2014年12月04日
次の世代に受け継がれて行く春画の価値
立命館大学衣笠総合研究機構の専門研究員の
石上阿希さんをスタジオにお迎えしています。
現代語訳されている春画は、まだ数少ないのが現状です。
出版物として、一般の人たちが手にしたものは、
主人公も一般の人たち。
もちろん、春画は作り物で真実ではありませんが、
その世界を読み、理解するのは、その時代の人たちの
生活の感覚が必要であると、石上さんはおっしゃいます。
春画はカラフルに印刷されているものが多く、
中でも金箔が使用されたりや桐箱に入っていたものもあり
高価なものでした。そのため立派な春画は、花嫁道具として
次の世代に受け継がれていたそうです。
今夜の選曲 : AIN'T THAT PECULIAR / MARVIN GAYE
staff| 20:48
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