2013年02月08日
北斎を見る時の3つのポイント
今週は、生物学者福岡伸一さんをゲストに、
丸の内MCフォレストでの公開収録の模様をお送りしました。
最後に、福岡さんには生物学者ならではの視点で北斎の作品について。
3つの視点から見ると北斎を楽しめるそうです。
<北斎ブルー>
どの画家も青を何とか絵に取り入れたいと戦ってきました。
美しいベロ藍、それが北斎ブルー。
<動的平衡>
絵としてはもちろん留まっていますが常に動いている様子を
描いています。
<遠近法>
非情に大胆なデフォルメ、遠近法。
現在「フェルメール・センター銀座」で、
リ・クリエイトという技術を使った北斎作品を展示した、
「あっぱれ北斎!光の王国展」が開催されています。
現代に蘇った書いた当時の北斎ブルーを見に行ってみては?
今夜の選曲: THE NIGHT WATCH / KING CRIMSON
staff| 20:48
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