2016年01月13日
環境問題に関心のあった大学時代。古本屋を選んだ理由とは。
雑誌ソトコトが創刊したころ、
世間では環境の悪化が問題視され始め、
森岡書店のオーナー、森岡督行さんも
環境問題に関心があったとか。
森岡さんは、就職活動をする時期でしたが、
「環境を消費する、経済活動の1部になりたくない」と思い、
卒業から1年間、バイトをされながら生活されていました。
その時に出会ったのが、一誠堂書店の求人広告。
昭和5年のビルであり、古本を取り扱うため環境にも優しく、
神保町も本も好きだった森岡さんの考えにぴったりだったとか。
古書店の仕事の1つ、「落丁調べ」という、
仕入れた古本に、破損が無いかを確認していく作業があり、
この作業をしてから、古本の値段を決めていきます。
まだインターネットの無い時代、古本の値段を決めるほどの
目利きができるようになるには、経験と知識が必要で、
そのために修行をしていく、という流れだったそう。
今夜の選曲:I’LL NEVER BE FREE / SHE & HIM
staff| 20:48
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