さん。動物実験に関しては、難しい問題で、すべてを排除しろという考えは違うとのこと。医学の進歩は動物実験の上に成り立っているのは否めないので、これからどう向き合っていくかが課題。1990年のボロニア会議で採択された3R(Reduction削減 Refinement苦痛の軽減 Replacement代替)を、日本も守っていかないと、と思っているそうです。
杉本さんはブログで、積極的におススメの本や映画を紹介されています。今は映画「犬と猫と人間と」を応援。飯田基晴監督が4年間に渡って、ペット産業の闇や問題点を取材したドキュメント映画です。この映画を作るきっかけが…野良猫を保護しているおばあさんが、いろいろな団体に動物愛護をお願いしたけどうまくいかず、それなら自分の満期になる保険を使って命の大切さを訴える映画を作ってほしいと、直々に飯田監督に申し入れたそうです。残念なことに、おばあさんは映画の完成を見ることなく、亡くなってしまいました。このおばあさんの思いを継いでいくべく、杉本さんは映画の宣伝に情熱を注いでいらっしゃって、最終的には文部科学省が推薦するような、学校で必ず見るような映画にしたいとおっしゃっています。
今夜の選曲: WHAT'S NEW PUSSYCAT / FLOYD CRAMER
やはり杉本彩さんと言ったら、その妖艶な美しさと、抜群のスタイル。「裸は戦闘服みたいなもの!常にトレーニングは欠かさない」とおっしゃっていました。とくに加圧トレーニングは杉本さんのせっかちな性格に合っているとのことで、すぐに結果が出るのがいいそうです。ちなみに…加圧トレーニングは月2回、エクササイズ月2回、そして週一回のアルゼンチンタンゴをされているそうです。
食事は、どの時間でも、何でも好きなだけ食べるそう。食事のシメはお米、炭水化物が大好きなんですって。また、カラダにいいと聞いたことはすぐに取り入れて合うか試してみるそうで、スタジオにも水素水を持参でした。 |
今夜の選曲: WHAT'S NEW PUSSYCAT / FOUR SEASONS
杉本彩さんの活動の中で、保護した犬や猫を里親に渡すときに本も一緒に渡すそうです。命を預かったことの責任を促すための本…。途中で飼育を放棄したら、こういう運命を辿るんですよと、保健所で殺処分が行われるまでの行程を写真と文章で紹介した本なんだそう。
こういった動物愛護にまつわる、さまざまな活動をなさっている杉本さん。いまは個人活動ですが、応援してくれる仲間は多く、いずれは団体にしてキャパシティを広げたいと思っているんですって。
また杉本さんは、国際動物愛護団体「PETA」(80年代からNO FUR運動を行っている世界で一番大きな動物愛護団体)のキャンペーンで「毛皮?裸でいいわ(Fur? I'd rather go naked)」と書かれた小さなプラカードを手に、全裸になったことでも話題になりましたね。杉本さんはフェイクファーを用いたファッションブランド「Dear Elsa」を作っていて、これを知った団体の方から依頼がきたようです。
今夜の選曲: WHAT'S NEW PUSSYCAT / LOS FABULOSOS CADILLACS,FISHBONE
動物愛護の取り組みに対しても積極的に活動されている、杉本彩さん。
先日、民主党の「犬猫議連」に参加されたそうです。この犬猫議連とは、動物愛護に意識の高い民主党議員が集まって、来年の法改正に向けて、いい形で法を改正していこうという勉強会。業者の処分などの法改正を狙っているそうです。日本では、動物虐待の定義が明確になっておらず、だから人間への処分が明確に出来ないんだそう。海外にはアニマルポリスもあるのに日本は遅れているとも、杉本さん。また、行政による里親支援へのシステムがなっていないことも懸念しているそうです。
今夜の選曲: WHAT'S NEW PUSSYCAT / QUINCY JONES
杉本彩さんです。
女優、ダンサー、作家など多岐にわたり活躍されていらっしゃいますが、動物愛護の取り組みに対しても積極的に活動されているんです。来週は、里親問題、参加された民主党の犬猫議連など、動物への熱い思いを、たっぷりとお話しいただきます。
ドカ弁を求めた旅はまだまだ続く、写真家の阿部了さん。
おべんとうの写真以外では、「四角い宇宙」という作品で、友人の部屋を10年ごとに撮影しているんだそうです。大学の卒業制作から始めたそうで、今回で3回目(30年目)。まだとりきれていない部分もあるので、完成させたいとおっしゃっていました。
お弁当も、部屋もプライベート。ある意味、人の中を覗き見する写真が好きなのかも…とも。
今夜の選曲: I SHALL BE RELEASED / BAND
日本各地を回ってお弁当を撮り続けてきた、写真家の阿部了さん。「おべんとうの時間」を見ていると、本当にごく普通のお弁当ばかり。懐かしい気持ちもします。魚肉ソーセージに卵焼き。
阿部さん曰く、115人の中でパンは3人だけ、他は全員お米だったそうです。梅干しは90%。それに近いくらいでプチトマトも勢力を伸ばしているよう。お弁当の中で赤い色はアクセントになるからでしょうか?
また、健康志向なのからなのか、雑穀米のお弁当や、塩や醤油を控えめの方もいらっしゃるそうです。
右)津田敦子さん
「いつも写メールで、福岡にいる姉に弁当の写真を送りつけてるんです」
今夜の選曲 : THE TIMES THEY ARE A CHANGIN' / MASON JENNINGS
「おべんとうの時間」が発売された、写真家の阿部了さん。これは全国各地で出会った人々のお弁当を阿部さんが写真撮影、奥様の取材文で構成されています。お弁当の取材先は、会社員や女子高生など、その地に生活する一般の方の写真ばかり。
どうやって人選するのかとお伺いしたところ、まずは地域から考えるそう。そして会社に電話して誰かお弁当を持ってきている人はいないか、聞くんだそうです。
『求めているのは普通のお弁当。写真にはお弁当が写っているけど、でもそれを通して、その人を見ているんです。』 |
土屋継雄さん 「毎日これ。でっかいおにぎり一個です。どうやったら手早く作れるか、幾年もかけて編み出したやり方があるんです」 |
今夜の選曲: HIGHWAY 61 REVISITSD / BEN SIDRAN
国立館山海員学校を卒業された、写真家の阿部了さん。卒業後は気象観測船「啓風丸」に4年乗船されていたそうです。最初は食事作りから掃除など何でもやったそうで、このとき、料理に目覚めたのだとか。
その後、半年間の旅へ。西の果てまで行ってみようと、日本→ロシア→ポルトガルへ。旅をするときに、カメラは持っていった方がいいかなと思い、それが写真を始めたきっかけになったそうです。おじいさんが使ってたミノルタのカメラを持っていけと、くれたそうです。 |
帰国後、東京工芸大学短期大学写真技術科卒業、そして立木義浩さんのアシスタントに付かれました。考える余裕もなく、ついていくのが精一杯だった毎日。「いろいろな場面に行かせていただいたことが、いい経験だった。」と振り返っていらっしゃいました。
今夜の選曲: AS I WENT OUT ONE MORNING / MIRA BILLOTTE
写真家の阿部了さんは、全日空の機内誌「翼の王国」で2007年4月から「おべんとうの時間」を連載されています。これは全国各地で出会った一般の方のお弁当を撮影したもの。
4月1日には一冊の本となって木楽舎から発売になりました。これまで取材されてきた中から、39人の方が紹介されています。 |
一般の方のおべんとうの写真…ありそうでありませんでした。お弁当といったらレシピ本ばかり、でもお弁当に対する思い出はたくさんあるのに…と思っていて、写真を撮りはじめたそうです。 |
今夜の選曲: TANGLED UP IN THE BLUE / BEN SIDRAN
写真家 阿部 了さんです。
人気連載「おべんとうの時間」の撮影話などを中心に、たっぷりとおうかがいします。
■■阿部 了(あべ・さとる)さん■■
1963年生まれ。東京都出身。国立館山海員学校を卒業後、
気象観測船「啓風丸(けいふうまる)」に乗船。
その後、東京工芸大学短期大学写真技術科で写真を学び、立木義浩氏のアシスタントを経て、95年よりフリーの写真家として活躍されていらっしゃいます。
全日空の機内誌「翼の王国」で2007年4月から連載の「おべんとうの時間」が一冊の本となって、4月1日木楽舎から発売になりました。
今回のポッドキャスティングは、4月5日から4月9日放送分、
藤浩志企画制作室代表、美術家の藤浩志さんです。
美術家藤浩志さんをお迎えしての最終日は、藤さんこれからの活動。
昔から空き家とか使われてない場所に興味がある藤さん。7月19日から10月31日まで、瀬戸内国際芸術祭が瀬戸内の島々で開催されます。その中に、過去に日本最大級の産業廃棄物不法投棄事件があった豊島(てしま)があるんですが、いまはある集落が半分くらい空き家になってしまっていて、その空き家を借りて面白いことをするんだそうです!
藤さんが大切にしていることは「誰とするか」。いっそうのこと、その誰を作ってしまおうという地域実験!豊島に<藤島八十郎>という架空の人物を作り、彼が活動をしていくということをつくっていこうかなと。八十郎さんが住んでいる家を造ったり、彼が運営するカフェを作ったり、彼が本を書いたり…島の人々も含めて、共同で藤島八十郎の人格を作って行くという芸術!
一つのことをやることで、いろんな表現なり表現者なりが連鎖していくことの面白さを作りたいんですって。
今夜の選曲: TAPESTRY / CAROLE KING
美術家の藤浩志さんは「仕事としては空間作りが多いけど、空気感を作ってるのが大きい」と。モノを作ることで空間は変わるけど、仕組みを作ることでも空間が変わるんだそうです。
例えば藤さんは2年前、サンタフェのビエンナーレで「かえるシステム」を展示。場所はサンタフェ郊外にあるオペラハウスの駐車場。館長からライトが寂しいから何とかならないかと相談され、それならと、ペットボトルでライトの飾りを作るチームを市民から募集。30チームくらい集まり、美術館にテントを立て、3週間限定で毎日、自分たちの作品が作り、作ったものを、そのライトの下に取り付ける。それだけで、キレイで日常とは違う風景に。オペラが上演されている間は、ずっと展示されていたそう。作品を作るまでの仕組みも芸術にしてしまったわけです。
『誰と仕事をやるかで、仕事の内容が変わってくる。そこには2つの柱があって<対話の場を作る><そこから出てきたイメージをアートプロジェクトなど地域実験として形に落とす>』 |
今夜の選曲: AT THIS TIME IN MY LIFE / CAROLE KING
藤浩志さんは、本当に興味深い経歴の持ち主。
大学卒業後、1986年に青年海外協力隊員としてパプアニューギニア国立芸術学校に赴任。途上国に行ったら時間軸を戻せる(60〜70年代)んじゃないかと思ったそうですが…実際は戻り過ぎ!原始生活のようだったとか。行った時はちょうど建国10年目。企業・放送局・新聞社が出来はじめた時期。それで芸術大学も出来たんだそうです。 |
1988年、バブル期の東京に戻り就職。そして働きながらお金を貯めるため、築地でも朝5〜12時まで働いたとか。ちなみに乾物屋さん。バイトで集まって来るのは、いろいろな国の人や音楽やっている人が多く、バラエティ豊かでとても面白かったとおっしゃっていました。 |
今夜の選曲: HOME AGAIN / CAROLE KING
美術家藤浩志さんは、京都市立芸術大学大学院の卒業。最初は染織科に入学されたそうです。もともと細かい柄が好きだったんだとか。ご自身は鹿児島の生まれですが、ご両親は奄美大島出身。おばあさまは大島紬を作っていらっしゃったんだそうです。奄美や鹿児島には、大島紬の手織りの工場が多く、そこにみんなが集まり、ワイワイと機織りをする…そんな世の中の仕組みにも興味があったんだとか。
京都の大学に入った理由には、お寺が好きということも関連しているそうです。「三十三間堂にある1000体の仏像」など、なんだコレは?という常識を超えた状態、あり得ない状況が好きで、そういうのを作る仕組みにも興味があったんだそうです。 |
今夜の選曲: BEAUTIFUL / CAROLE KING
現在、秋葉原「3331アーツ千代田」で開催中の開館記念展で、藤浩志さんの作品<VPC(Vinyl Plastics Connection)発 Kaekko経由 Toys Paradise>を見ることが出来ます。
おもちゃを集めて制作された、怪獣のタワーやオブジェ。この展示物のおもちゃは全部、Kaekko(かえっこ)というシステムで集められたものなんですって。このKaekkoとは…2001年につくったシステムで、子供がいらなくなったおもちゃを持ってきて、お店屋さんごっこをするというもの。全国で開催しているそうです。いいおもちゃは、どんどんかえっこされていきますが、人気のないおもちゃは残っていきます。今までに全国3000ヶ所くらい開催し、貯まっていく人気のないおもちゃ…。
<VPC発 Kaekko経由 Toys Paradise>では、そんなおもちゃで作った作品が展示されています。
4月11日(日)まで、1階 展示室。一般 800円 / 高校・大学生 500円 /中学生以下無料になっています。
今夜の選曲: I FEEL THE EARTH MOVE / CAROLE KING
藤浩志企画制作室代表、美術家 藤浩志さんです。
■■藤浩志(ふじ・ひろし)さん■■
1960年鹿児島生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科修了後、パプアニューギニア国立芸術学校講師、都市計画事務所勤務を経て、1992年に藤浩志企画制作室を設立。パブリックに開かれた空間やシステムづくりを表現活動と捉えて、美術館やギャラリーでの発表に限らず、地域や生活に密着したアートプログラムを開発・展開していらっしゃいます。
今回のポッドキャスティングは、3月29日から4月2日放送分、
アートディレクター水谷孝次さんです。
アートディレクター水谷孝次さんは笑顔をとる達人。そのコツは「最終的には気持ち!笑顔は気持ちの鏡。子供たちの笑顔は、実は自分なんです。心をこめて、愛を込めて、笑ってって願って撮影。自分の気持ちが子供たちにうつるかなんです。」
水谷さんが力を入れていらっしゃる「MERRY PROJECT」。地方の元気のない街をMERRYにしたい…と、愛知県犬山市を犬で盛り上げていらっしゃいます!犬山市には、犬のアートがたくさん!
今夜の選曲: I'LL BE YOUR BABY TONIGHT / BOB DYLAN
アートディレクター水谷孝次さん。
これまでの、MERRY PROJECTの大きなプロジェクトは「愛・地球博」と「北京オリンピック開会式」。北京オリンピックでは、笑顔が傘にプリントされ、まさにたくさんの笑顔の花が咲いたような演出でした。
現在、六本木のホテルアイビス ミニギャラリーで「MERRY FROM WORLD 水谷孝次展」が開催中。5月11日まで。途上国の子供、17人の笑顔の写真が展示されています。ホテルのギャラリーということで、24時間誰でも見に来れるという場所を選んだ理由は、美術館などではなく、なるべく誰もが通る場所などパブリックな場所にしたかったからなんですって。
六本木交差点から近い、ホテルアイビス。みなさんもぜひ、この無防備なくらい口を開けた万遍の笑顔を見に行ってみてください!
今夜の選曲: KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR / BOB DYLAN