2015年02月18日
交流から生まれるプロジェクト
『「種は船」航海プロジェクト』は、
「明後日朝顔プロジェクト」から展開された
交流によって生まれたプロジェクトです。
日比野さんは、全国の美術館で展示をやる際に
収穫した朝顔の種を持って行き、
それを植えてもらうという活動をしていました。
その朝顔の種から、全国で地域の交流が始まりました。
種の形が船の形に似ている、と思い、
日比野さんが段ボールで朝顔の船を作りました。
そのダンボールの船を見て、
横浜のチームが「水に浮かべよう」と言って浮かべ、
鹿児島のチームが「人を乗せよう」と言って人を乗せ、
舞鶴のチームが「航海させよう」と言って
エンジンを付け航海させました。
連想ゲームのように「種は船」航海プロジェクトは
どんどん進んでいったのだとか。
日比野さんの作品は
今作りたいものを、今見せれる事が大事だ、
という考えの元、ダンボールで作られた作品です。
保存は考えておらず、
劣化しても作品はゼロにはならないから、と日比野さん。
今夜の選曲 : MAGICAL MYSTERY TOUR / BEATLES