2015年09月30日
色鮮やかな明治伊万里を復刻!今の職人たちの技術向上へ。
200年以上続く有田焼の窯元「弥左エ門窯」の7代目当主、
松本哲さんは、「明治伊万里」を復刻させる
プロジェクトにも参加されています。
もともと「明治伊万里」は、明治時代作られ、
万国博覧会などに出品していた、
和洋折衷の精密な柄が書かれた有田焼。
明治伊万里のような本物の技術を復刻されることで、
職人の技術向上にも繋がるそう。
復刻した明治伊万里は、普段は使用しない有田の土で作られ、
本物志向の方に向けたものとして販売されています。
有田には、有田焼を勉強する学校もありますが、
弥左衛門窯の職人さんの多くは、地元の主婦の方など。
現場は、芸術家でなく、日々同じ作業をこなし、
やりながら覚えて行くのも、大切なのだとか。
松本さんは、実家を継ぐ意志はずっと持たれていた物の、
継ぐ前に東京でも暮らしてみたい、と思い、
都市銀行に入行され、東京勤務をされていたそう。
今夜の選曲:COME TO ME / OTIS REDDING