2013年07月16日
海の生物の不思議
海洋動物学者・海洋ジャーナリストの永田雅一さんは、これまで多くの
海の調査に参加されています。
たとえば、海洋牧場・マダイの音響馴到実験(大分県水産課)。
水中に太鼓の音を流してから、マダイの幼魚にエサをあげ、
音をならすと集まってくるようにする学習実験。
すると、大きくなって船から太鼓の音をならせば
寄ってきて釣れるのではないかという面白い実験です。
また、イルカやクジラは超音波で会話をしていると言いますが…
イルカやマッコウクジラのように歯のあるクジラは超音波を
出すことが出来るそう。
イルカは小さな魚に超音波をぶつけて気絶させて食べ、
音波が跳ね返ってくるのでどんな生き物がいるか感知する。
シロナガスクジラやザトウクジラのようにヒゲのあるクジラは
低周波を出すそうです。しかも200キロ届く低周波。
遠くに仲間がいることを察知出来るそうで、広い海も
シロナガスクジラにしてみれば庭のよう!
今夜の選曲: PASSEIO NO RIO / LUIZ BONFA
staff| 20:48
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