2010年11月23日
COP10は大きな成果か?
10月に名古屋で開かれた、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)は、微生物など遺伝資源の利用と、利益配分を定めた「名古屋議定書」や、2010年以降の生態系保全の国際目標「愛知ターゲット」などを、正式に採択して閉幕しました。
と言われてもなかなか理解するのは難しいですが、このCOP10は大きな成果だったのでしょうか?
武庫川女子大学教授、盛山正仁さん曰く、ポイントは大きく分けて3つ。
1)新戦略計画
2020年までにこれ以上の生態系の悪化を食い止めよう!
2050年までに生態系を回復しよう!
2)ABS(遺伝資源へのアクセスと利益の公正な配分)⇒名古屋議定書
3)資金動員戦略
先進国が途上国に、どのようにお金を出して生態系を保全して行くか、
COP11までに決めようということを決めることが出来た。
大枠で世界各国、途上国から先進国まで加わって合意することが出来たのは、大きな成果だとおっしゃっていました。
今夜の選曲: IKO IKO / DR.JOHN