2010年07月30日
8月2日から8月6日のゲストは
株式会社環境向学代表取締役社長、保科寿治さんです。
環境向学は、水浄化機器の設計開発・製造・販売として1989年創業。「水処理装置」開発メーカーのパイオニアです。
浄水システム、逆浸透膜、世界の水事情など、たっぷりとお伺いします。
株式会社環境向学代表取締役社長、保科寿治さんです。
環境向学は、水浄化機器の設計開発・製造・販売として1989年創業。「水処理装置」開発メーカーのパイオニアです。
浄水システム、逆浸透膜、世界の水事情など、たっぷりとお伺いします。
今回のポッドキャスティングは、7月26日から7月30日放送分
株式会社イシダ 環境規格管理室室長の宇都宮道人さんです。
環境負荷の軽減を目指した製品作りを積極的にすすめていらっしゃる、株式会社イシダ 環境規格管理室室長の宇都宮道人さんをお迎えしての最終日です。
イシダの企業理念は「三方よし」。自分よく、相手よく、第三者よく! イシダがはかりメーカーのトップを走り続ける理由は、この「三方よし」にあるようです。
ハカルという文字だけでもいろいろありますが、宇都宮さんの好きなハカルは「図る」なんだそうです。こうしていこう!という意欲の、図る。計画して、実行する、この「図る」がお好きなんですって。
今夜の選曲: WHO'S BEEN TALKIN'? / STEVE MILLER BAND
「ハカリは、重力が作用するんです」とおっしゃる、株式会社イシダ 環境規格管理室室長の宇都宮道人さん。
まずは基礎知識→→→物には質量があって、これに「重カ加速度」が働くことによって「重さ」になります。重カは世界中どこでも同じだと思われがちですが、実は緯度によって異なるんですって!南極と北極がいちばん重く、赤道は軽く…。もちろん日本でも北海道と沖縄では変わってきてしまいます。日本では、10の地域に分かれていて、それぞれの地域にあわせた設定の仕方をして、作っているんですって。
そして、ハカリの横に、○○の地域でしか使えない…と書いてあるそうです。例えば、お肉屋さんが引っ越ししたら、その地域に合ったハカリを使わないといけないわけです。
今夜の選曲: ROCK ME BABY / STEVE MILLER BAND
株式会社イシダ 環境規格管理室室長の宇都宮道人さんをお迎えしています。
世界にイシダの名前をひろめるきっかけが、ピーマンの計量なんですって。1972年、コンピュータースケールというハカリで、世界ではモンスターと称されるほど、画期的な発明だったそうです。
高知の特産、ピーマン。当時のハカリは、上にお皿があって、そこにモノを乗せてはかるのが一般的。ところが、豊作だと計測に時間がかかって出荷が遅れてしまいます。そこで、発明したのが、このモンスター!当時、アナログコンピューターにICを組み合わせて作った、世界初の組み合わせ式高速自動計量機です。
今夜の選曲: HEY YEAH / STEVE MILLER BAND
宇都宮道人さんが環境規格管理室室長をつとめられる、株式会社イシダ。
イシダは、1893年(明治26年)に創業。明治政府から最初に認可を受け、ハカリのメーカーとしては民間で初の企業です。当時は許認可制だったハカリのメーカー、現在は登録制なんだそうです。
計量法という法律の元に、生産。一台一台、検定を受けて販売しているんだそうです。ハカリの横には、国が認めた計量機というシールが貼られているんですって!今度、機会があったら見てみてくださいね。
今夜の選曲: ALL OUR LOVE I MISS LOVING / STEVE MILLER BAND
「食品トレーは、最終的には捨てられるもの。トレーのない包装機を作ろうと考えました。」 |
株式会社イシダ 環境規格管理室室長の宇都宮道人さんです。
奥が深いハカリの世界、環境への取り組みなど、たっぷりお伺いします。
株式会社イシダは1893年(明治26年)創業、117年の歴史あるハカリのメーカー。
モノを計る技術を極める一方で、包む/検査する/表示するなどの技術を追求し、また環境を配慮した製品づくりを積極的に進めていらっしゃいます。
6月に開催<ロハスデザイン大賞2010のモノ部門>では、イシダが開発した「ノントレー包装機NTP-UNI(ユニ)」が、大賞を受賞。
今回のポッドキャスティングは、7月19日から7月23日放送分
公開中の映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さんです。
公開中の映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さん。前職は、実はNHKの報道ディレクター、環境問題の番組に携わったりされていました。でも、その前から環境問題に関心があったそうで、ごみゼロナビゲーションで知られるASEED JAPAN、1991年の設立メンバーでもいらっしゃいます。当時は大学生でした。
20年近く環境問題を見ている海南さん。日本の人々の環境意識は、ものすごく変わったとおっしゃっています。「日本人がごみの分別なんで、やるわけがない!」と議論したことがある大学生時代。ところが、今はどこの駅でも誰でも普通に分別しています。海南さんは「これは革命だと思っている!」とのこと。出来ない・変わらないと思っていることが、一番良くない…ともおっしゃっていました。
今夜の選曲: MELT AWAY / BRIAN WILSON
公開中の映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さんをお迎えしています。
「ビューティフルアイランズ」で紹介されている3つ目の島、シシマレフはツバルより先に消えてしまうかもしれない危機的状況です。シシマレフはアラスカの西の端、星野道夫さんが愛した島。海南さんは7回も船を乗り継いで行ったそう!人口600人、ホテルもレストランも何もない島。海南さんたちは、小学校をお借りして、寝袋も食用も持って行ったんですって。
映画で表現したかったのは、普段。起きたあとの悲惨な状況しか見ない…そうではなく、その前にどんな人が住んでいて、どんな風景が広がっていたのか?
今夜の選曲: ONE FOR THE BOYS / BRIAN WILSON
映画監督、海南友子さんの最新映画は、公開中の「ビューティフル アイランズ」。
温暖化の影響を受けている3つの島を描いていますが、イタリアの水の都:ベネチアの、高潮による街の浸水の映像は、驚きでもあり、美しくもあり…。
多いと年間80回くらい高潮がくるそうですが、それがいつくるかは分かりません。現地で待つのも大変です。日本でベネチアが水没というニュースを見た海南さん、その夜の飛行機でベネチアに向かったそうです!スタッフももちろん間に合わず、現地の方にお願いしたとか。
1822年開業のホテル:ダニエリもロビーが浸水。このホテルはベネチア国際映画祭のときにスターが泊まる高級ホテル。高潮はホテル側も慣れているそうで、来そうだってことが分かると、ロビーの高級な椅子などを上にあげたり、通路用の長椅子を用意したりするんですって。
みなさん、太ももまであるような長靴をもっていて、海南さんご自身も購入したとか。こういった長靴をもってないと日常がおくれない…これはよく考えると怖いこと。
水没時期は11、12月。水没を体験しにいくのもあり!?
今夜の選曲: ORANGE CRATE ART / BRIAN WILSON & VAN DYKE PARKS
2002年、南米のパタゴニアで氷河が崩れる現場に遭遇。気候変動の恐ろしさを体感し、環境に関するドキュメンタリーを撮ろうと思ったのは7〜8年前という、映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さん。
映画のひとつの舞台であるツバルへは、最初はリサーチで行ったんだそうです。世界で最初に沈む島と言われているツバル。電話もインターネットもつながらない、でも人間の絆がものすごく素敵で、撮影したいなって思ったとか。でもツバルだけだと、自分とは無関係と思う人もいると思うから、大陸や人種をわけて他の島もとりあげ、そうすることでどこかに自分との共通点を見つけてもらって環境問題を身近に感じてもらえれば…。
映画の世界観が凝縮された写真集も発売されています。映画にはナレーションがありませんので、海南監督の映画に対する思いなどが描かれています。 |
今夜の選曲: LOVE AND MERCY / BRIAN WILSON
今週は、公開中の映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さんをお迎えします。
南の島:ツバル、イタリアの:ベネチア、アラスカ最西端:シシマレフの、どこも素敵だけど気候変動の影響を受け危機にさらされている3つの島のドキュメンタリー。世界を3周分、3年かけて撮影したそうです。1時間46分、ナレーションもBGMもありません。その場所に行ったような気持ちになってもらえたら…あえてナレーションや説明は入れなかったそうです。
すでに環境問題に関する情報はたくさんあり、みなさんアタマでは分かっています。でも、それだけじゃなくて、実際に体感してほしい、心で受け止めてほしい…そういう体験を映像で出来ないか、と思ったのが始まりなんですって。 |
被害のパートは全体の2割だけ、あえて情報を入れない…これから失われていく日常をゆっくり描いた映画。ワンカットでも心が動いたシーンがあれば、さらにインターネットなどで深く調べてもらえたらとおっしゃっていました。
今夜の曲: 黄金の緑 / UA 〜「ビューティフル アイランズ」イメージソング
公開中の映画「ビューティフル アイランズ」監督の海南友子さんをお迎えします。
映画撮影秘話、温暖化の現実など、たっぷりとお伺いします。
今回のポッドキャスティングは、7月12日から7月16日放送分
キャンディッドコミュニケーションズ代表取締役会長、残間里江子さんです。
毎朝4時半に起きるという、キャンディッドコミュニケーションズ代表取締役会長、残間里江子さん。6時間以上眠ると体調を崩しちゃうんですって。
残間さんが考える環境アプローチ…しかつめらしくやると、かえって人を遠ざけてしまうことがあります。そうではなく、そうじゃないイメージの人がやると逆にインパクト大。意外性はムーブメントになるとおっしゃっています。文化的アプローチから環境問題に取り組んでいきたいそうです。
今夜の選曲: VAUDEVILLE MAN / MARIA MULDAUR
廃船を利用してボードウォークを作り憩いの場になっていたり、ハドソン川沿いには自転車専用道路も。人々の生活に密着した、小さな変化が起きていたんですって。 |
キャンディッドコミュニケーションズ代表取締役会長、残間里江子さんの著書、2005年出版の「それでいいのか 蕎麦打ち男」。蕎麦打ちを否定するのではなく、団塊世代にエールを送った本です!せっかく蕎麦打ちをするなら、家でうって自分だけで食べるのではなく、会合など外で振る舞ってみては?という思いが込められているのだとか。
実は本のタイトル。最初は「くたばれ 蕎麦打ち男」だったんですって!でも、編集者に変更を意義無くされ「それでいいのか」に。団塊世代は<拒否>と<否定>に弱いんだそうです。。。
今夜の選曲: DON'T YOU FEEL ME LEG / MARIA MULDAUR
「club willbe」は、キャンディッドコミュニケーションズ代表取締役会長、残間里江子さんが去年創設した会員制ネットワーク。入会金も年会費ももらっていないので、企業スポンサーを集めるのが大変だったと残間さん。
最終的には、介護や環境のことなど、少しでも世の中に出番を作りたい大人の、あまった時間やエネルギーを提供してほしいそう。スタートから一年経って、どんな人たちが集まっているか分かってきて、活動の方向性も見えてきたそうです。 |
8月21日、22日、28日、29日。大人のための短期集中ゼミ「willbeアカデミー」が開催されます。4日間で12講座、いろいろな大学の先生の講座があります。受け付けが始まっていますよ! |
今夜の選曲: I NEVER DID SING YOU A LOVE SONG / MARIA MULDAUR
キャンディッドコミュニケーションズ代表取締役会長、残間里江子さんが去年、会員制ネットワークとして創設した「club willbe」。大人たちの活躍の場を広げたいな…という思いではじめたそうです。
一年あまりで会員数が8千人、年齢層は「僕はオトナです」という17歳から88歳まで。平均年齢は52〜53歳。ホームページからエントリーシートに記入して登録出来ますよ。
退職をきっかけに、家をリフォームしようと思ったら、リフォーム会社にお風呂場とか手すりのりリフォームをすすめらて、老人扱い!私たちが欲しいのは、そういうことじゃない!」これが「club willbe」創設のキッカケなんですって。 |
今夜の選曲:WALKIN' ONE AND ONLY / MARIA MULDAUR
キャンディッドコミュニケーションズ代表取締役会長、残間里江子さんです。
残間さんが去年創設した会員制ネットワーク「クラブ・ウィル・ビー」、そして団塊世代の話しなど、たっぷりとお伺いします。
今回のポッドキャスティングは、7月5日から7月9日放送分
株式会社千葉農産代表取締役社長、白石真一さんです。
株式会社千葉農産代表取締役社長、白石真一さんをお迎えしての最終日。中国は安全安心の農作物を日本に求めていて、日本の野菜は人気があります。上海から、白石さんの野菜を送ってくれないかというオファーも来ているそうです。
千葉県君津市のアクアラインを降りたところにある金田で、金田農業組合と提携して農地を借りている白石農園。金田は、いまアサリ掘りシーズン!7月いっぱいまで楽しめるそう。
タマネギ、キャベツ、じゃがいも…アサリ掘りして、バーベQして、千葉の野菜を楽しんでほしいとおっしゃっています。ちなみに、ここ金田からの夜景も抜群なんですって!
今夜の選曲: MOVE IT ON OVER / WILLIE NELSON
株式会社千葉農産では、さまざまなプロジェクトが進行中。「総合農場施設運営プロジェクト」もその一つです。
これは…千葉県君津市の大鷲地区の110ヘクタールの場所に、食を中心としていろいろな癒しのものを組み入れた農業の総合エンターテイメント。クワガタの森、棚田、銭湯、スーパー、図書館…実際に図面を持ってきてくださいましたが…まだ何も出来ていないんですって。
「大鷲地区に来て欲しいです!自分の故郷が、ここにある気持ちで。」 |
今夜の選曲: SUGAR MOON / WILLIE NELSON
今週のゲスト、白石真一さんが代表取締役社長の株式会社千葉農産では<新規就農支援プログラム>があります。読んで字のごとく、新たに農業を始めようとする人を応援するプログラム。白石さんが面接に来た人に言うのが「農業で生きようと思わず、やってみてよかったら始めてみて。」100人いて、一人後継者が生まれれば…という割合なんですって。今の季節、最初は毎日草刈り!機械で行うので、機械の扱いや修理も覚えるんだそう。
現在、働いている人の平均年齢は26〜27歳。若い女性も多いとのこと。白石農園の新規就農の子たちが、年商800〜1000万円稼げる農家にして、暖簾分けしていきたいんだそうです。 |
今夜の選曲: I SAW THE LIGHT / WILLIE NELSON
株式会社千葉農産代表取締役社長、白石真一さんの実家は、富津で10代以上続いている農家。でも白石さん、昔は農家なんてイヤだって思っていたそうです。学校から帰ってきても誰もいないし、朝も早い…一度は別の道に進んだとか。
千葉農産は、注文を受けて作るシステム。白菜、キャベツ、ほうれん草、ジャガイモ、お米…。大手お菓子会社や食品会社と契約しているので、従業員も安心して働けるというわけです。ちなみに、今年は2億円の売り上げ予定だとか!!
現在の従業員は30名。マジメに農業に取り組もうとしている人が多いそうです。でも農業と言っても、お米も野菜もイチゴも農業。農業をやりたいけど、何を作りたいか目標を持っている人は少ないそうです。
今夜の選曲: WILL YOU REMEMBER MINE / WILLIE NELSON
白石真一さんが代表を務められている株式会社千葉農産は、千葉県の富津市・木更津市など5つの市で耕作放棄地や、遊休地の再生を手掛けるという活動をされています。現在の耕地面積は175ヘクタール。ゴルフ場が2つくらいあるそう!
10年前、もう一度農業をしようと思ったときに、自分の農地を…と思ったそうですが、ある程度まとめて、アクセスがいい農地を探したそうです。でもなかなか難しく、そこで休耕している農地を使うことを思いついたそう。
現在、国内の休耕地は38万ヘクタール。なんと埼玉県の面積と同じくらい!もったいないですよね。なぜ農業が減っているのか。ひとことで「儲からないから、そして魅力がないから」と白石さん。そこで白石さんは、立ち上がったのです! |
今夜の選曲: THEY'LL NEVER TAKE HER LOVE FROM ME / WILLIE NELSON
株式会社千葉農産代表取締役社長、白石真一さんです。
新規就農支援、夢の総合農場計画のお話など、たっぷりとおうかがいします。
今回のポッドキャスティングは、6月28日から7月2日放送分
ラリードライバーの篠塚建次郎さんです。
ラリードライバーの篠塚建次郎さんは、大好きなアフリカで以前より支援活動をされています。
毎年、パリダカールラリーでダカール(国はセネガル)にゴール。ダカールと何か関わりを保っていたいな…ということから始まったのだそう。セネガルは割と豊かな国で、洋服もみなさん着ているし、ご飯もちゃんと食べれている。次に考えるのは教育のこと。学校の数が足りなくて、午前と午後の2部制。親は、子供が出来るとちゃんと学校に通わせたいと願うそう。
そこで、ダカール市の隣のヨッフ市に小学校を寄付!ダカールにゴールしたら毎年、文房具を持っていくのを恒例行事にしてたんですって。(ただ、最近はパリダカがないので、訪れていないそうですが)
「空港を降りると、アフリカの匂い。ナイロビは標高が高いので、アフリカは暑いイメージがあるけど爽やか。ブーゲンビリアが咲き乱れて、素晴らしい街!アフリカはなかなか予定とおり、思い通りにならない場所でイライラしてしまうけど、そこをイライラしないで、何か出来ることを毎日すればいい。」
今夜の選曲:NEW AFRICA / YOUSSOU N'DOUR
ラリードライバーの篠塚建次郎さん。
そもそもラリーを始めたきっかけは、お友達なんですって!大学時代のお友達がラリーをやっていて、誘われてナビゲーターを務めたのが一番最初。車の横滑りに大感動!そこからラリー人生はスタートしたんだそうです。バイトをしてお金を貯めてラリー。あまり学校に行かなくなってしまったとか。 |
ラリーで何度もアフリカを訪れている篠塚さん。ケニアでは篠塚さんのことをみんな知っているんですって!小黒編集長曰く「野口英世に継ぐ、有名な日本人かも」とのこと。秋には南アフリカでソーラーカーレースが開催される予定で、篠塚さんも出場予定。ほぼ、南アフリカを一周するんですって!篠塚さんが大好きなアフリカ。ケープタウンは地上の楽園じゃないかとおもうほどなんだとか。咲き乱れる花々、シーフードもワインも美味しいんですって!
今夜の選曲: SABAR / YOUSSOU N'DOUR