J-WAVEがある六本木ヒルズにも自転車でいらっしゃったスペシャライズド・ジャパン代表取締役社長の馬場誠さん。スタジオには、いつも自転車に乗るときにかぶっているというヘルメットを持っていらっしゃいました。

自転車に乗る際にヘルメットを義務づけている国はたくさんあって、たとえばオーストラリア／ニュージーランドは年齢に関わらず全員。アメリカでは州によって違いますが、16歳未満だったり、18歳未満だったり…。では日本はというと、3年前に道路交通法によって「13歳未満はヘルメットをかぶる努力をすること」となっています。義務ではないんですね。

日本では自転車の事故によって、年間で約700人の方が無くなっています。そのうち6〜7割が頭を打って亡くなっているそうです。そしてほとんどの方がヘルメットをかぶっていないことも事実。
ヘルメットをかぶっていれば助かった方もいらっしゃるはずです、ぜひ、普段から自転車に乗る時はヘルメットをかぶってほしい…と馬場さんは強くおっしゃっています。

今夜の選曲：　MY EVER CHANGING MOODS / STYLE COUNCIL

地震後、自転車で移動や通勤をされる方が増えました。スペシャライズドでも実際、購入される方が増えたそうです。
「世界的に見て、日本の自転車道はまだまだです」と、スペシャライズド・ジャパン代表取締役社長の馬場誠さん。もっと、国が率先して作ってほしいとのこと。たとえば、アジアでは台湾や韓国は政府が力を入れて自転車道を作っているそうです。

日本では年間で15万件の自転車が関わる死傷事故が起きています。そして、そのうちの3分の2は自転車が違法して起きた事故なんだそうです。…ということは、単純に自転車に乗っている方が法律を守れば事故は減りますよね！

自転車は道路交通法上、車両の一種（軽車両）です。正しいルールを知り、安全に自転車を利用しましょう！例えば「自転車は、車道が原則、歩道は例外」「歩道は歩行者優先で、自転車は車道寄りを徐行」「飲酒運転は禁止」「二人乗りは禁止」「夜間はライトを点灯」など。今一度、見直して、安全な自転車ライフをおくりましょう！

今夜の選曲：　LET MY LOVE OPEN THE DOOR / PETE TOWNSHEND

スペシャライズド・ジャパン代表取締役社長の馬場誠さんをお迎えしました。

スペシャライズドは、世界的な自転車メーカーとして有名ですね。1974年にカリフォルニアで創業。ツールドフランスでも使われていて、去年は1&2番がスペシャライズドの自転車でした！金額は約5〜100万円と幅広く、一般の方からプロの方まで乗っています。また、自転車自体はもちろん、パーツやヘルメット、ウェアも出していて、品揃えの良さも特徴です。

今夜の選曲：　THREE LITTLE BIRDS / BOB MARLEY AND THE WAILERS

スペシャライズド・ジャパン代表取締役社長の馬場誠さんです。

自転車環境の整備、ヘルメット着用のススメなど、お話しいただきます。

今回のポッドキャスティングは、3月22日から3月25日放送分、
臨床心理士の黒川由紀子さんです。

臨床心理士の黒川由紀子さん。東北関東大震災、なるべく普通に普通の活動を継続していくことが大事とおっしゃっています。
たとえばパーティや会食などは不謹慎だとか言う方もいらっしゃいますが、いまこそするべき！すべて停止してしまったり、買い占めなど過剰な行動に出てしまったり…
どんなやり方でも悲しみ方でも、全部それは、その人のやり方なので、パーティをやりたいっていう人はやればいいですし、そういう気持ちになれない自粛したいという方はそれでいいし、それぞれのやりかたで小さな一歩を毎日積み重ねていくことが大切とのこと。

『全世界の人が、これほど日本のために祈ってくれたことは無いと思います。祈りなんて無力なんてことはなく、大きな波動を世界から受けています。ぜひ、背筋を伸ばして体いっぱい心を開いて受け止めていきたい！祈りの力は大きいのです。』

今夜の選曲：　UNCHAIN MY HEART / RAY CHARLES

「いろいろな職業、年齢性別問わず、さまざまな方がそれぞれの生活の中でボランティアをやっていらっしゃいます」と、臨床心理士の黒川由紀子さん。

黒川さんがおっしゃるには、ボランティアは肩に力が入りすぎて長続きしないよりは楽しく出来る範囲で！かたくなって、こうすべきだからする！ではなく、自分自身もボランティアの中で気付きがあったり、自分が成長したりなど、いいことがたくさんある…そんな方が長続きしているそうです。

『思いやりを力に変えるために』という本を出されている黒川さん。私達も勉強になる、ボランティアの基本が書かれています。

今夜の選曲：　ONE LOVE / BOB MARLEY AND THE WAILERS

臨床心理士の黒川由紀子さんは、災害があった現場などで話を聞く人たち（ボランティア）の研修を行っています。話を聞く…実は難しいことで、話をよく聞く訓練をしているそう。
その際に教えていることの中で、ボランティアをする上で大事にしたいことが5点あるそうです。

１）その方たちの一歩踏み出そうとする力を後押しすること。
　　回りが押し付けることをしてはいけない。
２）自分の価値観や判断をフリーにして受け入れる。
３）全注意力をかたむけて聞く。
　　実は、話さないことの方が大切なことが多い。
４）聞いた話をやたらにしゃべらない。
５）自分の限界を知る。　
　　どこまでも引き受けてしまうと、体調を崩してしまったり。
　　誰かに相談する、別の人に依頼するなどネットワークづくりも大切。

火事場の馬鹿力だけで長くは続かないのではなく、自分の限界を知って可能な範囲で長く継続する…そういうボランティアの道を、みなさんに模索していただきたいと、黒川さんはおっしゃっていました。

今夜の選曲：　THEY ARE ALL IN LOVE / WHO

東北関東大震災で多くの方が被災されました。災害時において、まずは救命・救助・救援ですが、時間の経過とともに必要となってくるのが、心のケアです。今週は臨床心理士の黒川由紀子さんをお迎えして災害時の心のケアとボランティアなどについてお伺いします。

「今すぐにでも、ボランティアに駆けつけたい」…そう思う方は多いと思います。新潟県中越地震の際、現地に入られた黒川さんは、現地のある方からこういう話を聞いたそうです。「ボランティアで来る人は、来るなら住まいも一緒に持ってきて！」。何も用意しないでくる人が多いそうで、結局は住まいや食事を提供しなくてはならなくなる…でも、被災地にはそんな余裕はありません。もちろん助けたいと思う気持ちは大切ですが、住居を確保出来て、長期にわたり持続可能なボランティアを望んでいるとのことです。

まずは、自分の出来ることから…義援金や節電もそのひとつです。

今夜の選曲：　FRIENDS / BEACH BOYS

臨床心理士の黒川由紀子さんをお迎えします。

ボランティアをする上で大事にしたいこと、ボランティアの現状から…などお伺いします。

　※なお、3月21日（月）は番組が休止となります。

今週は番組を休止とさせていただきます。

今回のポッドキャスティングは、3月7日から3月11日放送分、
映画監督の安藤モモ子さんです。

学生時代をロンドンで過ごした、映画監督の安藤モモ子さん。学校には戦争を経験したり、親に捨てられたりという、様々な経験をした世界の人が通っていたそうです。そういった人から学んだのは、愛を作品で表現すべきということ。
愛を知らないから、愛を知っている人の愛ある作品に憧れてるし、かなわないと言われた安藤さん。平和、幸せなことに対して自虐的になるのではなく、自分たちが感じている幸せや愛を、作品で表現するべきだと思うことを教えてもらったそうです。

そんな安藤さん。次の映画プロジェクトもすでに進行中なんですって。次作はオリジナルで、テーマは「平均年齢80歳以上」！？

今夜の選曲：　DON'T MAKE ME OVER / DIONNE WARWICK

映画監督の安藤モモ子さんは、お父さんが奥田瑛二さん、お母さんがエッセイストの安藤和津さん、そして妹さんが女優の安藤サクラさん。キャプテンは…やはりお母様なんですって！

安藤さんは、今週土曜日、若手芸術家を応援するアート・ゲート・プログラムのイベントで、Hanakoの編集長・北脇さんとのトークショーに参加されます。テーマは「アートのある生活のすすめ～オークションでお気に入りの一枚を見つけませんか。

エゴン・シーレが好きという、安藤さん。もともとはお父様の奥田瑛二さんが好きな画家なんですって。小さい頃から世界の美術館に連れて行ってもらっていたそうで、絵が好きなのは、そういう環境もあったからなのでしょうか。特に細密画など、職人的な作品が好きなんだとか。

現在も絵を描いているという安藤さん。映画の脚本を書いていても、まずは絵から考えるそうです。

今夜の選曲：　THE WINDOWS OF THE WORLD / DIONNE WARWICK

安藤モモ子さんの映画監督デビュー作「カケラ」はアイデンティティーの無い女子大生がある日、アイデンティティーのある女性から告白され…というストーリー。
ロンドン／ストックホルム／パリの映画祭で上映され、コメディ映画並みにみなさん笑っていたそうです。モモ子さんは、人を泣かせるよりも笑わせる方が難しいから、みんな笑ってくれてウレシイと！海外の人にしてみれば、日本人女子の仕草や表情が面白いようです。

今夜の選曲：　ALFIE / DIONNE WARWICK

映画監督の安藤モモ子さんです。

映画、家族、アートのある生活…たっぷりとお伺いします。

■■プロフィール■■
1982年東京生まれ。ロンドン大学芸術学部を次席で卒業。
その後ニューヨーク大学で映画作りを学び、帰国後に、奥田瑛二監督、行定勲監督の助監督などを勤め、2010年4月に映画『カケラ』で監督デビュー。パリのキノタヨ映画祭で最優秀映像賞を受賞していらっしゃいます。

今回のポッドキャスティングは、2月28日から3月4日放送分、
奈美悦子さんです。

「睡眠も大切！理想は夜10時から深夜2時の間は寝ていたいわ。」と奈美悦子さん。
今は何時に寝ても、朝6時には起きる生活をしているんですって。なぜなら…畑をやっていて、朝は畑に行かないといけないから！ただ、だらだら8時間寝れば良いのではなく、質のいい眠りで熟睡をするのが大事とも。

いつも元気な奈美さんの元気のもと、パワースポットは山中湖！11年前に小さな別荘を買って、疲れると犬と一緒に別荘に行くんだそうです。夜になったら寝て、朝日が昇ったら起きる…そんな地球のサイクルにあわせた生活を送っていると、元気になるんですって！

今夜の選曲： SEE SAW / ARETHA FRANKLIN

女優、奈美悦子さんの生まれ故郷は奈良県。でも、小学校から高校まで大阪の学校に通い、入団していた西野バレエ団も大阪にあったことから、大阪気質が強いんですって！

西野バレエ団といえば、奈美さんをはじめ、金井克子さん、原田糸子さん、由美かおるさんなど、大スターを輩出したバレエ団。一年に一人しかデビューをさせていなかったそうで、当時は1200人いる中から一人！大阪人ばっかりのなかで、負けずに頑張っていくために大阪気質が強くなったとか！！

今夜の選曲： I SAY A LITTLE PRAYER / ARETHA FRANKLIN

今はお元気な奈美悦子さんですが、2004年に掌蹠膿疱症性骨関節炎（しょうせきのうほうしょうせいこつかんせつえん）という病気のため、芸能活動を一度休業されています。
これは手のひらと足の裏だけに発疹ができ膿みがたまり、また骨や関節が変形してしまう病気。激痛を伴うので、トイレに行くのも大変だったとか…。
はっきりとした原因が分かっていないので、治療法も分からないそう。でも、免疫的なものの疾患と言うことだけは分かっていて、そこでいろいろ勉強した奈美さん、最終的に雑穀に巡り会ったんですって。一生治らないと言われている掌蹠膿疱症性骨関節炎ですが、奈美さんはいまは完治していらっしゃいます！

今夜の選曲：　I TAKE WHAT I WANT / ARETHA FRANKLIN