2015年08月26日
被災地や栽培農家で、レイを編んで笑顔をうむ。
フラワーアーティストの大谷幸生さんは、
2011年の東日本大震災で津波の被害にあった、
いわき市の海岸:久之浜での活動もされています。
津波で荒らされた海岸に、ハマエンドウが沢山咲いています。
ハマエンドウは特に珍しくはないのですが、
震災から数ヶ月後に何もない砂から、芽を出した事で、
地元の方々は勇気づけられれたというエピソードが。
そこで、ハマエンドウを使ってレイを作ったのだとか。
材料が準備されていれば、30分程度で完成するレイ。
インド、東南アジア、バルト三国など、
世界各国で花の冠は存在しています。
クリスマスリースも起源はレイと同じのため、冠の形です。
大谷さんの著書「笑顔の花飾り」中でも、
小黒さんが綺麗だと感動したのは、林檎の花。
実の栽培の過程で、ほとんど捨てられてしまう林檎の花は、
なかなか目にすることは少ないです。
「農家さんで、花を摘む作業を手伝う代わりに、
捨てる花をもらうというイベントが出来ると、
自分たちも農家さんたちも喜んで下さると思います」と大谷さん。
今夜の選曲:SITTING,WAITING,WISHING / JACK JOHNSON