2015年10月27日
第二の故郷ミャンマーで、聴診器1つで医師として生きる。
NPO法人「ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会」
で代表を務める名知仁子さんは、
国境なき医師団の登録をされていました。
最初に赴任したのは、カレン族の難民キャンプ。
そこで、医師として聴診器だけで診察するということを
教わったという名知さん。
さらに、移動巡回診療をしていた時、
船の上で夕日を見た時に、自然と
「ミャンマーが第2の故郷だ」と感じたそう!
そして、ミャンマーの医療現場への
援助活動を行おうと決意し、NPO法人を発足し、
3年が経過しました。
12の村を回って診療している
名知さん達が感じているのは、
薬代の高さと、保健医療の大切さ。
村での保健医療の定着は難しく、今でも
ビタミンB1欠乏症 での死者が多いのだとか。
高価な栄養補助材を使用せずに、
お米の研ぎ汁を捨てずに飲むようにと伝えるのですが、
研ぎ汁は豚に与え、捨てるもの、という意識が根強く、
今でも、子供にも大人にも、根気よく指導されているそう。
今夜の選曲:QUE BOM, AMIGO / MILTON NASCIMENTO