2015年12月25日
広がるソーシャルインクルージョン。工夫と余白を楽しむ社会へ。
ゲストは、雑誌ソトコト編集長の指出一正さん。
2015年に注目されたのは、ローカルの他にも
「ソーシャル インクルージョン」があります。
「ソーシャル インクルージョン(社会的包摂)」とは、
社会の多様性、お互いを認め、いろいろな人が暮らしやすい
社会にしていこうというもの。
ソトコトでも、「みんなの多様性」という特集を組んでいます。
指出さんは、取材を通して感じたことは、
「この業界が元気で若い」ということ。
ローカルも最初取材して感じたのも同じことで、
今後目を向ける世の中の流れになっていきそう、とも。
宿泊の形も多様化し、日本橋にある
「IRORI HOSTEL and KITCHEN」のような、宿泊だけでなく、
そこでの人との繋がりを求める宿が増えているのだとか。
「手に届く幸せという意味で、ゲストハウスはダイレクトで、
今の若者は魅力を感じるのかもしれません」と指出さん。
釣りが趣味の指出さんは、
自然の中の文化も楽しくなっていると感じるそう。
中山間地域にも良いカルチャー、新鮮味のある若者の文化が
届いてきているのだとか!
「お金がないからこその工夫が面白いんでしょうね。
余白のある、計画性の無さが、刺激的に見えます」とも。
今夜の選曲:O COME ALL YE FAITHFUL / ART GARFUNKEL