2012年12月28日
1月1日から1月4日のゲストは
雑誌「ソトコト」編集長、指出一正(さしで・かずまさ)さんです。
2013年のソトコト的キーワード、世界のロハス事情など、たっぷりと伺います。
雑誌「ソトコト」編集長、指出一正(さしで・かずまさ)さんです。
2013年のソトコト的キーワード、世界のロハス事情など、たっぷりと伺います。
今週は気仙沼の遠洋漁業会社、株式会社臼福本店・代表取締役社長の臼井壯太朗さんをお迎えしました。
臼井さんは「気仙沼海洋公園プロジェクト」をスタートさせました。漁業の街として、気仙沼にしか出来ないこと、漁師さんたちと一緒に水族館を作っていこうというプロジェクト。今後、震災の爪痕を観光としてみせていくだけではなく、食の大切さなども発信出来る水族館にしたいそうです。
『震災があったことを忘れてほしくないし、
みなさんへの感謝も忘れてはいけない。
被災地復興の中に、日本復興の鍵があります!』
今夜の選曲: IT ALL DEPENDS ON YOU / FRANK SINATRA
気仙沼の遠洋漁業会社、株式会社臼福本店・代表取締役社長の臼井壯太朗さんは、震災で改めて気付いた3つのことがあるそうです。
●エネルギーの大切さ
●食の大切さ
●人のあたたかさ、つながり
特に、人のあたたかさや繋がりに関しては、ここまでこれたのも自分たちの力だけじゃなく、全国の皆さんのおかげでここまで来れたという感謝の気持ちを忘れてはイケナイと。また今までは無かった、田舎と都会のつながりなど、「震災復興の中に、日本復興に鍵がある!」と臼井さん。
今夜の選曲: SWEET LORRAINE / FRANK SINATRA
今週は、気仙沼からのゲストです。遠洋漁業会社、株式会社臼福本店・代表取締役社長の臼井壯太朗さん。
気仙沼では、魚市場が半分くらいなおったそうですが、魚市場はあくまでも水揚げの場所。船をつけて準備をする岸壁や、乗組員を休ませる岸壁の3つで港町なのに、後者の2つがまだなおっていないそう。家で例えると台所が出来ているのに玄関がまだ。気仙沼の産業を支える船の乗組員のことを考えると、もっとやるべきことがあるのでは?と臼井さん。
復興資金は、気仙沼は50%、東松島市は96%以上を使っているそうで、市町村によって使うスピードがぜんぜん違います。臼井さんは、復興のためにはまずはスピード!と言っています。行政に出来ることと、民間に出来ることは違うので、歩み寄ってほしいとも。
今夜の選曲: HOW DEEP IS THE OCEAN? / FRANK SINATRA
今週は気仙沼の遠洋漁業会社、株式会社臼福本店・代表取締役社長の臼井壯太朗さんをお迎えします。
3月11日震災当日は、海が目の前にある会社で働いていて、裏山に避難したという臼井さん。最初は、また地震だなと思ったそうですが、いつもとは違う揺れに驚いたそう。津波も、今までは水かさがあがって1階が濡れる程度だったそうですが、まさかここまでの大津波が来るとは想像していなかったとか。
気仙沼は日本有数の遠洋マグロ船の基地で、さらにカツオの水揚げ量は16年連続日本一を誇る港町。震災のときも全国の漁船が気仙沼のためにと漁港に入ってくれたので連続記録が続いています。感謝の気持ちでいっぱいと臼井さん。気仙沼はやっぱり魚!港町!
今夜の選曲: THE NEARNESS OF YOU / FRANK SINATRA
気仙沼の遠洋漁業会社、株式会社臼福本店・代表取締役社長の臼井壯太朗(うすい・そうたろう)さんです。
漁港の街:気仙沼の現状と問題点、気仙沼海洋公園プロジェクトなど、たっぷりと伺います。
※12月24日の番組はお休みです
■プロフィール■
1971年生まれ。気仙沼で漁業団体の海外駐在員など歴任。また、気仙沼青年会議所の理事長時代に、学校給食の完全地産地消にも取り組まれました。昨年、遠洋漁業会社の臼福本店の専務だった臼井さんは、創業130年の会社を守っていこうと、震災後に社長を引き継いでいらっしゃいます。
書家の紫舟さんをゲストに、丸の内のMCフォレストで行われた公開収録の模様をお送りてきた一週間。
最後に、来年2013年に向けての言葉を紫舟さんに選んでいただきました。
「不覊独立」(ふきどくりつ)
会場に、紫舟さんが書いた「不覊独立」が展示されていますが、実はこの書はNHKの「龍馬伝」で使用されたもの!福沢諭吉の「西洋事情」に書いてある言葉で、三菱商事創始者、岩崎弥太郎が福沢諭吉の「西洋事情」を愛読されていたという史実があることから、この書を書いたそう。
意味は「何ものにも束縛されず、自らの考えに従って自分の意志で立つ!」
そして、小黒さんは「要」という文字でした。
***紫舟さん新春書初め大会***
開催日時:1月12日㈯11:00~13:30
会場:丸の内 MC FOREST
10名様をご招待します。
詳細・ご応募はコチラから。
今夜の選曲: CHRISTMAS WALTZ / FRANK SINATRA
書家の紫舟さんをゲストに、丸の内のMCフォレストで行われた公開収録の模様をお送りしています。
紫舟さんは「日本一心プロジェクト」という震災復興支援プロジェクトを主宰されています。多くの人たちが心を一つにすれば、必ず何かを成し遂げることが出来るんじゃないかという思いから生まれたプロジェクトで、現在も石巻の中高を中心に支援活動をされています。
関わった人が必ず何らかの形でチャリティが出来るイベントになっていて…例えば、コラボレーションライブを開催したときには観客の皆さんが入場料をチャリティ、イベント会場は食べ物代をチャリティ、アーティストは作品をチャリティ…というように。キャプテン翼の作者の高橋陽一郎さんと小原流家元の小原宏貴さんともコラボレーションライブを開催したそうです。
今年はクリスマスケーキを、再開した石巻のケーキ屋さんに800個作ってもらって届けるそうです。
***紫舟さん新春書初め大会***
開催日時:1月12日㈯11:00~13:30
会場:丸の内 MC FOREST
10名様をご招待します。
詳細・ご応募はコチラから。
今夜の選曲: THE CHRISTMAS DONG / PAUL MACCARTNEY
書家の紫舟さんをゲストに、丸の内のMCフォレストで行われた公開収録の模様をお送りしています。
紫舟さんの手掛けた作品といえば、2010年の大河ドラマ「龍馬伝」の題字です。コンペでA4の紙に書かれた情報を元に書いたそうですが…その情報というのが、福山雅治さんが主演であること/これまでになかった龍馬像をつくりたいということ/これまでの大河ドラマ題字は男性らしい骨太な字が多かったけど、それも時代を変えた龍馬を取り上げるので一新したい。
締め切りまで5日間くらいしかなかったそうですが、福山さんの音楽を聴きながら「龍馬が行く」を読み、どこかしっくりくるポイントは無いか探しながら、書いたり読んだり…そんな時間を過ごしていたそうです。
***紫舟さん新春書初め大会***
開催日時:1月12日㈯11:00~13:30
会場:丸の内 MC FOREST
10名様をご招待します。
詳細・ご応募はコチラから。
今夜の選曲: 4LB / SUNDOG
丸の内のMCフォレストで行われた公開収録の模様をお送りしています。ゲストは、書家の紫舟さん。
おばあさまが孫には書道を習わせたい!ということで、6歳の時に書道を習い始めた紫舟さん。先生がとてもスパルタで、今思い返すと、人よりたくさん書を書いて、あまりにも書きすぎていたので手が勝手に動いている感覚だったそうです。
紫舟さんは「意思を持った書の提案」をされています。
フォントで打った文字は情報で、書は、言葉がそもそも持っている意味を整理して、一つに表すことが出来るとのこと。例えば「会う」。毎日会う人なのか、恋しい人に会うのか、2度と会うことが出来ないと分かっている人に会うのか…それによって書体も変ってくるそうです。
***紫舟さん新春書初め大会***
開催日時:1月12日㈯11:00~13:30
会場:丸の内 MC FOREST
10名様をご招待します。
詳細・ご応募はコチラから。
今夜の選曲: WINTER WONDERLAND / JASON MRAZ
今週は、書家の紫舟さんをゲストに、
丸の内のMCフォレストで行われた公開収録の模様をお送りします。
三菱商事ビル一階に、今年10月1日にオープンした「MC FOREST」。三菱商事の環境・CSR活動が紹介されているんですが、森をイメージした内装で「森のコースター」という木製のカラクリもあります。木製のボールを入れるとカラクリが動き出し、木の成長の様子がわかるんです!
2階へあがる階段の壁には紫舟さんが書いた「希望のいしずえ」という言葉が書かれてあります。これは三菱商事の取り組みの中での、復興支援などの活動の柱としている言葉で、投資が未来への基盤となり日本をつくるという意味で、しっかりした書体で書いたそうです。
***紫舟さん新春書初め大会***
開催日時:1月12日㈯11:00~13:30
会場:丸の内 MC FOREST
10名様をご招待します。
詳細・ご応募はコチラから。
今夜の選曲: BOSO1 / SUNDOG
社会学者の古市憲寿さんをお迎えした5日間。
日本に生まれて良かったと思っている若者は、なんと98%もいるそうです。海外旅行は減っているけど、留学生は増えているそう。
最後に、古市さんが今の大人に言いたいこと。
「よく日本はネガティブだと言われるけど、まだまだポテンシャルはあると思う。若者頑張れ!もありがたいけど、お金とチャンスを出してほしい!若者に任せちゃえば頑張るんです。」
★古市さんが執行役を務める有限会社ゼント
今夜の選曲: MAKING OF YOU / CURTIS MAYFIELD
社会学者の古市憲寿さんは、先月、講談社から「僕たちの前途」を出版されました。
古市さんが働く有限会社ゼント設立から、若手起業家にスポットを当て日本社会における企業について書かれた本です。また、世代を超えた田原総一朗さん、次元を超えた島耕作との対談もあります。
2013年は戦争博物館の本を出すつもりで、現在、執筆中だとか。
今夜の選曲: IF I WERE ONLY A CHILD AGAIN / CURTIS MAYFIELD
今週は衆院選で「社会を変える、日本を変える」といった言葉が飛び交っています。政治の世界では強いリーダーが求められていますが、社会学者の古市憲寿さんは、強いリーダーが何をやったかというと、何もやっていない、強いだけでは意味が無いとおっしゃっています。
古市さんが今の社会制度に、何かを提言するとしたら?「少子化をみんな考えないとイケナイ!国の人口が減ると労働力も減り、高齢者と若者のバランスが変る。日本人全員の問題なのに、もっと目を向けるべき!」
★古市さんが執行役を務める有限会社ゼント
今夜の選曲: MOVE ON UP / CURTIS MAYFIELD
「幸福感は年代別で違う」と、社会学者の古市憲寿さん。若者は<友人関係>、30〜40代は<家族>、50代は<健康>なんだそうです。
また、若者は不満は無くても不安は抱えているそうで、しかも右肩上がりに増えているとのこと。現在は満足だけど、職業など将来の不安が多いそうです。また、大人は東日本大震災以降、変らないことに関して、またゆるゆるとした幸福感に関して、憤りを感じる人が増えているとも。
★古市さんが執行役を務める有限会社ゼント
今夜の選曲: BABY IT'S YOU / CURTIS MAYFIELD
今週のゲストは、社会学者の古市憲寿さんです。
著書「絶望の国の幸福な若者たち」で、現代の若者は就職も厳しく、少子高齢化、財政赤字の負担など不遇な世代と言われているが、そんなことはない、「若者は幸せだ」と論じて話題となりました。
2010年の内閣府調査で、過去40年で最高の7割の若者が今の生活に満足とも書いてありますが、実際、そこそこのお金で生活を楽しめる、目先の幸せがあるから、なかなか不満が無いのでは?と。
逆に、不満足なのが多いのは30〜40代で、満足度を年齢グラフを考えると、U時型になっているそうです。
★古市さんが執行役を務める有限会社ゼント
今夜の選曲: SUPERFLY / CURTIS MAYFIELD
社会学者の古市憲寿(ふるいち・のりとし)さんです。
現代の若者と社会、彼らの幸福感とは?若者にチャンスを!など、たっぷり伺います。
■プロフィール■
1985年東京生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程に在籍、慶應義塾大学SFC研究所上席所員として、若者とコミュニティについての研究を進める傍ら、有限会社ゼントの執行役としてマーケティング、IT戦略立案などに関わり、また、現代の若者を語る社会学者として活躍されていらっしゃいます。
今回のポッドキャスティングは、12月3日から12月7日放送分、
NPO法人エコロジーオンライン理事の上岡裕さんです。
NPO法人エコロジーオンライン理事の上岡裕さんをお迎えしての最終日。
上岡さんに、みなさんにぜひ読んでいただきたいという、エネルギー問題に関わる本をご紹介いただきました。
「風力発電が世界を救う」著:牛山泉
『風車、水車はハイテクとローテクが組み合わさっています。動くものに関してはメンテナンスなどで地域に雇用が生まれます。風力発電は大金持ちにはならないけれど、長い間ゆっくり発電してくれますから!』
今夜の選曲:JABADAW / CHIEFTAINS
今週はNPO法人エコロジーオンライン理事の上岡裕さんをお迎えしています。エコロジーオンラインでは、東日本大震災の被災地復興のためのいろいろな事業もありましたが、現在は2つに絞っているそうです。<福島の再生可能エネルギーの事業活性化のお手伝い>と<福島から他県へ避難した人とどうコミュニケーションを繋いでいくかのお手伝い>。
今年7月にスタートした固定価格買取制度によって、地域に新しい経済が生まれるかもしれません…と上岡さん。たとえば限界集落に太陽光発電などの自然エネルギー発電所を設置すると、制度が続く限りお金が生まれ、雇用も生まれ、若い人が帰ってきます。エネルギー見直しの中で、新しい地域活性化が生まれる!という考えの政治家が生まれるかもしれない…とも。
今夜の選曲:THE BELLS OF DUBLIN〜CHRISTMAS EVE / CHIEFTAINS
上岡裕さんが理事をつとめるNPO法人エコロジーオンラインでもDVDの貸し出し行っている、映画「シェーナウの想い~自然エネルギー社会を子どもたちに~」。あらすじは…ドイツ南西部、黒い森のなかにある小さな街:シェーナウ市。チェルノブイリ原発事故後、シェーナウの親たちが子どもの未来を守るため、自然エネルギーの電力会社を自ら作ろうと決意する…という映画なんですが…
そんなドイツでは、自然エネルギー電力に契約を換える市民が増えているそうです。それは福島がきっかけ。そこで日本でも声さえ集まれば、そこに自然エネルギーを供給しますよ!という会社があってもいいのでは?と思ったのが、市民が電力会社を作るプロジェクトを立ち上げたきっかけなんだそうです。
今夜の選曲:CAROLAN'S CONCERTO / CHIEFTAINS
NPO法人エコロジーオンライン理事の上岡裕さんは、新しく「そらべあエネルギー株式会社」を立ち上げました。
なかでも、エコロジーオンラインに参加した女性が中心となって、市民が電力会社を作るプロジェクト「希望の虹色電力」の取り組みを始めたばかり。
市民で電力会社を作るのはもちろん大変で、太陽光だったら太陽が出ていないと。風力だったら風が吹いていないと電力が生まれません。そこで、ベースロード(調整用)と言われる、何があっても電気を供給出来る発電所(火力、水力など)を用意しなければならないそうです。
今夜の選曲:GUADALUPE / CHIEFTAINS
今週のゲストは、NPO法人エコロジーオンライン理事の上岡裕さんです。
上岡さんは早くから再生可能なエネルギーの普及啓発事業を実施、お台場の潮風公園にある太陽光発電施設「ひだまり〜な」も、そのひとつ。東京都と協働で実施した「TOKYOソーラーシティプロジェクト」のシンボルとなるもので、企業や東京都民の皆様からの協賛などを受けて2007年完成しました。
また、<そらべあ基金>というプロジェクトでは、北極グマをキャラクターにしたグッズのロイヤリティで、幼稚園や保育園に太陽光発電システムの寄付34基を設置されています。
今夜の選曲:
THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY〜THE REEL WITH THE BERYLE
/ CHIEFTAINS