2012年05月22日

浮世絵に潜む洒落と暗号

ゲストは「 “江戸の暗号”をさぐる 100倍拡大!浮世絵DVDブック 1 日本橋 広重」の構成と文章を担当された、文筆家、編集者の伊東ひとみさん
浮世絵の大きさってご存知ですか?以外と小さくって、大判でも週刊誌を広げたくらいなんだそうです。その中に、詳細に絵があるわけで、ということは細かく彫っているということ!彫りの技術もスゴいんですね。

遊び心がいっぱいの浮世絵。浮世絵はそもそも江戸の風俗画で、いろんなものがあります。すごろくもあるし、美人画。中でも「 判じ絵(はんじえ)」は江戸の庶民に愛された遊びで、なぞなぞの一種。例えば、駒の絵に点々と目が…これは「ごまめ」のこと。肘から木が出ているのは、「ひじき」!

「浮世絵を見ていると、江戸の人の心の風通しの良さを感じる」と伊東さん。「洒落があって、表立って言えないことを、分かる人には分かるようにスルッと書いて楽しんで遊んでいる!」 itohitomi_tue.JPG

今夜の選曲:TAXMAN / BEATLES

staff| 20:48 | トラックバック(0) | カテゴリー:ゲストトーク

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