2015年05月05日
日本の木にこだわった、人生で最初に出会う美術品
今夜も、東京おもちゃ美術館のチーフディレクター、
星野太郎さんをゲストにお迎えしています。
100カ国10万点ほどのおもちゃを展示・貯蔵している、
「東京おもちゃ美術館」。幅広い年代の方々が訪れ、
現在では来館者は年間13万人ほどなのだとか。
「東京おもちゃ美術館」の前身は、芸術教育研究所。
そこの初代所長の持つ、「おもちゃは、子供が最初に出会う芸術品」
という考えの元、博物館ではなく、美術館にしたのだとか。
日本は木が豊かで、職人さんも優秀でありながら、
おもちゃの自給率は、今でも、世界で見てかなり低いのだとか。
そんな中、「東京おもちゃ美術館」では、
「ウッドスタート活動」を行っています。
これは、沖縄県国頭村や東京都新宿区などの自治体と共に、
子供に木のおもちゃを提供して行くという活動。
その活動をしている事で、星野さんは、少しずつではあるものの、
世の中の木のおもちゃに対しての意識が変わってきているとも感じるそう。
今回はスタジオに、
子供が成功体験を得られるような木の楽器として
「誰が叩いても、何となく沖縄民謡になる」木琴をお持ち頂きました。
今夜の選曲 : おだやかな暮らし (with tico moon) / おおはた雄一