2015年08月07日
ドキュメンタリー映画監督との出会いは、身体の傷
ドキュメンタリー映画
「フリーダ・カーロの遺品-石内都、織るように」の監督は、小谷忠典さん。
小谷さんは、学生時代に、身体の傷を撮影した
石内さんのシリーズ作品「acars」を見て、感銘を受けたそう。
さらに、小谷さんのデビュー作「LINE」は、
娼婦の身体の傷を追う作品です。その後、小谷さんから
石内さんに連絡があり、映画撮影に繋がったのだとか。
「撮影が苦手なんです」と石内さん。
いつも短い時間で勢いよく撮影し、
その後出来た作品を見て、色んな事を感じ、
ご自身を最初のお客さんだと思って、搬入までされるそう。
石内さんは昨年、日本の古き習慣「背守り」を撮影し、
展示会「幼き衣へ」を開催されました。
この作品たちを年内に写真集として完成させるのだとか。
さらに、フリーダ・カーロの遺品を撮影し、その流れから、
現在興味があるのは、20世紀を代表する、
アメリカの女性画家「ジョージア・オキーフ」だそう。
今夜の選曲;GYMNOPEDIE NO.1 / YUJI HAMAGUCHI