2014年05月27日
暗闇の中で食にきちんと向き合う
浄土真宗東本願寺派寺院 緑泉寺の住職 青江覚峰さんは
「料理僧が教える ほとけごはん」(中公新書ラクレ)を発売されました。
料理僧は、青江さんが作った言葉です。
そもそも僧は「文章や言葉で仏教を伝える人」。
ですが、文章も言葉も苦手だった青江さん。
そんな中、明治から大正時代に、俳句で仏教を伝えた
大谷光演(句仏上人)の生き方に感銘を受け、
自分の得意である料理で、様々な活動をして行く事になったのだとか。
青江さんの活動の1つに、うす暗闇の中でアイマスクをし、
視覚を奪った状態で食事をする「暗闇ごはん」があります。
現代では、時間を気にし「ながら」食べてしまう事が多く、
食を向き合い考える機会を多くの人にしてほしいと始められたそうです。
今夜の選曲:DR.O’S RAG / 濱口祐自
staff| 20:48
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