2011年08月15日
おばさん力で書いた最新本
正統派純文学作家の荻野アンナさんの最新作は、東日本大震災の被災地、宮城県で避難生活を送る人々の姿を中心に描いた『大震災・欲と仁義』。
物資の私物化、避難物資が届いていない人がたくさん居る現状があるなか、物資の出入りを行政は把握出来ていないので、何も立証出来ません。でも、こんな疑惑もあるんですと!と言えるのはジャーナリストでもなく作家でもなく単なるおばさん!荻野さんは「おばさん力で書いた!」とおっしゃっています。
テレビや新聞とツイッターの間が欠落していて、すべてを失った人は言葉も無いからメディアで取り上げられないんだそうです。そこが文字でしか伝えられない中小メディアのやること…そう感じたんだとか。
今夜の選曲: WHEN FIRST I LOVE / MARTIN DENNY
staff| 20:48
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