2011年09月20日
猿社会と人間社会
おサルさんの専門家、霊長類学者で、NGO日本アイアイファンド代表の島泰三さんをお迎えしています。
猿の世界にも孫という感覚はあるのでしょうか?ニホンザルは4〜20歳まで子供を産むので、たとえばおばあちゃんになっても子供を産むので自分の子供の面倒で手一杯になります、だから人間社会のようにはならないんですって。
育て方としては、ニホンザルは同年齢集団。赤ちゃんは赤ちゃん同士で集まるし、その年齢ごとに集団を作ります。ところが人間は生まれて5歳になるまでは親など大人を見て育ちます。社会性の作り方からして違うんですね。
島先生は霊長類学者として、人間は初め骨を食べていたという仮説をお持ちです。なんと、お孫さんにも赤ちゃんのときにイワシの骨を唐揚げにして食べさせたそう!とても喜んでいたそうです。 |
今夜の選曲: PRETEND / NAT KING COLE
staff| 20:48
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