2012年04月11日
「自分ごと」からはじめる
「ソーシャルデザインを形にしていく出発点が”自分ごと”から始める」…と、Webマガジン「greenz.jp」編集長、兼松佳宏さん。自分の中から沸き上がる課題から考えはじめた方が自分の場所が見つかるし、何よりも続くとのこと。
そんな”自分ごと”から始めた、面白いソーシャルデザインの具体例が東京シャボン玉倶楽部。
タバコは吸わないけど、部署も上下関係も関係ないフラットな感じで話せる、喫煙所がうらやましいという声から生まれたプロジェクト。ならば、灰皿の変わりに、真ん中にシャボン玉液を置いたら!?そしてシャボン玉吹きながら最近どう…なんて素敵ですよね。この活動、全国に広がっているそうです。
また、『ソーシャルデザイン~社会をつくるグッドアイデア集』の第二章には「これからの○○をつくる」とあります。何でも「これから」を付けると今までに無いものを作るという脳が働くからなんですって。たとえば、東京シャボン玉倶楽部も「これからの禁煙」とか。そんな中、生まれたのが「これからの名刺」。名刺をデータで管理することにより半年に一回名刺を断捨離していたときに思いついたそうで、捨てるときに悲しい思いをするなら、捨てる時のデザインを考える…水に溶ける名刺を考えたそうです。
今夜の選曲: I'M HAPPY JUST TO DANCE WITH YOU / BEATLES