2011年03月22日
必要なのは持続可能なボランティア
東北関東大震災で多くの方が被災されました。災害時において、まずは救命・救助・救援ですが、時間の経過とともに必要となってくるのが、心のケアです。今週は臨床心理士の黒川由紀子さんをお迎えして災害時の心のケアとボランティアなどについてお伺いします。
「今すぐにでも、ボランティアに駆けつけたい」…そう思う方は多いと思います。新潟県中越地震の際、現地に入られた黒川さんは、現地のある方からこういう話を聞いたそうです。「ボランティアで来る人は、来るなら住まいも一緒に持ってきて!」。何も用意しないでくる人が多いそうで、結局は住まいや食事を提供しなくてはならなくなる…でも、被災地にはそんな余裕はありません。もちろん助けたいと思う気持ちは大切ですが、住居を確保出来て、長期にわたり持続可能なボランティアを望んでいるとのことです。
まずは、自分の出来ることから…義援金や節電もそのひとつです。
今夜の選曲: FRIENDS / BEACH BOYS
staff| 20:48
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