2013年08月14日
能の世界に入ったきっかけ
重要無形文化財の保持者である、観世流能楽師津村禮次郎さん。
そもそも能の家に生まれたわけではなく、大学時代、先輩から能のサークル
に誘われたのがきっかけなんです。しかも、学園祭でやるから女子も来る!
だから入らないか…という誘いだったそうです。
最初に師事した師匠は、津村紀三子さん。女性能楽師です。
明治以降、能は一般的なものになっていき、女性もたしなみとして
やるように。とくに大正〜昭和にかけて、女性の意識は高くなり
昭和13〜15年にかけてプロの女性能楽師が公認され、
津村さんもそのうちの、お一人だったそうです。
今夜の選曲: BUEDO / ASTOR PIZZOLLA
staff| 20:48
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