2016年01月27日
素材からデザインするようになった経緯とは?
ファションデザイナーの浜井弘治さんのご両親は、
”街の仕立て屋さん”。そのため、ご自身も
幼少期よりファッションに興味があったとか。
さらに、中学2年生の時に「雑誌POPEYE」が創刊され、
文化的な記事たちに影響を受けたそう。
浜井さんが学生時代、素材に穴を開けたり
面白い素材を使うなど、”素材ブーム”がありました。
そんな中、就職先が決まらなかった浜井さんは、
他の人が行かないような就職先を目指そう!と、
八王子市にある工場“みやしん”に就職を頼みにいったそう。
そして工場で勤めていた時期に、装苑賞を受賞され、
三宅一生さんの事務所に勤めることになったのだとか!
現在では山口県に事務所を構え、
萩市の竹で家具を作る会社から端材をいただき、
ボタンやバックルなど商品展開もされています。
日本の工場の技術は、世界でも戦えるレベルですが、
価格帯が東南アジアや中国には負けてしまう、というのが現状。
そこから発信される浜井さんが手がけるブランド、
今後の展開がより楽しみになります!
今夜の選曲:UP THE HILL BACKWARDS / DAVID BOWIE